ゲームクリエイターで、スクウェア・エニックスに在籍し
一時は堀井雄二氏と一緒にドラゴンクエストを制作していた
クリエイターであった藤澤仁氏。
ドラゴンクエストVIIの頃から、主にシナリオの方面で
ドラゴンクエストに関わり、VIIIではシナリオだけではなく
総合ディレクター的な立ち位置に居た藤澤氏。
最近では、去年ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドが発売した時に
電ファミニコゲーマーの対談企画に登場し、ゼルダの伝説のプロデューサーである
青沼英二氏と、濃密な内容の対談を繰り広げて話題になっていた。
まず2Dゲームで開発、社員300人で1週間遊ぶ!? 新作ゼルダ、任天堂の驚愕の開発手法に迫る。「時オカ」企画書も公開! 【ゲームの企画書:任天堂・青沼英二×スクエニ・藤澤仁】
こちらの対談では、非常に興味深い話が連続しており
また、ゲームづくりの考え方として2人の異なる考え方が垣間見れた
非常に読み応えのある記事になっていた。
この記事では、藤澤氏が堀井雄二氏のことを書いており
そして、この対談の時には、既にドラゴンクエストから離れて
『予言者育成学園』というソシャゲの
ゲーム制作の部分で深く携わっていることが言及されていた。
こちらも当然ながら、スクウェア・エニックスよりリリースされていたタイトルである。
しかし、こちらの預言者育成学園がサービス終了することが発表され
それと同時に、藤澤氏自ら、既にスクウェア・エニックスを退社していたことを明かしたようだ。
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既にスクウェア・エニックスを退職していたことを、藤澤氏がツイッターで報告する。
預言者育成学園であるが、昨年の11月を以って、元々のスクウェア・エニックスから
デジタル・ワークス・エンターテイメントに運営が移管されていた。
「予言者育成学園 Fortune Tellers Academy」がデジタル・ワークス・エンターテイメントへ運営移管に
この移管後にどうやら、コアスタッフが退職したといった理由で
本日、スクウェア・エニックスより、預言者育成学園のサービス終了がアナウンスされた。
いつも『予言者育成学園 Fortune Tellers Academy』をご利用いただき誠にありがとうございます。
2016年2月15日(月)にサービスを開始いたしました『予言者育成学園 Fortune Tellers Academy』は、この度、2018年6月29日(金)のメンテナンスをもちましてサービスを終了させていただくこととなりました。
2017年11月の運営移管後、スタッフ一同力を尽くしてまいりましたが、コアスタッフの離脱等により運営体制を維持することができず、今後お客様にご満足いただけるサービスの提供が困難であるという結論に至りましたため、誠に残念ですがサービス終了を決定いたしました。
これまでご愛顧いただきましたお客様には深く御礼申し上げますとともに、この度のご案内となりましたことを心よりお詫び申し上げます。
このコアスタッフの一人が藤澤氏ということなのだろう。
この発表を待っていたかのように、藤澤氏が幾つかのツイートを立て続けに行っており
ツイートの流れで、自身がスクウェア・エニックスを退職したことを報告した。
『予言者育成学園』サービス終了の告知が出されました。https://t.co/WLiiImYk4o
それに際しまして、twitterからではありますが、私からもコメントさせてもらいます。#予言者育成
— 藤澤 仁 (@JIn_Fujisawa) 2018年4月27日
2年と数か月に渡って遊んでいただき、ありがとうございました。
「一日でも長く」
そういう気持ちでやってきたましたが、ついにこの日を迎えてしまい、己の力不足を痛感しています。
サービスが続くと信じて毎日遊んでくださる方が、今も大勢います。
それをわかっているからこそ、とても無念です。— 藤澤 仁 (@JIn_Fujisawa) 2018年4月27日
昨年の11月にDWEに運営移管をした以降もプレイヤーとして見続けていましたが、率直に言えば、うまくやれていないことが多かったと思います。
それでも現スタッフは、なんとかしたいという気持ちを見せてくれていたので、任せた立場の人間が口出ししすぎないようにと離れた立場で見守っていました。
— 藤澤 仁 (@JIn_Fujisawa) 2018年4月27日
運営移管後、藤澤はストーリー執筆に専念しており、グリモアの3キャラ分を開発に渡してありました。
ですが、上記のような運営の不調もあって、なかなかリリースできずにいました。「ストーリーどうなったの?」という声があることに気づいていましたが、お答えできず申し訳ありません。
— 藤澤 仁 (@JIn_Fujisawa) 2018年4月27日
予言者育成学園は、個人的な愛着も強い分、もっとこうしたかったという想いも強いゲームでした。
ストーリーが未完なこと。
熱く盛り上げてくれるプレイヤーさんが大勢いたこと。約束ではありませんが、いつかこの世界の続きを作りたいと強く思っています。
そのことは、皆様にお伝えしておきます。— 藤澤 仁 (@JIn_Fujisawa) 2018年4月27日
最後に、私事にてご報告です。
藤澤は、スクウェア・エニックスを退職しております。
退職後も予言者の執筆を続けさせてもらっていましたが、現在は別会社にて新たな挑戦に取り組んでおります。
近況については、別にお伝えする機会をつくれればと思っています。
突然の報告となり、申し訳ありません。— 藤澤 仁 (@JIn_Fujisawa) 2018年4月27日
恐らく、かなりの大人の事情的なものがあったのは想像に難くない。
実際に藤澤氏が、スタッフとして外れたのはいつだったのだろうか?
このツイートの前のツイートが、3月4日につぶやかれているので
それまではスクウェア・エニックスに居た可能性があるが…。
もっとも、今現在はスクウェア・エニックスとは別の会社に居るとのことで
この会社が一体どこなのか…今後藤澤氏本人から明かされることがあるかもしれない。
任天堂に行っていたら面白いと思うが…。
それにしても、スクウェア・エニックスから優秀な人材が次々と離脱している。
元セガの中氏がスクウェア・エニックスに入社したという話はあったが、それ以外だと
本当にスクウェア・エニックスに残っている名だたるクリエイターはどんどん減っている。
今後のスクウェア・エニックスの体制的にも、色々と影響を及ぼしそうな今回の藤澤氏の退社。
藤澤氏の新天地がどこで、そして今後新たなゲームをリリースしてくるかどうかは
今の時点ではわからないが、今後の藤澤氏の動きに注目したいと思う。
こういうツイートではあまり見たことのないポジティブな反応の多さに驚きました
ネガティブなのはこまめに消してるのかな?とうがった見方もしましたが(笑)、チラホラ程度にはあるので、やっぱみなさんに慕われているんだろうなあと
どこに行かれたのか不明てすが、願わくばみなさんの期待を裏切らない良いものを作ってくれればと
私もさらっと反応を見ましたが、藤澤氏をねぎらうツイートのほうが多く見られましたね。
もちろん預言者育成学園のサービスに不満を持っていた人も居ると思うのですが
概して好意的な反応が多いのは、それだけの実績と作品にかける情熱というのが
周りにも伝わっているということなんでしょうね。
スクエニの中では、かなり優秀なクリエイターだったと思うので、今の環境で
心機一転頑張って欲しいところですよね。ほんと、どこの会社に入ったんだろうか?
もうスクエニはあかんでしょうね・・・。
才能も全て使い果たして、人材消えて、後は過去の栄光にへばり付いてソシャゲでどこまで延命するかしか見えないっす。
大体優秀な人材は、スクエニを辞めています。
後は社内政治で、成り上がった人たちが残ってゲームを
のんびり作っているというところです。FF7Rなんて、ほんといつ出るかわかりませんからね。
最近ではセガの中氏がスクエニに入社したことが明らかになっていますが
その才能を活かせる部署があるのでしょうか…。
そう言えば、ハタのせいで曲芸師ぶっ壊れて、パズドラが凄いことになりましたね・・・。
まあ、合併した時点で勝負あり!ですかね・・・。もう、スクエニってだけで萎えてしまう・・・。悲しい・・・。
パズドラはまだソシャゲでは、相当な人気があるんですよね?
この辺りの話には本当に疎い管理人です。
スクエニだけで萎えてしまうというのは、一定のCSゲーム好きでも
もはや共通認識になりつつあります。とにかく、最近のスクエニのゲームは質が低い。
いや、パズドラはもう・・・・。やめてあげて・・・(T_T)
ゲームとしては間違いなくソロならソシャゲNO.1なんだけど・・・。
では、そこにはもう触れないでおきましょうかw
それでも息が長いコンテンツではありますよね。
まあ、パズドラモンストが長生きしてる理由は、他のソシャゲがつまらんだけですね。
結局一時期はこの二大を上回ってた白猫もインフレ限定ラッシュで自滅したし、FGOも少数ですし。
ドッカンバトルもやらかしてるし、パズドラモンストが面白いと言うよりは他がつまらなさすぎるだけですね。
かなりのゲームやったけど、結局この2つに戻ってくる感じですし。
まあ、持って後2,3年かな?それ以降はコンシューマーの大復活もありうる。ソシャゲ下火だけど、パズドラとモンスト死んだら実質終了ですわ。
なるほど。凄まじい説得力w
昔ながらのゲーマーですと、課金で優劣が決まるのもなんだかなぁ…というところです。
結局、この手の市場は徐々に衰退していくだけだろうなと思っています。
ただでさえ、幾つかのヒットタイトルが幅を利かせる裏で、ひっそりとサービスを
終了していくゲームが凄まじい量ありますから。よほど体力があるメーカー以外は
もはや博打とも言える市場です。結局金を持っているところが最後に残るんですね。
まあ、ほとんど有名なのはやってでの感想なので、それなりに自信はあります。
もちろん好き好みはありますけどね。
結局パズドラモンストのシステムを上回れるゲームがいない。
そのうちパズドラは自滅しそうですし、モンストが1番安定ですけど、今年になってかなり酷いし・・・。
パズドラは6周年、モンストは秋で5周年。
5年経ってもヒット作生み出せないんだから、ソシャゲ界ももう終わりですかね。
ソシャゲも、今はカオスな市場ですからねえ。その中で面白いのが一握りというのは
やはり、アタリショックのようなものを感じます。
パズドラ・モンストもいつかは衰退しますからね…。そうなったときにその代りの
ソシャゲというのは現れるのでしょうか?
多分その辺飽きられたら、ガチャ系は難しそうですね。
シムシティやアビスリウム(水族館のようなゲーム。スイッチに出るらしい・・・・?)、課金したらその分確実に効果があるのが残るかと・・・。
美少女・美少年系もどうかなって感じです。
まあ、ソシャゲがお金にならないってなったら開発者も減るでしょうし、ヒット作は生まれないのでは。
戦国乱世の時代ですかねぇ・・・。
ソシャゲは、戦国乱世というか、もう一部の体力のある企業が
金に物言わせてやる市場…ってところですかね…。
名もなきソシャゲは、すぐにサービス終了という運命でしょう…
アイディアというよりは、如何にプロモとキャラクターに金をかけられるか…
というのが、ソシャゲが成功するかどうかになっているような気がします。