7月26日に、実に据置では12年ぶりの完全新作となる

タイトルとして発売されたファイアーエムブレム風花雪月



ファイアーエムブレム自体はファミコンの後期の90年に、第一作が発売され

その後シリーズが展開され、一時はIP打ち切り間近まで迫ってしまったものの

3DSで発売された覚醒が、IP打ち切りの分け目となる売上を無事に越えて

シリーズの存続がかろうじて決まったタイトルである。


結局、3DSの覚醒は最終的に当時のシリーズとしては国内外で歴代最大の売上を記録し

その後発売されたifはその記録を更に抜くなど、IPは完全復活を果たした。

元々登場キャラに濃厚なファンがついている作品群でもあり、スマホゲーで

今まで歴代シリーズに登場した主要キャラクターを一堂に会させたところ

任天堂のソシャゲーでは、最大の稼ぎ頭となり、今では海外にも多くのファンを増やしているIPとなった。


今回の風花雪月は、特に海外での評価が非常に高く

海外では、今年のGOTY候補だとか、歴代のFEシリーズでもっとも

強い売上を記録するだろうと言った予測がなされたが

世界最大のCS市場を持つ北米において、FEは好調すぎる出足を記録しているようである!


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北米でFE風花雪月がかつてないレベルでの品薄状態に!NPDの集計にも影響か?

日本では初週パッケージ版が14.3万本の売上を記録したFE風花雪月。

個人的な予想よりはだいぶ落ちたものの、日本ではニンテンドースイッチオンライン加入者限定の

お得なサービスである、任天堂ソフトが2本9980円で購入できる

カタログチケットの影響が大きいと思われる。風花雪月は定価が高めなので

他の定価が高いソフト…とりわけ、こちらも既にあらかじめDLがスタートしている

アストラルチェイン、または6月のスイッチの目玉タイトルであった

マリオメーカー2と同時に引き換えを行っている人が多そう…という印象である。


日本ではDL版が相当に売れていそうだが、今回のカタログチケットは

実は北米では期間限定の施策となっている。理由は、北米ではパッケージのソフトが

高くても59.99ドルで、あまりこのカタログチケットに旨味が無いからである。

そのため、DL版は日本に比べたら売れないと思うが、その結果風花雪月が

未だかつてないレベルでの品薄状態になってしまっているようである。



小売が強い米国で、この結果は正直機会損失であるとも言える。

今までに例が無いほどのレベルでの品薄ということで、これが解消されるのは

いつになるか?というのが焦点であろうか。

しかし、それだけ強い需要があるということでの証左でもあるので

ある程度潤沢な在庫が用意されれば、今回のファイアーエムブレムは歴代シリーズ最高の

売上を更新する可能性は十分あると言える。正直、この機会損失は痛い話でもあろうが

任天堂には頑張って在庫を用意してもらいたいところ。世界で評価されているタイトルなので

海外での人気が高いFEHとあわせて、FEが更にIPの地位を強固に出来るのは間違いないだろう。


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