ファミコンディスクシステムで任天堂が発売した、ミステリー推理ADVである
ファミコン探偵倶楽部シリーズ。
ディスクシステムでまず1作め、消えた後継者が前後編という形で発売。
2作目としてうしろに立つ少女が同じく前後編で発売している。
またプレイした人は非常に少ないと思われるが、任天堂がSFCで短期間やった
衛星放送サービス・サテラビューにおいて3作目のBS探偵倶楽部 雪に消えた過去が出ている。
某日本のミステリー界の巨匠の作品に影響されたと思われる演出が
素晴らしいタイトルで、特にうしろに立つ少女などは、今でもプレイヤーからは
高い評価を得ている名作となっている。今でも根強い人気がある。
このうち、消えた後継者とうしろに立つ少女はWiiや3DSなどのVCで配信されており
今でもプレイは容易なのだが、この2作がまさかのスイッチでリメイクされるということが
昨年9月に配信されたニンテンドーダイレクトで唐突に発表された。
昭和の時代に発売されたタイトルが、平成を飛び越えて令和の時代に
リメイクされるという、なかなか胸アツな展開で、このタイトルに衝撃を受けた
管理人としては、このリメイクを楽しみにしている。発売は2020年とだけ
告知されており、今年のいつに発売か?というところに注目していたが
今まで情報は全く出ていなかった。今年も気づけば2ヶ月半。
発表から発売までが短いこともよくある任天堂とはいえ、ここまで情報が出ていないと
果たして今年中の発売は可能なのかと不安を抱いていたが、残念ながら
その不安は現実のものとなってしまったようだ。
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リメイク版『ファミコン探偵倶楽部』が2021年に発売延期へ!
リメイク版ファミコン探偵倶楽部は、シュタインズゲートやロボティクスノーツなどの
開発・販売で知られるMAGESが任天堂と共同開発していることが明言されている。
ADV形式のタイトルを多くリリースしているMAGESに開発ノウハウがあると思われるため
MAGESに白羽の矢が立ったと思うが、そのMAGESは任天堂と特許をめぐる裁判で
現在も係争中のコロプラの子会社となったことが少し前に発表されている。
任天堂と係争中の会社に吸収されたMAGES…そういう経緯もあってか
リメイク版のファミ探の制作が順調に行くのか?という疑問を持った
人も多かったようだが、ファミコン探偵倶楽部リメイク版が残念ながら
当初の発売予定の2020年から2021年にクオリティアップのためという理由で
発売が延期されるということが、任天堂より公式で発表されている。
[お知らせ]2020年に発売を予定しておりましたNintendo Switchソフト『ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者』『ファミコン探偵倶楽部 うしろに立つ少女』は、さらなる品質向上のため、発売時期を2021年に延期することにいたしました。何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。
— 任天堂株式会社 (@Nintendo) October 15, 2020
これはただひたすらに残念…今の技術でファミ探をリメイクしたら
どうなるのかというのは非常に楽しみであったのだが…。
今回の延期はコロナだったり前述のMAGESがコロプラの子会社化されたりと
延期に至るような要因がいくつかあるような気がする。
ただ単にメトロイドプライム4と同じように、開発側で何かしらうまくいかなったような気もするが…。
いずれにせよ、2021年延期でこれも時期も未定になっているのでまだ
しばらく待たされることになりそうだ…。続報が来年の早いうちに出ることを期待したいが果たして?
MAGES.がコロプラの子会社になった時に、色々とツッコミどころがあったのですが、別記事ではどうしても1番気になったことについてだけコメントさせていただきましたが・・・
それが今回のファミコン探偵倶楽部に影響があって発売延期になったかどうかでいえば・・・微妙でしょうね。勘ぐりたくなったのは否定はしませんが(苦笑)
ただ、親会社のコロプラからしたら、子会社のMAGES.がNINTENDO SWITCHでのソフト制作実績を作ることに対しては、(裁判云々のことは別として)メリットでしかないとは思うんですよね。デメリットがあるとしたら、自社タイトルではないということぐらいでしょうか・・・
(そういえば、SWITCHでソフトを出さないことについて、開発ノウハウがないことを理由にしてる会社もありましたけどね・・・)
私個人としては、買うかどうかはまだ見極めが必要かな?と思っているので、発売延期なら延期で仕方がないと割り切りはできてますね。
あと、個人的願望として、雪に消えた過去をやったことがないので(笑)、どうにかして遊べるようにして欲しいな・・・と思ってます。
まぁコロプラ買収が一番の原因ということではないでしょう。ただ単に任天堂が委託した開発の出来が任天堂の求めるものに沿わなかった…というのが一番の原因でしょうな。
実際にクオリティアップということを言っているので。あまり任天堂が使うイメージが無い言葉ですので、実際にそのとおりなんだと思います。
会社としては確執云々は別として、利益を上げることが最大の使命ですから、おっしゃっていることは至極その通りであると思いますね。
まぁ、印象は最悪ですけれど。結局裁判もまだ決着していないので今後どうなるのかというところですね。
出来が云々以前に、色々と思い入れが深いタイトルなので個人的には発売日が決まったらその日に買う予定ですw
雪に消えた過去はゲームとしては微妙なんて話も聞きますが、あゆみちゃん主人公というところが大事ですよね。あゆみちゃんが主人公。これ大事。大事なことなので(ry
任天堂的にはドワンゴの子会社だったから、支援目的でMAGESに仕事回してたのかな?
そのドワンゴのMAGES株もコロプラに売られ縁も切れたなら、売却騒動による遅延でも口実に損害賠償で開発投資の回収して、別所にこの案件を回して欲しいな。
継続するにしてもきっちり裁判でケリつけた後でないと気持ち悪い。
今となってはMAGESに仕事を回した経緯や、コロプラの子会社化となった経緯などがどのような影響を与えているか、部外者ではわかりようもないですが、MAGESに依頼したのはやはりノウハウがあると思われるからだったのではないですかね。憶測にしかなりませんけれど。最近ではこのジャンル作っているのは限られてますからね。
事実がどうあれ、確かにコロプラとの裁判の決着すらもついていない状況で抱く印象については概ね同意ですね。今後どうなっていくのでしょうか。