出典:https://www.release.tdnet.info/inbs/140120211029420993.pdf
今までPS全盛期には、任天堂ハードに見向きもせず
PSが落ち目になってきて、スイッチが国内で一強状態になっている状況でも
頑なに自社ではなく、日本一ソフトウェアにパブリッシャーとして
自社タイトルをスイッチにリリースさせていたファルコムが、これからはついに
自社パブリッシングで、スイッチにゲームをリリースすることを決算短信にて公表している。
ファルコム自体は、パソコン向けにゲームを出していて、ファミコン時代と同時期に
パソコンにてイースなどのタイトルをリリースしてきた、老舗ゲーム会社の一つである。
しかし、その長い歴史を見ても、任天堂ハードに自社パブリッシングで
ゲームを発売したことがあるのは、SFCにぽっぷるメイルとSFCで唯一のオリジナルタイトルとなる
イースVを発売しただけで、後は他の会社にパブリッシングを任せている。
それほどまでに、任天堂ハードには縁遠かったファルコムがついに白旗(?)である。
次の期からファルコム自社パブでスイッチにゲームをリリースするということが
明言された以上、これから過去作含めスイッチにバンバン移植を行っていく可能性はありそうだ。
ゲームの良し悪しはともかく、リリースペースは早い会社なのでスイッチでどんな市場を作っていくのか。
まずはシリーズが出すぎていて、かつ、過去作をやっていないと話のつながりがわからない
軌跡シリーズは古い作品も含めて、移植をしていかなければ、スイッチ市場で
存在感を出すことは出来ないだろう。果たしてファルコムはどこまで本気か。
それは次の期のリリースペースで判明することだろう。