2009年にニンテンドーDSで発売された、真・女神転生シリーズの
一作である真・女神転生STRANGE JOURNEY。
真・女神転生シリーズと言えば、基本的に日本の東京が舞台であることが殆どで
その度に東京が壊滅させられるという、アトラスは
東京に恨みでもあるのか!?というシリーズなのですが
このDSで出た、ストレンジジャーニーについては、奇妙な旅という副題の通り
南極に出来た異世界に、人類が叡智を使って立ち向かうというストーリーになっており
発売前こそ、東京が舞台ではない女神転生に、多少不安の声があったものの
いざ発売されてみると、重くるしい雰囲気の、高難易度ゲームとなっており
女神転生は女神転生だったと、改めて感じさせてくれるタイトルとなり
それまでのシリーズファンからも、概ね高評価をえた作品です。
今年のはじめに、アトラスが開発中のゲームを幾つか紹介した時に
この奇妙な女神転生が、3DSで完全リメイクされることが発表されたのでした。
【俺大歓喜!】3DSで「真・女神転生DEEP STRANGE JOURNEY」が発売決定!
リンク先の記事は、管理人の別サイトになりますが←
記事でも書いている通り、ストレンジジャーニーは個人的にもどっぷりハマった
名作だったので、このリメイクについては大歓喜したのでした。
この時に発表されたタイトルは、先日発売したラジアントヒストリアパーフェクトクロノロジーですとか
世界樹の不思議なダンジョン2などもあったわけですが、個人的に一番嬉しかったのが
このストレンジジャーニーの完全版とでも言うべき、DEEP STRANGE JOURNEYでした。
個人的に、発売されたら絶対に発売日に買うと思っていた
このDEEP STRANGE JOURNEYの発売日がついに決定しました!
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発売日は10月26日に決定!まさかのあの大作の前日!
というわけで、発売日が決定するのを今か今かと待っていた
管理人歓喜のニュースは以下になります。
アトラスは本日(2017年7月4日),ニンテンドー3DS用RPG「真・女神転生 DEEP STRANGE JOURNEY」の発売日を10月26日と発表した。
本作は通常版のほか,「真・女神転生」シリーズの25周年を記念したスペシャルボックスも発売される。スペシャルボックスは初回生産限定で,特別なアイテムが同梱されるとのことだ。価格は通常版/限定版ともに未定。
また,発売日決定を記念した生番組の配信も決定した。配信日は7月9日で,19:30からマフィア梶田さんをパーソナリティとした事前番組の「メガテンラジオ」が,20:00からはマフィア梶田さん,松澤千晶さん,中村 桜さん,Lotus Juiceさんによる本番組が配信される。なおメガテンラジオでは,シリーズ25周年に向けたメッセージをTwitterのハッシュタグ「#真・女神転生とわたし」で募集中だ。
引用元: 「真・女神転生 DEEP STRANGE JOURNEY」の発売日が10月26日と決定。7月9日には記念の生番組を配信
10月26日きたああああああ!!!!!!
ん?10月26日…?次の日はスーパーマリオオデッセイの発売日じゃねーか!!
というわけで、まさかの個人的に超期待のソフト2本が
立て続けに出るというサプライズ!これは嬉しい悲鳴というやつですな。
再びバケツスーツこと、デモニカであの世界を旅できるのか…。
7月6日に、通常版・限定版の価格と、限定版の内容などの詳細が明かされ
7月9日には、真・女神転生シリーズ25周年(メガテンも入れると実は今年で30周年w)を
記念した放送も行われるとのこと!ここでも何かしらの情報が出てきそうですね!
ニコニコ生放送のURLは以下になります。
『真・女神転生DEEP STRANGE JOURNEY』発売日決定記念生番組
それにしても、明日にはスプラトゥーン2ダイレクトがあり
7月9日には、このストレンジジャーニーの生放送もあるということで
なんというか、今年の任天堂ハードユーザーは本当に充実しているなぁと
思うことしきりです。金と時間が足りないんじゃい!(吐血
現在プレー中で、ニュートラルルートの旧エンドをクリアーして、今は2週目カオスルートでホロロジウムでそろそろ、ぺ天使さまの化けの面を剥すところです。発売直後には購入していたのですが、中々プレー出来なかったのは無印世界樹の迷宮1・2をプレーしていたからですw
今作はグルースで零落したかつての神が元の姿を取り戻しますが、そういった意味では、逆に昔の姿だとパワーダウンするパターンがあっても良いのかなと思いました。例えばYHVHの元ネタはカナアンの大神エルで、娘のアナトの怒りに脅え、バアル神に権威を奪われる情けない神として描写されていますからね。(もし、この手のネタがお好きでしたら平凡社の『世界最古の物語』がお勧めです)。
ところでラスボスのシェキナーの意味が「住居」ならばEl-Shaddai(エル・シャダイ)と関わりがありそうです。
「エル・シャダイ―全能者」は選を受けし、『家』の神で、ヤウエは選を受けし『民』の神であろうかと『旧約史要(上巻)』(天主堂)浦川和三郎の著書(第22章ヤウエの読み方)で予測しています。以下、同書の引用です
エル・シャダイは太祖の『一家』を繁殖せしめたが、ヤウエはイスラエル民を奴隷の境遇より救いだし、呪われしカナアン族を放逐して、その後に彼等を居住せしめ、政治的独立を与えるであろう。
エル・シャダイはカナアンの『地』を約束したが、契約の神たるヤウエはその契約を守り、実際彼の地にをその他身に与えるであろう。
(以上引用。国立国会図書館近代デジタルコレクションから閲覧可能です)
この解釈が一般的な物か、あるいは古すぎる物なのか専門では無いので解りませんが、もし『住居』からシェキナーの名が来ているのならば何と無く納得した気分になります。真女神転生2にもシャダイは登場していましたしね。
話が長くなりましたが、私も実はブログをしていてメインはギャルゲーの当方が作製した二次創作ゲーム(と言っても古典伝承や神話学を元にした真面目な物が多いですが。若干真女神転生4Fを意識したケルト神話ネタとかもやってます)やら原作の日本書紀など上古文献や古代史の元ネタ説明等をしていますが、ゲームのカテゴリーではメガテンや世界樹の迷宮の話題もしています。もし興味がありましたらご覧ください。
ストレンジジャーニーは名作ですね。自分は実は買ったのですが、同じく色々な理由でやれておりませんw
オリジナルではカオスのエンドにたどり着き、ヒメネスと熱い漢の友情エンドとなりましたが(違
ペ天使様は、歴代の天使様の中でも、最大に胡散臭いキャラだと思っております。
SJの、半分ぐらいがペ天使成分だと思っています。多分マジで←
それにしても、凄まじい知識量ですね…。私も民俗学とか神話とか、その辺りに
多少の興味はありますが、そこまでの書籍やら引用やら、すぐには引き出せません。
このブログには、様々な知識のある方がとても造詣の深い書き込みをしていただけるので
管理人としては、タジタジではありますが、非常に為にもなります。
平凡社の紹介の書籍をググってみましたが、かなりのお値段する書籍ですね。
かなり中身が濃そうなので、読むには気合を入れていかなければなりそうですね。
シャダイの話は面白いですね。真2でそういえば、シャダイやらエロヒム・ツァバトといった
ボスがいましたね。これもYHVHの分霊とか、とてもじゃないですが口にするのも
憚られるような威光のある神々ということになるのでしょうが。
なかなか理解するのには、人智の及ばぬところであるようにも感じられますが
その辺りの深い作り込みが、メガテンシリーズにはありますね。
そういう話にもっと詳しくなれれば、より楽しめるシリーズなんでしょうね。
ブログも拝見させていただきました。非常に読み応えのあるブログですね。
考察も多数あって、私のような適当なブログをやっているものとしては、敬服せざるを得ません。
色々と考察が好きなところは、相通じるところもあると思いますので
何か琴線に触れる記事でもあれば、お気軽にコメント頂ければと思います。
コンゴトモヨロシク…。
まだプレーされていませんでしたか。ラスボスの話失礼しました。(ご存じだったかもしれませんが)
ネタバレしない程度で言いますと、新ルートはニュートラルエンドの評判があれですが、カオスルートの新エンドは良さそうな予感……。
いや、まだクリアーしてないんですが、オリジナルのカオスエンドを経験されていましたら、その後どうなったか、一寸衝撃的なので是非ともプレーをお勧めしますよ~
いずれの結末であろうとも、人間らしさは失っちゃ行けないって事なんですね。ってまだクリアーしてませんが(マテ)
「世界最古の物語」確かに高いかもですね。ただ、カナアンの神話関連の書籍って中々無いんですよね……。メガテンの影響でバアル神なんてかなり有名になったと思うのですが。
バビロニアの神話あたりならばお金を出さなくても国立国会図書館近代デジタルコレクションで検索すれば読めます。最近は著作権切れの本をPDF形式で丸ごとダウンロードできるのでお勧めですよ。
ブログの方を見ていただいたのですね。ありがとうございます。中心に扱っているギャルゲー(アカイイト・アオイシロ)のライターさんが物凄く博識な方でして、古典文学やら民俗学を理解しているとかなり面白い作品なのですが、マイナーな作品な上、百合ゲーとしか語られていない事を残念に思って色々元ネタ分析やらしていたら、気付けばああなっていたという感じですw
真女神転生4Fが個人的には面白かったのでアオイシロのケルト神話ネタと共通点でこんな記事もHPの方で書いてます。
ttp://aoishiro.html.xdomain.jp/ao_motoneta/saidan.html
ストレンジジャーニーの滅ぼされた先住人類のテクノロジー(遺物)がヒールスポットやターミナルとの事ですが、これをアイルランドやヨーロッパのケルト人以前の先住民(巨石文化を作った人々)に当て嵌めて考えると面白いかも知れませんね。
私なんぞまだまだです。昨日ストレンジジャーニーのガイドブックを見て「シボレテ」ネタを気づいたぐらいなので……。
(オーカスバスターの材料。旧約聖書の土師記によると、ギルアデ人とエブライム人を見分ける為「シボレテ」という言葉を言わせた。エブラム人は「スィボレテ」としか発音できず、捕まえられて処刑された。マンセマットもゼレーニンにこの言葉を言わせてどの陣営にくみするか、引いては自分の手駒となる者か見定めようとしたとの事)
スレ違いかも知れませんが真女神転生4Fもホメロスの「イリアス」を読んでいると面白いですよ。ルシファーとメルカバーが人間を駒の様に見立てて争わせているところとかイリアスの世界の凝縮の様ですし。それ以外にもギリシア神話ネタが豊富ですね。
神殺しの元ネタはヘラクレスでしょうね。巨人族(神の末裔)を倒すのは神には不可能なので、人間の血を引くヘラクレスが必要だったという話があります。馬面の悪魔にナナシが一度殺されることや、一番最初の仲魔がケンタウロスなのは製作者が元ネタのヒントを与えているように思えました。
5か6はラスボスがナナシなのかな? YHVHの復権があるのか? YHVHが前身のエルに身を落していて復権を狙うという流れも面白いかなとか妄想してます。
こちらのブログの様にハードからソフトまで幅広く最新の情報を集められている事に感服します。
自分はPS2ぐらいから段々ついていけなくなって、3DSを購入する時でさえ、「LLってなんですか?」と店員さんに聞いていた位なので;;
一方で「かみがばらばらになった」とか懐かしいネタも嬉しいですねw
またもや長文、毎回取り留めも無く失礼しました。
ネタバレは、あんまり気にしないタイプなので、お気遣い無く。
根っからの積みゲーマーでして、SSやDCやPSやGC、スイッチ、3DSの積みゲーを合わせると
恐らく200は余裕で超えてます。コレクター気質で困ります。
いずれガッツリやりたいですが、転職したばかりですし暫くはお預けかな…。
そして、相も変わらずディープな話で、ここまで来るとさっぱりわかりませんw
この手のジャンルは、一度ハマると凄まじい探究心で満たされるタイプのものですから
今の自分が手を出して、果たして収拾がつくのかなと…w
ネットのアーカイブなどで、書籍も気軽に閲覧できる時代なのは、本当に便利な時代ですよね。
ドグラ・マグラが全文ネットに上がっていたのには(合法的に)びっくりしました。全く関係ないですが←
ただ、ご紹介頂いたものについては、いずれ読んでみたいというのはありますね。
シボレテとかっていうと、ヘレネス・バルバロイを思い出してしまう私←
あれも言語での分け方でしたよね?確か。
ヘラクレスと言うと、どうしてもデコの名作RPGシリーズ
『ヘラクレスの栄光』を思い出します。やけに説教臭いヘラクレス。
ギリシア神話を題材にした創作物は、今も昔も多いですね。
この辺りも、詳しく知るととてもおもしろいのですが
如何せん、神が多すぎて、私の如きスポンジのような頭では
相関関係すら覚えることも出来ませんw改めて知識を得て
創作物などに活かしている方をすごいと思いますね。
このブログは管理人の趣味のブログで、ネタとしても自分がオリジナルを書くというよりは
各方面から拾ってきているのがほとんどなので、言うほどではないです。
ただ、記事を書いていると色々知識が溜まっていくことは間違いなので
その点は面白いなと思います。よく分かるよくわからないゲーム用語講座は
そんなアウトプットと自分の中での整理を兼ねたコンテンツですので
地味に力は入れて書いていますw