台湾のゲームデベロッパーであるRayark。
主にスマホにて、いわゆる音楽ゲームのジャンルを幾つかリリースしており
最近は、家庭用にそのタイトルが移植されている。携帯モードでは
タッチパネルでゲームを遊べるスイッチに、ロンチタイトルとして
フライハイワークスが、幾つかあるうちの作品の一つであるVOEZを
DL専売ソフトとしてリリースし、後にパッケージ版も出るほどの好評を博している。
今年になって、同じくフライハイワークスがパッケージ版も同時発売として
Rayarkの処女作であるCytusも発売をしている。
このように、フライハイワークスとのタッグでスイッチにて一定の存在感を示している
Rayarkの音ゲーだが、もう一つ、Rayark製の音ゲーとして、その世界観と
ピアノを主体とした美しい楽曲が多いことから、非常に高い人気を得ており
スイッチだけではなくかつてはVitaにも移植されていた音ゲータイトルとしてDeemoがある。
音ゲーにしては珍しく、ちゃんとしたストーリーがあるタイトルとなっており
幻想的な雰囲気と相まって、プレイヤーからの評価が高い音ゲーとなっている。
スイッチでリリースされたものも、フライハイワークスの企業努力によって
アプデが定期的に行われて、買い切りのゲームでありながらも、相当数の楽曲がプレイできるゲームとなっている。
今回はこのDeemoが、まさかの映画化ということで、2020年に完成が予定されていることが告知されている!
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『Deemo』が2020年に映画完成予定!どんな作品になる?
前述した通り、音ゲーには珍しいストーリーがあるDeemo。
幻想的なデザインとピアノを主体とした曲が作り出す雰囲気は独特である。
そのDeemoの世界を表した映画が制作決定となり、2020年に完成予定となっていることが明らかとなった。
スタッフもかなり豪華なようだ。そのニュースの引用を貼る。
ポニーキャニオンがスマートフォン用音楽ゲーム「DEEMO」の劇場アニメ化を発表しました。ニューヨークで開催されているイベント「ANIME-NYC 2019」にて現地時間の11月15日に告知され、プロダクションI.Gグループが製作、2020年に完成予定とのこと。
中略
原作となる「DEEMO」は、空から落ちてきた少女を元の世界に戻すため、謎のキャラクター「Deemo」がピアノを奏でて木を成長させていくという物語。楽器のピアノをコンセプトに据え、クラシック音楽から、ロックナンバー、ジャズ、エレクトロなど、200曲におよぶ幅広いジャンルの楽曲がプレイできます。11月21日には、プレイステーション4用ソフト「DEEMO -Reborn-」のダウンロード版およびパッケージ版が発売予定。
総監督を務めるのは「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」で脚本を担当した藤咲淳一さんで、監督を務めるのは「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続」に演出として参加した松下周平さんです。「機動戦士ガンダムSEED」「空の境界」などの楽曲制作に携わった梶浦由記さんが主題歌およびイメージソングを担当。また「けいおん!」で中野梓を演じた声優・竹達彩奈さんの出演が決まっています。
劇場アニメ「DEEMO THE MOVIE」の発表を受けてファンからは、「このガチガチなスタッフ陣すげぇな」「主題歌:梶浦由記。キャスト:竹達彩奈。約束された神作」とスタッフ、キャストの名前に驚嘆する声や「見たら曲聴いてるだけで泣くのでは………」「ゲーム内の曲が流れてきて号泣するタイプの映画やん」と感動作になることを予想する声が寄せられています。
というわけで、かなりの豪華スタッフでの映画が制作される模様。
プロダクションIGも制作に関わったりで、かなりの力の入りようである。
Deemoは、メディアミックス展開として小説版が発売されているが
こちらの評価は芳しくない。今度は映像化ということで、より世界観を伝えやすいものではあるものの
生半可なものではファンを納得させられないアニメという媒体でのメディアミックスとなる。
既に公式サイトとショートPVも公開されている。
果たしてDeemoが持つ幻想的な雰囲気と、独特なストーリーはどこまで再現されるのか。
当然ながら、アニメのオリジナル展開などもあると思われる。PVは公開から2日ほどで
すでに57万再生を突破しており、インディーズ発のゲームとしてはかなり注目されていると言えるのではないだろうか。
完成は前述の通り、2020年予定。スクリーンでどのようなストーリーが展開されるだろうか。