(この記事はタレコミから作成しています。情報提供ありがとうございました。)

世界のサードの中でも、大手パブリッシャーと言えるActivision Blizzard

数々の全世界でのヒットタイトルIPを持つパブリッシャーであり、ゲーム分野の売上は

全世界で見ても、屈指の売上を誇る大きな会社である。


テンセントが大株主となっている企業で、最近のヒットタイトルには

全世界でブームとなったOverwatch、最近スイッチで完全版が発売され

好評を博しているディアブロIIIなどを発売している。


そのActivision Blizzardが今はキャラクターを管理している

クラッシュ・バンディクーのPS時代の

タイトルをまとめたソフトであるCrash Bandicoot N. Sane Trilogy

(日本名:クラッシュ・バンディクー ブッとび3段もり!)の

全世界の累計出荷が1000万本を突破したことが明らかにされている。しかし…


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Activision Blizzardが『クラッシュ・バンディクー ブッとび3段もり!』が累計1000万本出荷を達成したことを発表!しかしその一方で大規模レイオフを実施へ…。

今回の情報は、2018年度第4四半期の業績報告を行った、Activision Blizzardが明らかにしている。

まずは朗報として、後にスイッチにも全世界で移植されたクラッシュ・バンディクー ブッとび3段もり!が

全世界累計で1000万本出荷という大台に乗ったことが明らかにされたとのこと。

本日Activision Blizzardが2018年第4四半期業績報告を行い、2017年6月にローンチを果たした“クラッシュ・バンディクー”トリロジーのリマスターバンドル「Crash Bandicoot N. Sane Trilogy」(クラッシュ・バンディクー ブッとび3段もり!)の出荷が累計1,000万を突破したと発表しました。

なお今年6月には“クラッシュ・バンディクー レーシング”のリマスターとなる「Crash Team Racing Nitro-Fueled」(クラッシュ・バンディクー レーシング ? ブッとびニトロ!)の発売が予定されています。


日本ではそこまで売れた印象は無かったが、海外では大ヒット作品となっており

全機種マルチ合算とは言え、1000万本という大台をリマスターで超えてきたというのは

純粋に凄いことだと思う。現在の売れ行きはどのくらいかはわからないが

最終的には全機種マルチ合算で1000万本実売も狙えるかも知れない。


しかし、この好調の一方で、Activision Blizzardは全従業員のうち8%ほどにあたる

およそ800人規模のレイオフを実施したことも同時に報告されたとのこと。

8年に及んだBungieとの提携終了をはじめ、昨年から続くEric Hirshberg氏やMike Morhaime氏、Glen Schofield氏、Michael Condrey氏といった役員クラスの退社、さらにCFO Spencer Neumann氏の解雇(氏は現在NetflixのCFOに就任)を含め上層部をごっそりと入れ替えた今年1月の再編を経て、予てから数百人規模のレイオフが噂されていた「Activision Blizzard」ですが、本日行われた同社の2018年第4四半期業績報告にて、全従業員の8%を対象とする大規模なレイオフの実施が報じられ、800人近い従業員を解雇したことが明らかになりました。

Activision Blizzardの報告によると、今回のレイオフはビデオゲーム開発以外の部門(パブリッシングやeSports部門と噂される)を対象とするもので、今後は期待値を下回った2018年の業績を改善するための統合と再編を進めるとのこと。

また、Activision Blizzardは2019年のビジネス的な焦点としてIPの強化を挙げており、開発部門についてはコンテンツのパイプラインを強化するためのさらなる雇用を進め、主要フランチャイズへの投資を強化する一方で、2019年をビジネス的な移行期と捉えており、(2019年にBlizzardの大作が登場しないなど)現段階で新作のリリースがやや限定的である旨が明言されています

ビデオゲーム開発部門以外のところが対象とはいえ、当然ながら業績が期待値通りの

好調な状態であれば、こんなレイオフも当然行わなくて済むわけで、屋台骨のビデオゲーム開発部門は

関係ないとは言え、正直経営的にはどうなのだろうか…と思う状況であるのは間違いない。

クラッシュ・バンディクーという、過去タイトルのリマスターはそんなに開発費用もかかっていないと思われるので

1000万本も出荷していれば、それなりの利益が出ているはずなのだが、他のゲームでの不振などが

足を引っ張ったということなのだろうと思う。それだけの売上を帳消しにしてマイナスに傾かせるような

ゲーム開発というのは、やはり経営の健全化という意味では好ましくない状態であるのは間違いない。

今回のレイオフは、もちろん従業員を減らしての人件費削減ということになろうが、今後Activision Blizzardは

立て直していくためのビジョンが見えているのだろうか…。


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