管理人がゲーム業界で使われるネタにされる言葉…すなわちよく分からない言葉を
よく分かるように解説するコンテンツの第27回目です。
前回の更新が、邪神モッコスで既に1年以上前という非常に久々に更新のこのコンテンツ。
昔からの閲覧者でも、このコンテンツの存在を既に忘れてしまっている方も
多いのではないかと思われる、このコンテンツの27回目を久々に更新したいと思いますw
27回目のネタなんですが、先日とある有名な東京のゲーセンの
格ゲー大会の動画を見て、ネタを思いついたので更新となりましたw
いきなり尾籠なネタで申し訳ないのですが、1年ぶりの更新で
取り上げるのは『う●こリュウ』です。
お食事中の人…ごめんなさい←マテ
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第27回 「うん●リュウ」とは?
伏せ字になっている今回の言葉の解説ですが、まぁ伏せ字にしていても
なんのことかはすぐにわかるであろう言葉ですので、この伏せ字についてはこれ以上は言及はいたしません←
さて、今回の『●んこリュウ』の話なのですが、まず結論からいいますと
これは1994年にスト2シリーズの当時の最後のアッパーバージョンとして発売された
タイトルであるスーパーストリートファイターII X(以下スパ2X)で
生まれた言葉(?)になります。早速解説していきます。
カプコンの人気2D格闘ゲームとしてアーケードで全盛を誇ったストリートファイター2。
その後、調整や新キャラを追加したアッパーバージョンを、ダッシュ・ターボ、そして
新たな4人のキャラを加えたスーパー、そして今回のスパ2Xが短期間に出ることになります。
スパ2Xを最後にスト2シリーズはひとまず完結となり、1995年からはZEROシリーズが展開していくことになります。
さて、このスパ2X。後のカプコンの格ゲーには欠かせない、とある濃いキャラクターが
初登場した作品となっています。今や、ストリートファイターシリーズからも飛び出して
他社のタイトルにまでゲスト出演するようなキャラとなった拳を極めし者…
豪鬼がシリーズ初登場となったタイトルなのです。
最初、普通にCPU戦を進めていき、最終ボスのベガのところまで条件を満たしてすすめると
このベガ戦開始とともに、画面外から突如現れてベガをボコボコにしていくのが豪鬼の初登場となりました。
リュウ・ケンをベースにしたキャラでありながらも、空中で2発波動拳を前方斜め下に
撃てる斬空波動拳や、ワープ技の阿修羅閃空、同じ技でもリュウ・ケンよりも高性能な
同一技を持ち、最初のうちは倒すのが難しい真のラスボス的立ち位置として登場。
名前などもわからず、このキャラクターが当時のプレイヤーに与えた衝撃は凄まじかったのです。
後にこの豪鬼が、とある隠しコマンドを入れるとプレイヤーキャラクターとして使えるようになる…
という情報が、当時のアーケードゲーム攻略雑誌、ゲーメストなどで紹介がされました。
スパコンは無いものの、他のキャラにはない強力な技を使える豪鬼が隠しコマンドさえ入れれば
誰でも使えるようになったのです。斬空波動拳が1発になる以外はあとはCPUが使うのと
同じ条件で使える豪鬼が、しばらくはゲーセンで多くの人が出して使う風景が出来上がったのです。
性能などはともかく、当時はまだインターネットなども無く情報を積極的に取るような人以外は
出し方どころか、使えることも知らないプレイヤーも多かったわけで、ゲーセンに来て
使っている人を見ると、色々な意味で注目されたという時代でありました。
前置きがいつもどおり長くなりましたが、ここからが今回取り上げた
う●こリュウのネタ解説の本題へと入っていきます。
豪鬼は隠しコマンドで出すことが出来るといいましたが、その出し方がどんなコマンドであったか?
それが以下に示すコマンドとなります。
豪鬼使用方法
(1) リュウにカーソルを合わせて1秒待つ
(2) T.ホークにカーソルを合わせて1秒待つ
(3) ガイルにカーソルを合わせて1秒待つ
(4) キャミィにカーソルを合わせて1秒待つ
(5) リュウにカーソルを合わせて1秒待つ
(6) スタートボタンを押し、0.3秒以内にP3つを同時押しする
一回見ただけでは若干難解なのですが、要は決められたキャラクターに
カーソルを順番に合わせていって出す…というコマンドです。
このコマンドなんですが、結構シビアな操作が求められまして、それぞれの
キャラクターにカーソルを合わせた時に1秒ちゃんと待たないと失敗してしまいます。
キャラクター選択は、しばらく時間が経つと勝手に決まってしまうので
もたもたしていると、コマンドを成立させる前にタイムアップで勝手に
キャラクターが決まってしまうということにもなりかねないのです。
各キャラクターにあわせて、最後にリュウのところでスタートボタンで決定
その後パンチ3つというのも以外に入力が難しく、豪鬼を出そうとして失敗する人が続出したのです。
ちなみに、管理人も豪鬼の使いたさにこのコマンドを何度も試したことがありますが
失敗の確率のほうが高かったような記憶があります。
問題はこの失敗した場合です。その場合は結局プレイヤーキャラはリュウで決まるのですが
スパ2Xは、キャラクターを決定する時に決定したボタンによって8色の
キャラクターカラーを選択できます。具体的には小・中・大のパンチ・キックそれぞれのボタンと
決定後にボタンを押しっぱなし、そして今回のスタートボタン。このどれかで決定した時に
それぞれのボタンに割り当てられた色がキャラクターカラーとして決定するのです。
そこで、スタートボタンで決定したときのリュウのカラーが↓の動画で一発目から見れますw
はい。スタートボタンで決定したリュウの道着の色…茶色ですね?
これ以上はもう言わなくてもわかりますねwスパ2Xのスタートボタンカラーで決定した
リュウのことを、今回のう●こリュウというわけですね。はい。長かった。
この道着のリュウがうん●リュウとことさら言われたのは、道着の色もそうなんですが
まずこの道着の色のリュウでやっている人を見かけた時は十中八九
豪鬼を出すことに失敗したことが分かる人にはわかる
ということだったりするんですねw要は、豪鬼コマンドを失敗してしまい
●んこリュウを使う羽目になってしまったということがあからさまにわかってしまうとw
自分の意志でスタートボタンを押して茶色リュウを選んでいた人なんて
おそらくかなりの少数派だと思いますのでw
そういう意味でもコマンド入力失敗の末路がわかってしまうこともあって
なおさら、うん●リュウというのはスラングのように扱われたという経緯があるわけです。
それにしてもこのカラーはカプコンが意図してやったのか、それとも意図せずだったのかは
非常に気になるところですね。狙ってやったのであれば、意図した人はまさに
してやったり!という気分になったことでしょうw
その後時は流れ2006年、同じくカプコンが開発のモンスターハンターDosで、初登場の古龍が様々な原因で批判された際には「う○古龍」なんて蔑称が誕生してしまった模様。
なかなかカプコンも業が深いですなw間違いなくこのリュウを掛けたネーミングなんでしょうね。
まさかモンハンにも飛び火していたとはw
熱狂的かつ妄信的なウメハラ信者の我からしたら茶リュウはウメカラーってイメージのが強いですな
まぁ姑息にカーソル動かして茶リュウになってしまった輩に対しては失笑してましたが
それでも茶リュウはかっこいいですぞ
そういえば、ウメハラ氏は茶色リュウを使っていましたね。
やはりゲーマー一般でそんなふうに言われていたからなんですかね?
真の実力者が使えばカッコイイという話ですな。
スト2のウメハラはなんというか、どんな逆境でも逆転しそうという
期待感があって目を奪われてしまいますね。スト3ですが背水の逆転劇は今でもたまに見たくなることがあります。