据置機と携帯機のハイブリッドコンソールである
ニンテンドースイッチ。
据置であるTVモードと、携帯出来る携帯モード・テーブルモードの3つの遊び方があり
携帯モードでも、現行の携帯機よりは相当なパワーのゲームが動くということで
高性能を求めるゲーム以外は、まずスイッチでプレイするのが最適解とも言える
ユーザーにとって非常に快適なハードに仕上がっている。
そのスイッチには、今までかなりのインディーズ…すなわち小規模での開発が行われている
ゲームがリリースされているが、スイッチでのリリースによって、今まで成功していたゲームが
より成功を納めたとか、マルチで出したタイトルが、一番売れたとか
そんな報告が主に海外のインディーズ開発者より上がってきている。
その成功例については、当ブログでも過去何度も記事にしてきた。
ゲーム売上カテゴリーの記事で、そのことに幾つか触れている。
こういった報告例は、国内外のゲームメディアも結構取り上げていて
今や、開発者の間ではスイッチは金の鉱脈的な位置づけがされている市場でもある。
【インディーズの楽園】4gamer「スイッチはゲームが売れるプラットフォームであるという認識がインディーズ開発者に広まっている」
発売から一年すら経っていないのに、この認識が既に開発者でされているのはまさに凄まじいの一言である。
そして、その成功例にまたしても新たな事例が加わったようである。
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「開発者の予想通り」非常に高評価のインディーズタイトル「Celeste」が、マルチプラットフォームの中でスイッチ版が一番売り上げていることを報告。
スイッチの新たな成功事例として加わったのは、海外のインディーズである
Matt Makes Gamesが制作したCelesteというゲームである。
スチームなどでも非常に好評で、スチームのユーザーレビューでは550人ほどが評価を行い
98%が高評価を入れているという、非常に評価が高いゲームである。
このCelesteは、1月25日に現行プラットフォームとSteamのマルチ(Xbox one版のみ26日)で
配信が行われたが、現時点でスイッチ版が圧倒的にDL数が多いようである。
開発者であるMatt Thorson氏が語っている。
Speaking to Matt Thorson, creator of Celeste (which just dropped last week), that release knocked it out of the park on the eShop.
Although exact figures weren’t disclosed, Thorson did tell us that it sold best on Switch: “The Switch version of Celeste has
sold the most, and that’s what we were expecting. We feel like Celeste and the Switch are a perfect fit for each other.
We are glad we launched on all consoles though, and we really appreciate the support we’ve seen across the board.”
同発マルチで出したCelesteは開発者の期待通りに
スイッチ版が一番売れたとのこと。そしてCelesteはスイッチ版と一番フィットしているとも。
ユーザーが、スイッチの利便性を評価しているように、開発者もその利便性に
手頃なゲームがあっているということを、理解し始めたということだろう。
現状、開発者としてはマルチでリリースすればそれだけ売り上げが上がるために
開発を行っているところがあるが、もし今後、スイッチだけで非常に大きな売り上げが
上がることが見込めるのであれば、今後スイッチ独占のインディーズタイトルなども
増えてくる可能性があるだろう。もちろん、ライバルは今後どんどん増えていくことは
間違いないが、とにかくスイッチはこういったインディーズゲームを買うには最適なハード。
今後、開発者にとっても他のハードよりも未来を感じられるハードになっていくのは間違いなさそうだ。