カプコン<9697>は、2023年3月期の決算において、Valve Corporationの運営する「Steam」経由の売上高が前の期比32.6%増の228億4200万円と大きく伸びたことを明らかにした。同社の全体売上に占める割合は15.6%から18.1%に上がった。ニンテンドーeショップ経由とみられる任天堂経由の売上高も同33.4%増の163億4900万円と伸びた。
同社は、PC対応とデジタルマーケティング強化によるグローバル販売の拡大を成長戦略の一つに掲げており、2023年3月期において230カ国・307タイトルを販売している。この5年間で訓示別の販売本数は着実に成長しているという。国や地域ごとにデータ分析を行うほか、新作情報などのデジタルイベントを戦略を推進していくという。
引用元: カプコン、「Steam」経由の売上が33%増の228億円と大幅増 全社売上比率は15.6%から18.1%に PC&グローバル向け販売強化が奏功
最近のカプコンさん、家庭用では新作が目立たない(一番大きい直近はスト6ですかね)ですが
Steamのほうで着実に売り上げを伸ばしているといったところで、この大幅売上増で
業績的には好調という結果が出ていると言ったところですね。
ただ、地味に任天堂のe-Shopの売上も大きくなっているということで
こちらも新作は目立ったものは無いものの、ゴーストトリックであったり
ロックマンエグゼコレクションなどのタイトルが地道に売れているのだろうということと
モンハンライズの追加コンテンツなどがかせいでいるのかなというところですかね。
まぁただ、これだけSteamの売上が伸びているとなると、カプコンの目論見は
順調では有ると思われ、今後はよりSteam向けに力を入れていくのかなと思います。
家庭用の新作は今後、更にSteamとのマルチが加速して、今後はSteam独占で
何かしらの大型新作タイトルを出すということも有るかもしれませんね。
カプコンも今後の動きは要注目と言ったところです。