2017年3月3日に発売された、任天堂の現在の据え置きハードである
ニンテンドースイッチ。
先月の3日で、発売から丸3年が経ち、今年で4年目に突入しています。
現行機種で据え置きにも携帯機にもなれる唯一のハイブリッドハードで
携帯機でもそれなりのパワーを持っているこのハードは
発売当初からゲーマー、そして任天堂ハードに多い一般層に幅広く受け入れられ
発売一年目は、年末商戦が来るまでの間、潤沢な在庫を用意することが出来ず
日本各地、そして海外でもその本体に争奪戦の様相を呈する熾烈な購入競争が繰り広げられました。
オンラインでの小売では、販売時に早い者勝ちではなく、抽選販売を行い
店頭でも同じく抽選販売方式が取られるなど、その反響は凄まじく、多くのスイッチ難民や
スイッチを譲るなどの詐欺的な話も持ち上がり、今のご時世のゲーム機としては
凄まじい反響を巻き起こした、まさにファミコンやスーファミ時代を彷彿とさせるような熱狂がありました。
1年目の年末商戦以降は、在庫が潤沢に用意され、毎週の売上が安定していた
ニンテンドースイッチでしたが、ここに来て去年の終わりから中国から始まった
新型コロナという脅威によって、メインに生産していた中国の工場稼働が
縮小状態となり、ニンテンドースイッチ本体及びリングフィットアドベンチャーが
生産が厳しい状態にあるということで、ここのところの数字は落ち込んでいます。
しかし、3月20日にシリーズの最新作としては実に8年ぶりとなる全方位の
ユーザーを取り込めるキラータイトルの、あつまれどうぶつの森が発売されたこともあって
その分の確保もある程度あったのか、ある程度台数は持ち直しています。
特にあつ森発売週の本体の販売台数は、スイッチのロンチ…つまり発売週よりも
数字の上では本体が売れており、ある程度確保していたものも焼け石に水状態になっていたのも事実です。
その結果、現時点ではニンテンドースイッチの本体はほぼどこも在庫は全滅しており
ここぞとばかりに悪どい転売ヤーが、定価の2倍ほどの価格で販売を行っているなど
まさか、発売して4年目のハードでこんなことが起こるとは…とにわかに信じたい現象が起こっています。
既に国内の売上は、Lite合算の数字とはなりますが、世界で最も売れた任天堂の
据え置きハードであったWiiの売上である台数を抜いており、そんな状況でもいくら
あつ森というキラータイトルが発売されたとはいえ、需要があることに
このニンテンドースイッチの持つポテンシャルに改めて驚かされている状況でもあります。
最近は対外的には新規感染者が抑えられているとされている中国での現況と
海外の報道で、任天堂が発注を20%増やしたと言った海外メディアの報道も
出ていることから、徐々に最悪の時期も抜け出しつつあるとも思われますが
まだまだ国内では実際に入手困難になっていることも事実。
そんな中、国内大手家電量販店の一つである、ヤマダ電機のオンライン抽選販売に
想像を絶する応募があったことが、ヤマダ電機のオンラインページの告知により明らかになっているようです。
Sponsored Link
ヤマダ電機のオンラインでスイッチ・リングフィットアドベンチャーの抽選販売に20万件以上の応募が殺到!応募受付を前倒しで終了へ!
自分が記憶する限り、発売4年目を迎えてなお、抽選販売になるほどの
品薄が発生したハードというのは、いくら製造元の縮小が長く続いているとはいえ
ニンテンドースイッチ以外のハードで見た記憶はありません。
まさに現状は国内の最強ハード、歴代でも最強クラスのハードとなりつつある
ニンテンドースイッチですが、先にも書いたように現時点ではまだまだその品薄は
欲しい人に行き渡るようには改善されていないのが現状です。
任天堂としてもおそらく機会損失に頭が痛いと思われますが、大手家電量販店の
ヤマダ電機がオンラインでの抽選販売を行ったところ、130台用意された本体に対して
20万件以上というとてつもない件数の応募が殺到し
本来の予定より前倒しで応募受付を終了したということが告知されていたとのこと。
【話題】ヤマダウェブコムの『Nintendo Switch本体 ネオン』と『リングフィット アドベンチャー』の抽選販売に20万件以上の応募が殺到
現状、リンク先の販売ページに飛ぶともう告知は変わっているのですが
自分でも確認をしておりましたので、リンク先の記事は間違いないです。
ちなみに、実際にその文言が貼られていたのはニンテンドースイッチ本体と
リングフィットアドベンチャーの抽選販売のページです。
スイッチが130台、リングフィットアドベンチャーが900セットの用意があったということで
この2つを合わせても、用意された台数に対して実に194倍というとてつもない倍率に…。
おそらく転売ヤーがツールで予約アタックしているのは間違いないかと思われますが
全部がそういうわけではないのは間違いないので、多めに見て半分ほどが転売ヤーの
ツールによるものだったとしても10万。これでも88倍というやはり高倍率。
内訳が出ていないので、なんとも言えませんが、仮にスイッチの販売数に対して
20万(以上)の応募が殺到したのであれば、倍率はなんと1538倍!
宝くじのそこそこの高額当選金に当たるぐらいの確率ではないかと…。
いずれにせよ、発売から4年目のハードでこんなことが起こりうるのはもはや
前代未聞の勢いと言って間違いないでしょう。今後生産効率が戻り
潤沢に在庫が確保できた場合に、このスイッチがまたどこまで売っていけるのか
引き続き、当ブログでも毎週の売上を追っていきたいと思います。