本来は3月に発売予定だったものが延期となり

来月4月10日に発売することが現時点で決定している

FINAL FANTASY VII REMAKE


2015年のE3に1997年に発売されたPSの勝利を決定づけたこのタイトルの

リメイクが制作されていることが発表され、その後紆余曲折を経ながらも

初回の発表から5年近く経って、ようやくその作品がお目見えとなる状況である。


しかし、今回発売されるのは分作の一作目であり

分作一作目として収録される範囲は、まさかのオリジナルDISC3枚組の

全体のストーリーに於いては、序盤も序盤であるミッドガル脱出までが

今回のリメイクの範囲ということになっている。メインで携わる野村哲也氏の

悪い癖が今回も出ており、発表から発売までこれだけの時間がかかっていることと

更にほんのごく一部しかリメイク範囲ではないということが、あまり表立って告知されておらず

このまま行くと、最悪分作と知らずに買ったユーザーから小売へのクレームが多発しそうなタイトルにもなっている。

先日当ブログでも記事にしたが、最新のCMでは明らかに全くこのゲームの情報を知らない人にとっては

優良誤認をさせるようなCMを流しており、売り方に正直疑問符が付く状態になっている。


【優良誤認案件】『FFVII Remake』のCMが詐欺的な内容であることが話題に!


今現在悪評のほうがゲーマーから多い、スクエニのタイトルにおいて

最後の切り札敵タイトルだったわけであるが、このまま行くと正直

発売後かなり荒れるのでは…?とも思ってしまうような状況にもなっている。


しかし、なんだかんだ言って、今年のPS4の今の所発表されている

タイトルの中では最も注目度が高い本作。発売まであと2週間を切っているわけだが

新たな販売方法として、お馴染みの本体同梱版が発売されることが決定したのだが…。


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『FF7R』を同梱したPS4・PS4Pro本体が同時発売!ゲームは実質無料状態に!

PSに限らず、スイッチやXboxに於いても本体にタイトルをバンドルして

販売するという手法は、昔からよく見られる手法である。

最近の任天堂で言えば、あつ森の特別デザイン本体が発売されたり

スイッチは初期にもモンハンXXやスプラ2同梱版などのスイッチ本体を販売している。

Xboxも廉価になったモデルに、通常よりは安い値段設定でかつての名作を

同梱して販売といった手法を取って、本体とソフトの販促につなげていることがある。


なので、こういったバンドル商法を否定は特にはしていないのだが

最近PSでは、モンハンWの追加コンテンツであるアイスボーンが発売された時に

そのアイスボーンを同梱した本体が、通常の価格と同じ価格帯で販売される

すなわち、アイスボーン(+本編)が実質無料でPS4本体価格分だけで

購入できるという、採算が取れるのか…?と心配になるような販売のされ方をしていた。

もっとも、これは追加コンテンツ分と、それ以前に既に大きく値崩れしていた本編の分を

鑑みれば、ユーザー的にはそこまでお得ではなかったかもしれないのだが

今回のFF7Rで、このモンハンWアイスボーンで行った売り方を再度する…

つまり、FF7Rが実質無料でついてくる本体同梱版を数量限定で発売することが発表されている。

①商品概要
「PlayStation4 Pro FINAL FANTASY VII REMAKE Pack 」と「PlayStation4 FINAL FANTASY VII REMAKE Pack」はどちらもPS4本体の代金だけで、FF7リメイクのパッケージ版ソフトも付いているという価格設定に驚かされますね!

PS4の本体はHDD1TBのPS4 Proのブラックと、HDD500GBのブラックが用意されたうち、PS4 Pro(HDD1TB)は完売続出ですので、早めにチェックされた方がいいですよ!


これは絶対にソフトがそんなに経たないうちに投げ売りになるだろうな…。

FF7というスクエニの中でも現時点でもトップクラスのタイトルの価値を

ここまで自ら棄損してくるとは恐れ入る。

正直、この売り方は初週はある程度捌けて数字は出るだろうが、確実にこの後の

商売に悪影響を与える売り方であると考える。ゲームを作ったその張本人が

そのIPを大事に扱うと言った姿勢が全く見えず、価格を上乗せした同梱版を

普通に販売すればいいのにと個人的には思う。制作しているスタッフにプライドはないのだろうか…ないのだろう(反語

今までのスクエニやPS界隈の売り方を見ていると、この後いつまで続くかわからないが

このFF7Rは次世代機で再度リマスターやら、全部の分作をまとめたタイトルが出ると

個人的には予想している。あまりにも自社IPを粗雑に扱う姿を見ていると

その対極に位置する任天堂の売り方と比べて、実に下品な売り方だなと思わざるを得ない。

売り方はそれぞれの会社の自由とは言え、かつてこのゲームをオリジナルでプレイした

人間としては、実に複雑な想いを抱かざるを得ない。


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