毎週更新の週販記事。今年度よりメディアクリエイトが情報を公開しなくなったため
新たにファミ通のデータを使っての更新となる。
ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として
発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。
コロナの影響が全世界に広がり、ゲーム業界もその影響を当然ながら受けている。
特にニンテンドースイッチは4年目というゲームハードの生涯の中で
もっとも売れる時期に入っていて、本来であればもっと台数を伸ばしていても
おかしくない時期なのだが、ここに来て本体を生産する中国の工場稼働が抑えられているため
本体をなかなか用意することが出来ないもどかしい状況に陥っている。
先々週はノーマルスイッチの販売台数が4400台ほどと、発売してからもっとも少ない台数になっていたが
先週は昨日の速報分で1,1万台ノーマルスイッチが売れたことが確認されており、多少は
中国の工場が生産を再開しているのでは?と思われる数字も出ている。しかし依然として
全世界でのコロナ騒動は終息を見せず、この状況が来週更に改善しているかは未知数となっている。
本体の展望は暫く読めないが、任天堂はスイッチの定番ソフトが多くあり
TOP10にそれらの定番ソフトが未だに多くランクインしている。
今はソフトを売る時期と割り切って展開するしかないだろう。
ソフトのランキングはこれから暫く任天堂にとって非常に重要なものとなるが
あつ森が発売する一週間前の先週のTOP30のランキングはどうなっただろうか?
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【ファミ通】2020年3月9日~2020年3月15日のソフトランキングTOP30
本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。
なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。
出典:ゲーム販売本数ランキング 集計期間:2020年3月9日~2020年3月15日
まずは恒例の新作の消化率。仁王2は大体出荷分の半分~6割を売ったという所。
出荷数は15~18万本程度と推察される。正直出荷本数もそこまで多くないのだなと思う次第。
ヒロアカのゲームはスイッチ・PS4版ともに消化率はやや低め。スイッチ版は4万本ぐらい出荷か?
PS4版はここから数字を伸ばすのがおそらく厳しいであろうはずなので、ワゴンセールされてしまうかもしれない。
ウイニングポストもそれなりの消化率。数字を見るとやはりこういうゲームはPS4が強いと思う。
もっとも本数差は3000本未満で、気づいたら逆転している可能性は有り得そうだが。
今回も30本中25本がスイッチのソフトと、相変わらずスイッチタイトルがほぼ独占状態。
PS4の年始からの目玉だったドラゴンボールKAKAROTと龍7はついに30位圏外に。
50位まで発表している電撃のほうであればランクインはあるだろうが、それぞれ
25万本・5万本という節目を見ること無くファミ通のランキングでは退場となった。
一方のスイッチはいよいよNewマリUの80万本とDQ11Sの50万本が来週には到達できるような数字に。
やはり、数は少なくともジワジワ売っているのが任天堂ハードでの特徴で、この傾向は
今後も続いていくのは間違いない。本体の生産が早く戻ってソフトの売上も回復傾向が見られれば良いのだが…。
4年目でもランクイン継続中の15位
冗談抜きでスイッチが現役の間は売れ続けるんじゃないかと思ってますw
新作の販促に繋がるのであればフリープレイで過去作を遊んでもらうのも有りだと思っていたのですが仁王2の売上を見ると良い効果よりも逆に一度フリープレイになったタイトルは時が経てばそのうちフリープレイで遊べるかもと買い控えされてるのかもしれません。任天堂の売りたいタイトルをお試しできる期間限定トライアル&今は買えない懐かしいソフトのフリープレイという方法が結果的には良いのではないでしょうか。
PSの今までのソフトの売れ方を見ていると、確実にまたとちさんのおっしゃっているような買い方をしているユーザーの方が多いと感じますね。
フリープレイと言わずとも、ベスト盤が一年以内にバンバン出たりとPS関連のソフトは発売日に買うとバカを見ることが非常に多いので、警戒もされているのだと思います。
その点任天堂の売り方は良いですね。一斉トライアルも期間を決めてのやり方はよく考えたなと思います。やはり売り手がソフトの価値を自ら棄損するような売り方をしてはいけないと個人的には思ってます。