毎週更新の週販記事。今年度よりメディアクリエイトが情報を公開しなくなったため

新たにファミ通のデータを使っての更新となる。

ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として

発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。


中国のコロナウイルスの影響が長引いており、昨日発表された

ハードの販売台数の結果は、ノーマルスイッチが4400台程度まで落ち込むという

ハード発売から初めての国内週販4桁という状況になっている。

あつ森の特別デザイン版がある程度は放出されるため、今週が台数の底で

来週からまたある程度の販売台数が記録されると予想されるが、それも

肝心の中国での工場稼働が目処が立たなければ、正直今後も厳しい状況になるのは間違いない。

中国は終息してきているという発表を、海外に向けて行っているが、その一方で

武漢が再発した患者が増えていると言った情報もでてきており、現時点では

まだまだ予断を許さない状況であると個人的には捉えている。自分が住んでいる新潟市も

今日新たに3人の感染が報告され14人の感染者が確認されている状況になっている。


ハードの販売は厳しいが、ソフトは不謹慎な言い方になってしまうかもしれないが

感染拡大を恐れての外出自粛が全体的な傾向にあるため、チャンスの時期でもあるといえる。

特に学校が休校になっていることで、時間を持て余している子供も多いと思われるため

その子どもたちに向けての商売を行うことは一つの販売戦略となる。

それが、先日記事にしたレベルファイブの主力タイトルの1000円セールなどに現れていると言える。

ハードの販売数が伸びないのは厳しいが、既に国内で1200万台以上の普及をしている

ソフトが最大の利益になるため、任天堂以外でもここでソフトの販売に力を入れてほしい所。


さて、昨日発表されていたTOP10では、相変わらずのスイッチ無双。

ポケダンDXが1位を取り、10本中9本がスイッチのタイトルとなっていた。

3月も本来であれば、小売の販売が活発になるシーズンの一つ。どのような結果が30位までではでているだろうか。


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【ファミ通】2020年3月2日~2020年3月8日のソフトランキングTOP30

本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。

なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。









出典:ゲーム販売本数ランキング 集計期間:2020年3月2日~2020年3月8日


先週もやはりというか、任天堂無双だったようだ。

TOP30のうち24本がスイッチソフトという占有率。TOP20まで見ると

2本しかPS4のソフトはない状況で、本体は厳しくてもソフト資産が

役割をきっちりとこなしているという状況であると言えるだろう。


消化率はポケダンDXは大体予定通りの売れ行きなのかなという印象。

この消化率だと、大体出荷本数は15~18万本ぐらいだろうか。

のび太の新恐竜は12位にランクイン。消化率を見ると厳し目だが

フリュー的には映画公開と合わせて長く売るという思惑があったのではないかとも思われる。

ただ、今回映画館がモロにコロナウイルスの感染の危険性がある条件を満たしている

施設だけに、これはフリューの思惑通りに売れない可能性もあるかもしれない。

P5Sは、大体初回出荷は両機種とも捌けているようである


気づけばNewスーパーマリオU DXが80万本、ドラクエ11Sが50万本の大台にいよいよ王手と言った所。

マリオ系のジワ売れ率は半端ない。任天堂の看板キャラクターであるのはやはり伊達ではない。

龍が如く7とKAKAROTはそれぞれ25万、20万に到達するか、それとも到達前にランキングから

完全消滅するかの瀬戸際に立たされている。こちらの結果も注目してみたい。

全体的に見ると、やはり定番は強いと感じられる結果となった。

コロナによる影響がこれからどれだけでてくるのか、引き続き注目していきたい。


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