毎週恒例水曜日の週販記事。

ニンテンドースイッチが発売されてから、158週目となる2020年3月第1週の週販ランキングが

先程ファミ通で更新された!


ここのところ、新型コロナが日本経済…いや、世界経済を脅かす非常に深刻な事態が続いている。

日本の感染者数は、諸外国に比べると中国に近い割には少ない…という数字にはなっているが

検査が他の多く出ている国と比べると、その数が絶対的に少ないという指摘もあり

正直、現在国内での新型コロナウイルスの現状が把握できない状況にある。


しかしクラスターと呼ばれる小規模な集団での感染が、各地で認められることから

現在は各種イベントやスポーツ大会などが相次いで延期、または中止という判断がされている。

今日もタイムリーなところで、長い歴史の中で初となる春のセンバツ野球も中止になるなど

その影響がどこまでいくのか、全く読めない状況になっている。


ゲーム業界も、何度も言及しているように任天堂のスイッチの本体生産に大きな影響が出ており

ノーマルスイッチの本体やリングフィットアドベンチャーの生産が厳しい状況になっている。

幸いスイッチはLiteのほうが今月分の出荷を既に完了していることが判明しているが

コロナウイルスの影響が長引けば、当然ながらLiteの方にも影響が出てくると考えられる。

見えない敵との先の見えない長い戦いが予想されるが、ゲーム業界に限らず

日本経済全体に非常に深刻な影響を与えかねないので、早く終息を期待したいが…。

ただ、スイッチは既に全世界で3500タイトル以上、日本国内で1900タイトル以上が

既にリリースされている状況でもある。本来ゲームハード事業はハードを売ること自体は

そこまで大きな儲けにはならないので、既にある豊富なソフト資産でなんとか乗り切ってほしいと思う次第である。


先が見えないコロナのことにこれ以上言及しても仕方がないことではあるので

ここからは新作ソフトの紹介に入る。まず、確実に売上トップになるのは

かつてDSで2バージョン発売されたタイトルの完全版的扱いとなる

ポケモン不思議のダンジョン 救助隊DX(以下ポケダンDX)である。



不思議のダンジョンシリーズ自体は、どちらかというとゲーマー向けのタイトルだが

ポケモンとのコラボにより、とっつきやすいタイトルになっている。

元から人を選ぶシリーズではあるが、ポケモンとのコラボにより売れ行きは6桁に到達するだろう。

ちょうど、コロナ騒ぎで休校になって暇をしている子どもたちの暇つぶしにもちょうど良いのではないだろうか。


あとは同じく子供需要という点でドラえもん のび太の新恐竜

ランクインがあるかも、注目してみたい。



発売元はフリュー。フリューは結構ドラえもんのゲームを出していることもあるし

日本ではドラえもんのゲームは一定の需要がある。TOP10入を期待したい。


あとは藤井聡太7段が監修している将棋ソフトも発売されているが

TOP10入はまず無いと断言できるので割愛。コロナの影響が続くが

ソフトは却って売上が上がるチャンスでもある158週目の結果やいかに?


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ニンテンドースイッチ158週目は合算で5万台を売り上げる!ポケモン不思議のダンジョン 救助隊DXが13.8万本売り上げTOPに!

先程、ファミ通で更新された速報ランキングの記事は↓である。


【ソフト&ハード週間販売数】『ポケモン不思議のダンジョン 救助隊DX』が13.8万本で初登場1位! Switch Lite、PS4&PS4 Proが週販台数を伸ばす【3/2~3/8】


ハード販売台数・TOP10ランキングの引用を貼る。

 Nintendo Switch用ソフト『ポケモン不思議のダンジョン 救助隊DX』が初登場1位を獲得した。同作は、2005年に発売されたゲームボーイアドバンス・ニンテンドーDS用ソフト『ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊』をベースにしたリメイク作品だ。

 そのほかでは、新作タイトルの発売で一時期順位を下げていたNintendo Switchの定番タイトル、『マリオカート8 デラックス』や『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』、『Minecraft』などが、再び順位を上げてきた。TOP10中、2020年に発売されたのは『ポケモン不思議のダンジョン 救助隊DX』と『ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ』の2本となっている。

 ハードでは、新型コロナウイルス感染症の影響で品薄が懸念されているNintendo Switchのセールスが4424台まで落ち込んだ。反面、Nintendo Switch Liteに加え、プレイステーション4、プレイステーション4 Proは週販台数を伸ばしている。

ソフト推定販売本数TOP10

1位(初登場) Switch ポケモン不思議のダンジョン 救助隊DX
13万8548本/ポケモン/2020年3月6日発売

2位(先週1位) Switch ポケットモンスター ソード・シールド
20679本(累計 349万1353本)/ポケモン/2019年11月15日発売

3位(先週3位) Switch Minecraft
12933本(累計 129万8028本)/日本マイクロソフト/2018年6月21日発売

4位(先週4位) Switch マリオカート8 デラックス
12751本(累計 280万5986本)/任天堂/2017年4月28日発売

5位(先週5位) Switch 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
11319本(累計 359万2374本)/任天堂/2018年12月7日発売

6位(先週7位) Switch リングフィット アドベンチャー
10067本(累計 71万5030本)/任天堂/2019年10月18日発売

7位(先週2位) PS4 ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ
8109本(累計 14万3608本)/アトラス/2020年2月20日発売

8位(先週9位) Switch スーパー マリオパーティ
7774本(累計 136万2328本)/任天堂/2018年10月5日発売

9位(先週12位) Switch スプラトゥーン2
7293本(累計 333万5123本)/任天堂/2017年7月21日発売

10位(先週10位) Switch 東北大学加齢医学研究所 川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のNintendo Switchトレーニング
6394本(累計 17万1725本)/任天堂/2019年12月27日発売

中略

※本ランキングの推定販売本数は、パッケージソフトおよびダウンロードカード、本体プリインストール版を合算したものです。

ハード推定販売台数
Switch Lite/46161台(累計 147万226台)
PS4/9584台(累計 742万5829台)
Switch/4424台(累計 1088万1146台)
PS4 Pro/4187台(累計 145万1362台)
Xbox One S/60台(累計 92941台)
Xbox One X/29台(累計 19028台)
New 2DS LL/1220台(累計 170万1149台)
New 3DS LL/77台(累計 588万6567台)

というわけで、ニンテンドースイッチの158週目はノーマルスイッチが4,424台

Liteが46,161台を売り上げ、前週からの累計売上台数は合算で12,351,372台となった。

この結果を見る限り、ノーマルスイッチの品薄は深刻な状態が続いているということになる。

今までスイッチが販売されてきた中で、最も低い売上であるのは間違いなく、仕方ないこととはいえ

任天堂としても歯がゆい状況であると言ったところだろう。本当にLiteがリスクヘッジの

役割をある程度果たしているところが不幸中の幸いといったところか。

そしてLiteに需要が集中したことにより、Liteの累計販売台数がさり気なくPS4Proを抜いている。

あつ森本体がある程度確保されているはずなので、再来週からは数字も一定期間は

戻すと思うが、中国の工場がなんとかならなければジリ貧になってしまう。

どんな商売にもリスクというのはあるが、今回はそのリスクが直撃している形になる。

PS4とProの台数が増えているのは、スイッチが無いから仕方なく…という理由で選ばれている可能性もありそうだ。

PS4とProはおそらく在庫は潤沢にあるはずなので、こちらはしばらく安定するだろう。


ソフトは予想通り、ポケダンDXが1位。13.8万本はDSの頃のデータを採取していないので

なんとも言えないが、不思議のダンジョンというシリーズで見れば売上は良いほうだろう。

こちらもある程度のジワ売れは期待できるはずなので20万本は堅いと予測する。

そして残りはやはりというか、スイッチの定番タイトルが上位にランクイン。

定番タイトルを作っておく重要性が改めて確認できたということと、コロナウイルスで

こもりがちになっているので、やはりオンラインで長く楽しめるタイトルが上位に来ている印象である。

残念ながら、ドラえもんの方はランクインはしていなかったが、明日更新の30位以内にはあるだろう。

TOP30は明日更新予定。


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