毎週恒例水曜日の週販記事。

ニンテンドースイッチが発売されてから、157週目となる2020年2月第5週の週販ランキングが

先程ファミ通で更新された!


日本でも新型コロナウイルスの脅威が大きくなって、そろそろ一ヶ月が経とうとしている。

ニンテンドースイッチの生産は相変わらず中国の生産工場の稼働率低下により

厳しい状況が続いているようで、生産が以前のように戻れば任天堂から

アナウンスがあるはずであるが、そういったアナウンスは未だ無い。

ノーマルスイッチ本体は相変わらずの品薄が続くと予想されるが、不幸中の幸いであるのは

もう一つの廉価版本体であるLiteが3月分の予定出荷分は既に出荷完了しているということ。

流石にLiteだけで持ちこたえるのはいささか厳しいが、それでも機会損失をある程度は

防げる状況にあるということである。ただ、3月以降の話は聞こえてきてはおらず

コロナウイルスの影響が長引けば、Liteの供給も厳しい状況になってくるのかもしれない。

人間の力ではどうすることも出来ないとはいえ、売上を追っているものとしては

まだしばらくやきもきするような結果が続きそうだ。

あとはハードの売上はそこまでではないだろうが、コロナウイルスによって

イベントの自粛ムードが強まっているため、ある意味ソフトの売上はチャンスの時期とも言える。


さて、先週の新作だが数はそれなりに多いがマルチが多いのと

いわゆる大作というのは無い状況となっている。

そんな中で注目されるのは、果たして10位以内にどれかがランクインするかどうかが

見もののLoveR Kissがあるだろう。



レコラブやフォトカノの流れを汲む一作で、もともとはPSカンファレンスで

PS4の目玉タイトル?(会場の反応は高かったらしいw)として紹介されたタイトルであり、オリジナルは

昨年の早い時期にPS4で独占で出ていたが、その完全版がこのLoveR Kiss。

スイッチ版は後発で完全版という扱いで、PS4は追加版という形になるのだろうが

再度フルプライスでの発売ということで、数少ないファンからは売り方に批判が上がっていたタイトルでもある。

最近セクシャルな表現に厳しい規制がかけられているとされるPS4とスイッチ版で表現の違いがかなりあり

PS4版はいわゆる実家版になっていて、スイッチ版のほうが

製作者の表現したかったものになっているであろうことは、色々と皮肉なものである。

ただ、ジャンルがジャンルだけにやはりTOP10入は厳しいか。30位以内も厳しいかもしれないが。


PS4独占でバンナムから発売された、バンナム得意のキャラゲーである

ONE PUNCH MAN A HERO NOBODY KNOWSも発売。



ただ最近はこの手のキャラゲーも、PS4ではあまり売れない状況になっている。

スイッチとマルチにしなかったのは正直疑問符が残るが、原作人気がどこまで反映されるだろうか。


全機種マルチで発売されているタイトルに、GBAとDSで展開された

ロックマンゼロとゼクスシリーズの計6作を一つのパッケージにまとめた

ロックマン ゼロ&ゼクス ダブルヒーローコレクションも発売。



ロックマンシリーズは一昨年に11が発売されているが、最近の展開の鈍さでは

やはりある程度の売上を希望するのは厳しいか。もともと任天堂ハードでのシリーズ(GBA/DS)なので

これはスイッチ版が一番売れるのではないだろうか。


スイッチ独占タイトルとしては、タイトーの往年の名作の

久々の新作であるバブルボブル 4 フレンズがある。



とはいっても、往年のアーケードで稼働していた有名アクションゲームと言ったところで

今のユーザーよりはかつてのゲーマー層を狙っているタイトルと言える。

なので、売上はそこまでではないと思われる。TOP30に入れるかも微妙かもと思っているが果たして?


個人的に気になるソフトや注目されているのはこれぐらいだろう。

先週に引き続き、P5Sがまた一位になると予想しているが結果は?


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ニンテンドースイッチ157週目は合算で5.3万台を売り上げる!ポケモンソード・シールドが7週ぶりに売上TOPに!

先程、ファミ通で更新された速報ランキングの記事は↓である。


【ソフト&ハード週間販売数】『ポケモン ソード・シールド』が7週ぶりに1位返り咲き! スイッチ&Switch Liteは週販5.3万台とやや復調【2/24~3/1】


ハード販売台数・TOP10ランキングの引用を貼る。

 『ポケットモンスター ソード・シールド』が、7週ぶりに1位に返り咲いた。発売以降8週連続で1位を獲得し、それ以降もTOP10内をキープ。安定したセールスを続け、累計販売本数はまもなく350万本に達する。

 ちなみに、集計期間中の2月27日は『ポケットモンスター 赤・緑』が1996年に発売されたことを記念した“Pokemon Day”。『ポケモン』コンテンツに注目が集まった影響か、先週よりも販売本数を伸ばしている。

 新作では、『ロックマン ゼロ&ゼクス ダブルヒーローコレクション』のNintendo Switch版が、唯一TOP10内の6位に入った。プレイステーション4版は惜しくも11位とTOP10入りを逃した。

 ハードでは、Nintendo Switch LiteとNintendo Switchがそれぞれ週販台数を伸ばして両機種合計5.3万台。前週の4.1万台よりも若干セールスを伸ばし、復調傾向となっている。

ソフト推定販売本数TOP10

1位(先週3位) Switch ポケットモンスター ソード・シールド
24886本(累計 347万674本)/ポケモン/2019年11月15日発売

2位(先週1位) PS4 ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ
19504本(累計 13万5499本)/アトラス/2020年2月20日発売

3位(先週6位) Switch Minecraft
12510本(累計 128万5095本)/日本マイクロソフト/2018年6月21日発売

4位(先週10位) Switch マリオカート8 デラックス
11958本(累計 279万3235本)/任天堂/2017年4月28日発売

5位(先週8位) Switch 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
11635本(累計 358万1055本)/任天堂/2018年12月7日発売

6位(初登場) Switch ロックマン ゼロ&ゼクス ダブルヒーローコレクション
11610本/カプコン/2020年2月27日発売

7位(先週5位) Switch リングフィット アドベンチャー
8958本(累計 70万4963本)/任天堂/2019年10月18日発売

8位(先週2位) Switch ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ
8889本(累計 55304本)/アトラス/2020年2月20日発売

9位(先週13位) Switch スーパー マリオパーティ
7650本(累計 135万4554本)/任天堂/2018年10月5日発売

10位(先週12位) Switch 東北大学加齢医学研究所 川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のNintendo Switchトレーニング
7644本(累計 16万5331本)/任天堂/2019年12月27日発売

中略

※本ランキングの推定販売本数は、パッケージソフトおよびダウンロードカード、本体プリインストール版を合算したものです。

ハード推定販売台数
Switch Lite/37784台(累計 142万4065台)
Switch/15314台(累計 1087万6722台)
PS4/5946台(累計 741万6245台)
PS4 Pro/3637台(累計 144万7175台)
Xbox One X/37台(累計 18999台)
Xbox One S/35台(累計 92881台)
New 2DS LL/1064台(累計 169万9929台)
New 3DS LL/67台(累計 588万6490台)

というわけで、ニンテンドースイッチの157週目はノーマルスイッチが15314台

Liteが37784台を売り上げ、前週からの累計売上台数は合算で12300787台となった。

スイッチは先週よりも結構数字が伸びている。相変わらずノーマルスイッチの台数は厳しい状況になっているが

Liteが補っているのは、ここのところの傾向で今後もしばらくは続くということだろう。


TOP10ではP5Sが2週連続TOPかと思いきや、まさかのポケモンソード・シールドが

7週ぶりのトップに返り咲くという自体に。このブログで記事を書いていたのに全く失念していたが

確かにポケモンデーや全ポケモン人気投票などの露出があったので、この結果には納得。

それにしてもやはり、息が長いコンテンツであることを改めて感じるばかりだ。


P5Sは2位に後退。そして唯一のTOP10入PS4ソフト。スイッチ版もまだTOP10入しているのは少し意外。

またここに来て、スイッチソフト無双状態になっている。

マイクラやマリオカートなどの定番ソフトが売れているのは相変わらず。

これらのタイトルは、コロナで休校になって暇を持て余している

子どもたちにとっては、非常に良い暇つぶしとなっているのではないだろうか。

リングフィットが商品が用意できない厳しい状況でありながらも、70万本の大台を突破。

供給さえできていれば、コロナウイルスで室内運動が見直されている今

更に爆売れするのは間違いないのだが、本当に大きな機会損失になっているのがもったいない。


新作はロックマン ゼロ&ゼクス ダブルヒーローコレクションのスイッチ版が

案の定TOP10入。PS4版が11位とのことだが、最終的には両者にかなりの差がつくとは思われる。

カプコンの小遣い稼ぎ的な移植コレクションタイトルとは言え、ゲームとしては評価されているので

コスパは非常に高い。個人的にも購入するかを迷っている段階だが…。TOP30は明日更新予定。


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