プログラミングを組めるゲームというのは
意外に昔から、様々なハードでリリースされている。
古くは、ファミコンの周辺機器になるファミリーベーシックや
ゲーム機とプログラミングの出来る、キーボードを併せ持った
ハードであったMSX。
コンストラクションゲームとして、ファミコンでシューティングを作れる
絵描衛門 (デザエモン)というゲーム(コレは後に、SFCやPS、SS、N64でも発売される)や
アスキーから発売されたツクールシリーズなどがあった。
ファミリーベーシックなどは、それこそプログラミング言語を打ち込んでいく必要があるし
ツクールシリーズなどは、予め用意されたパーツ・グラフィック・曲などを
組み合わせて作って行くタイプで、難易度はそれぞれ違う。
しかし、一つ言えるのは、モノを作るということは根気が居る作業であり
これは、どのコンストラクションツールを使っても、同じ事が言える。
なので、万人受けはしないジャンルになるが、一定の凝り性の人々が
購入するようなソフトとなっている。
この一定の人が、購入するようなコンストラクションツールが
ニンテンドースイッチにも発売されることが決定した!
ニンテンドースイッチで動かせるゲームをプログラムできる
「FUZE Code Studio」というゲームである。
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イギリスのFUZEがニンテンドースイッチ向けに開発したプログラミングツール「FUZE Code Studio」
E3が先週行われていたが、その時に発表されたタイトルには含まれないものの
ニンテンドースイッチには多数のゲームがリリースされることが今後予定されている。
今回紹介されたプログラミングツール「「FUZE Code Studio」」はイギリスの
FUZEが開発するニンテンドースイッチ用のゲームを作れるプログラミングソフトである。
FUZE社は、Windowsなどにプログラミングソフトを開発している実績のある会社である。
英FUZE Technologiesは、Nintendo Switchで使えるコードエディタ「FUZE Code Studio for Nintendo Switch」を発表した。提供開始は2018年第2四半期の予定。
Switch上で動作するコードエディタで、2D/3Dのゲームを開発できる。プログラミング言語は独自に開発されたBASICベースのテキストベースのプログラミング言語「Fuze BASIC」で、コーディング経験不要で簡単にプログラミングを学ぶことができるという。
FuzeおよびFuze BASICは元々WindowsおよびRaspberry Pi向けに提供されている学習環境で、すでに英国内の数百校で学習に使われるなどの実績がある。
Switchでは、Joyconとそのセンサーに直接アクセスでき、ドックを使用して開発したゲームをTVに表示したりすることもできるとする。コードの入力はソフトウェアキーボードをタッチ操作して行なうが、通常のキーボードを接続して使うこともできる。
キーボードの接続方法などについて詳細は記載されていないが、周辺機器メーカーのHORIから、ドックに接続して利用できるNintendo Switch公式USBキーボード「コンパクトキーボード for Nintendo Switch(税別2,980円)」が9月より発売される予定。
引用元: Switch上でゲームを開発できる「FUZE Code Studio for Nintendo Switch」
基本的なプログラミング言語のBASICを学びながら、ゲームを作ることが出来るツールになるとのこと。
子供の習い事にプログラミングが入っているような時代に今はなっているので
子供のプログラミング学習にも、最適なソフトかもしれない。
ゲームについても、簡単なゲームを作ることはもちろん、ゲームのグラフィックや
音楽なども自作できるほどの能力もあるとのこと。
プログラミングは、画面内に表示されたキーボードでプログラムを
入力していくようだが、日本でも周辺機器メーカーのHORIが
これからドックに有線接続で使えるキーボードを販売する予定で
当然、このキーボードにも対応すると思われる。
自分で遊べるゲームを作りながら、プログラミングを学べるソフトになるので
将来的に、このソフトでゲーム開発のいろはを学んだ人間が
実際のゲーム開発に携わる…ということもあるのだろう。
売れるソフトではないだろうが、一定数の需要があるソフトになり
好きな人にはたまらないツールになりそうである。
発売日は、来年の7月~9月頃とされているので、続報を待ちたい。