毎週更新の週販記事。今年度よりメディアクリエイトが情報を公開しなくなったため
新たにファミ通のデータを使っての更新となる。
ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として
発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。
1月も終わりに近づき、これからしばらく年末年始の揺り戻し的な
小売閑散期がしばらく続き、ゲーム業界もその影響を多大に受ける。
例年であれば、年末年始にソフトを集中させる任天堂と
年始から年度末までにソフトを集中させるPSといった違いが出ていて
今年においても、ソフトのリリースについてはPSのほうが有力タイトルが
多く出ている傾向にある。任天堂が全く無いというわけではないが
例年の流れとしてもはや定まった流れとなっており、今年もその例にほぼ漏れない。
ただ3月にスイッチにポケダンと、大本命のあつ森が今年は発売されるので
スイッチの勢いが落ちるのは限定的にはなりそうである。
昨日の本体台数とTOP10を更新するファミ通の速報では
2週連続の龍7がトップとなったが、リングフィットに肉薄されての結果となった。
龍が不甲斐ないと言うよりは、リングフィットがジワ売れしすぎと言ったほうが
正しいような結果であったが、TOP10には龍と同時に発売されたKAKAROTが
TOP10圏内に入っただけで、あとはいつものスイッチの定番タイトルが上位を占める
結果となっていた。10位の数字が6000割れなので、先週の数字はTOP30まで見ると
相当に数字が少なくなるのは間違いないと思うが、どのような結果になっただろうか。
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【ファミ通】2020年1月20日~2020年1月26日のソフトランキングTOP30
本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。
なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。
出典:ゲーム販売本数ランキング 集計期間:2020年1月20日~2020年1月26日
今回はTOP10に新作が無かったので、消化率に対しての言及はあまりできないが
脳トレは初回出荷分は徐々に捌けているようなので、他の任天堂タイトルと同様に
初回出荷分は長い目で見れば売り切ることは問題ないだろう。
三国志14と#FEも初回分を捌くのは問題ないと思われる。
PSではソフトの売上が長続きしないので、一度在庫を出すと投げ売られてしまう可能性が高いが
スイッチのタイトル…特に任天堂タイトルはほとんどその心配が無いのは小売にとってもありがたいことだろう。
新作は日本一のvoid tRrLM(); //ボイド・テラリウムが
スイッチ版が14位、PS4版が19位にそれぞれランクイン。消化率的には微妙なところか?
しかし、そんなに差が無いとはいえ日本一タイトルまでもがスイッチのほうが初週売れるという
現在の状況を見ていると、いよいよPS4も終焉が近づきつつあると感じる。
口コミで好評が広がりつつあるらしく、出荷もDL版と合わせて10万本を突破したという
十三機兵防衛圏がパッケージではそんなに数字が出ていないのは寂しいところ。
ゲハ的にはPSストアのDL売上の本数が大体類推されてしまう指標として使われてしまっているようではあるが。
まぁ、その結果は個人的にはどうでもいいので触れることはしない。
やはり小売閑散期に入りつつある時期だけに全体的な売上はおとなしめ。
2月いっぱいはめぼしいソフトも無いので、この傾向は暫く続く。
当ブログのコンテンツ的には少し寂しいことにはなるが、更新はもちろん続けていく。