2019年で発売から3年目の年を迎えていたニンテンドースイッチ



ハードのピークが来る3年目ということもあって、2019年は年末商戦も含めて

絶好調だったニンテンドースイッチ。既に国内の普及台数は1188万台となっており(Lite含む)

任天堂の据え置きハードで世界で一番売ったWiiの国内累計台数である1275万台も

射程圏内に入っている状況に、発売から3年目で既になっている状況である。

今年の3月からは4年目に入り、ハードのピークが一番来る時期とされているだけに

今年のこれからの売上をどれだけ伸ばしていくかも期待出来るものとなっている。


ハードが売れればソフトも売れるということで、ニンテンドースイッチは現在パッケージソフトが

週販ランキングを多く占めるなど、好調さはそこでも確認が出来る状況であるが

今のゲームの販売形態については、パッケージタイトルだけでなくDL販売といった

販売も主流になってきている。とはいえ、依然としてゲーム全体の売上はパッケージのほうが上ではあるのだが

任天堂の決算によれば、DL配信での販売数もスイッチが発売されて以降右肩上がりで

その比率も上がっていることが、決算の発表から読み解ける状況になっている。


ニンテンドースイッチのDLソフトを買うには、任天堂が運営している専用ショップである

e-Shopで購入する必要がある。パッケージが出ているタイトルも

DL専用のタイトルも、DL版は基本的にすべてここで購入するものになり、スイッチからアクセスできる

e-Shopでは常にゲームの売上ランキングもTOP30まで掲載されている状況になる。

常に見れるものは直近の結果だが、この度任天堂がもはや恒例となった

2019年1年を通して、e-Shopで売れたソフトのランキングをパッケージが発売されたソフトと

DL専用ソフトランキングの2つのランキングを公式ページにて公開している!


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「Nintendo Switch 2019年 年間ダウンロードランキング TOP30」が公開!

管理人もこのe-shopには大変お世話になっており、去年も80本ぐらいのゲームをe-shopにて購入を行っている。

物理的な形では手元には残らないものの、DLはソフトを入れ替える手間がなく手軽さでは圧倒的にDL版がいい。

ゴールドポイントの還元率も、5%とパッケージに比べて5倍となっているのでDL版の利用も抵抗が個人的には無い。

実際の売上数は一切公表されておらず、その数字は別のところで発表される数字から類推するしかない

状況ではあるものの、上位は年間である程度の数を売っているのは間違いないこのe-shopでの

DL配信の販売数だが、その2019年年間ランキングが任天堂より公式で公開されている。



以下に、パッケージのダウンロードランキングとDL専用ソフトのランキングの公式サイトのSSを貼っていく。






出典:2019年 年間ダウンロードランキング TOP30 ~パッケージソフト ダウンロード版編~






出典:2019年 年間ダウンロードランキング TOP30 ~ダウンロード専用ソフト編~


というわけで、定番タイトルの他意外なタイトルも入っているランキングになっている。

まず、パッケージタイトルのランキングは大体予想通り。ポケモンが圧倒的な1位なのは間違いないが

3位の風花雪月は、やはりカタログチケットで相当な数を売ったということだろう。

評価も非常に高かったので、DLだけで20万程度は売っているのかもしれない。

ポケモンが合算でどんなに少なく見積もっても80万本は売っているので、ソードとシールドが

パッケージ的な人気でみて、ソード50万・シールド30万ぐらいは確実に売っている

(初週の数字なのでもっと数字は増えているだろう)はずなので、3位につけている

FE風花雪月の数字はかなり大きいと予想している。

他にもアストラルチェインがルイマン3に続く売上で、これも定価が高かったこともあって

カタログチケットで相当売れているのだろうなと思われる。パッケージ版的な数値は

見た目は振るわなかったが、プラチナの関係者も売れていることを口にしていたので

これがその証拠と言えるのだろう。またフィットボクシングもかなり上位。

その下にいるぷよぷよeスポーツは500円での販売が度々あったので、それより売っているのはすごいと言える。

フィットボクシングも割引がされていたこともあったが、確か最大で20%程度だったと思うので

イマジニアが好調であることを喧伝するには十分な結果を残しているということなのだろう。

あとは1年目に出たブレワイやゼノブレ2が未だにランキングに入るぐらい売れているというのも驚く。

これらもカタログチケットの恩恵だろうが、いいゲームはいつまでも支持を受けるという好例になるのだろう。


DLソフトランキングに目を向けると、グーニャファイターやティンバーマンの順位が

事情を知らない人は不思議なのではないだろうか。グーニャファイターは98%ほどの割引の

100円での販売が多かったタイトルであり、ティンバーマンは50円での販売があったので

この順位にいるということが言える。DL専用ソフトのランクインタイトルには

このような極端な値引きのタイトルがあるため、DL専用タイトルは多少偏りのあるランキングにはなっている。

しかし、上位のにゃんこ大戦争やふにゃべぇ、CupheadやStardew Valley辺りはもはや

DL専用ソフトの定番というところになっているということだろう。こちらも任天堂のタイトルに負けず劣らずの

ロングセラーになっているタイトルが多い。そして7位に入ったmoonは大健闘と言える。

まさかFFIXよりも売上が上とは思わなかった。値段もそんなに変わらないので

moonを待望していた人は相当居たというふうに捉えることが出来るだろう。

意外なところでは、ロンチタイトルのオセロが30位に入っているというところ。

ある意味定番とも言えるゲームだけに、こういったタイトルの需要は常に一定数あるということなのだろう。

定番タイトルの傾向と、意外なタイトルがそれぞれ垣間見えた今回の年間ランキング。

2020年の年間ランキングが、来年発表される時はある程度の変動が見られるだろうか?


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