フランスに本社を置くゲームディベロッパーであり
定期的に様々なソフトを出しているため、日本でも知名度があることから
日本現地法人もあるUBIソフト。
幾つものIPを持ち、そのシリーズは大手にしては比較的
定期的にリリースしているディベロッパーである。
ただ、名作率はそこまで高くはないとも言われている。
そのUBIソフトが、持っているIPの一つで
一般受けするタイトルの一つにジャストダンスシリーズがある。
2009年にWii用の体感系ソフトとして発売されたこのタイトル。
日本ではそこまで馴染みは無いものの、任天堂がパブリッシングを行い日本向けの
楽曲などが新たに収録されたものや、妖怪ウォッチとコラボしたジャストダンスが発売されている。
海外ではWii版の初代が大ヒットを飛ばし、初代発売から3年後の2012年の時点で
シリーズ累計が2500万本を突破。海外のWikiを参照する限りは、2013年の10月までで
シリーズ累計販売本数が4000万本を突破しているという作品になっている。
海外での人気を確立してからは、毎年定期的にシリーズを発売しており、かつてはWii独占だったものが
今ではマルチプラットフォームタイトルとして、UBIの主力タイトルの一つになっている。
今年もジャストダンスシリーズの最新作であるJust Dance2020が海外で先日発売されたのだが
英国でのその売上比率を比べた数値、その結果がすごいことになっていることが判明している。
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ジャストダンスシリーズ最新作『ジャストダンス2020』の英国での売上比率がSwitch>Wii>PS4>Xbox oneの順であることが明かされる!
ジャストダンスシリーズは今やUBIソフトの主力タイトルの一つであり
現在は、全てのプラットフォームにマルチでゲームを出している状況にある。
海外で11月5日に発売された最新作Just Dance2020は、全ての現行据え置き機でのマルチと
あとは既に2世代前の任天堂ハードであるWiiでも発売がされている(なお今年で最後になるとのこと)
特に高いハード性能が必要とも思われない作品だけに、今回は
Wiiがマルチプラットフォームの一つとして選ばれているのだろうが
英国でのその売上比率において、Wii版がスイッチ版に次ぐ売上を記録していることを
海外のメディアが報じているとのこと!
2009年から毎年新作がリリースされているUbisoftの音楽リズムゲーム「ジャストダンス」シリーズ。日本ではかつて任天堂からWii版、Wii U版が発売されていたことを覚えている方もいるのではないでしょうか。
そんな本シリーズは多種多様なハードにも対応していることが知られており、Nintendo SwitchやPS4,Xbox Oneなどの現行ハードに加えて未だにWiiでもリリースされていることが知られています。ただし2020年バージョンをもってWii版は最後になるとの報道がなされています。
そしてつい先週の2019年11月5日に2019年版の「ジャストダンス2020」がリリースされたのですが、なんと驚くことに英国でWii版が二番目に売れるという珍事が起こっていることを海外ゲームメディア「Gameindustry.biz」(ゲームインダストリー・ビズ)が明かしました。
同メディアによれば最も売れたのはNintendo Switch版で55%、次いでWii版が21%
これはPS4の14%やXbox Oneの10%よりも高い数字となっています。Wiiといえばご存知2006年に発売された任天堂のゲーム機。その独特のコントローラー「Wiiリモコン」で普段ゲームをしない層すらも取り込み大ヒットし、そのノウハウはSwitchのJoy-Conにも生かされています。
既に任天堂自身も販売や製造を終え、ネットワークサービスも終了したハード(サポートは2019年11月時点でも継続中)にも関わらず未だに決して少なくない市場があるというのは驚きです。
比率としてスイッチ版が半分以上を売っているのは別としても、5分の1をWii版が占めているというのは正直驚きである。
記事内にも言及がある通り、2006年…つまりもう13年以上前のハードでHDにも対応していないような
今となっては古いゲーム機のはずのWii版が2番めに売れたということである。
海外では日本に比べて、ゲーム機の移行タイミングが遅いとも言われており、また貧富の差も大きいことから
過去のゲーム機が、日本から見た場合に驚くほど現役であったりする例があるが、それにしても…と言ったところである。
日本では発売されなかったが海外ではWiiの廉価版なども発売されている(現在は生産終了)のと、老若男女が楽しめる
Wiiリモコンと言った直感型のデバイスは、想像以上に根強い支持を得ているのかもしれない。
しかし、Wiiという2世代前のハードであっても、例えばWiiのマリオカートが実は今も
年間で全世界で数万単位で売れていたり、アメリカのAmazonでは年末商戦機になると
そのマリオカートがAmazonランキング100位以内に浮上してきたりすることもあるので
もしかすると、想像以上に息の長いハードがWiiと言えるのかもしれない。
いずれにせよ、性能だけに頼らない商品作りがこういった形で支持されているのを見ると感慨深いものがある。