(この記事はタレコミから作成しています。情報提供ありがとうございました。)
2017年のE3にて、開発されていることが任天堂より発表され
主に海外のコアなファンに大歓喜をもたらしたタイトルであるメトロイドプライム4。
任天堂の持つIPの中で、もっとも雰囲気がダークで重い雰囲気を持つシリーズである
メトロイドシリーズの、3Dアクションタイトルがこのプライムシリーズとなっている。
最後にシリーズのナンバリングとして発売されたのは、今から11年も前になる2008年に
Wiiで発売されたタイトルが最後となっており、しばらく音沙汰がなかったことから
シリーズも終了していたものと、ファンも諦めていたタイトルであったために
2017年E3でロゴだけの発表でも、大きく話題になった原因である。
2017年のE3で発表されたあとは、全くと言っていいほど音沙汰がなく
任天堂からの公式情報はもちろんのこと、海外のゲームメディアから
バンナムの海外スタジオが制作している…などといった噂レベルの話が聞こえてくるだけであった。
時間はかかるものだとファンも気配で察していたのだが、今年の1月に突然
任天堂が公式で、このメトロイドプライム4が発売にかなり時間がかかるという趣旨の
お詫びの動画を公開するという、異例の発表が行われていた。
【速報】『メトロイドプライム4』クオリティアップのため発売時期が完全未定に!
この時、延期の理由はクオリティアップが主であるということと
開発会社が、任天堂が持つ海外スタジオであるレトロゲームに
変更されることが発表されていた。その前までのディベロッパーはどこが開発していたかは
公式では明かされなかったものの、任天堂的に満足行くタイトルを作るために
発売時期の延期という代償を払ってでも、レトロスタジオというメトロイドプライムを
生み出した開発スタジオに変更するという英断は、国内外でファンからの多くの支持を得た。
しかし、開発スタジオがレトロスタジオに移っても、当然ながらそれだけで名作保証がされるわけでもない。
延期を行っている以上、当然ながら期待値も上がるものであり、任天堂は背水の陣を敷いている状況にもなっている。
レトロスタジオの開発力を信じていないわけではないが、ゲーム自体のリリースはかなり少なく
直近の作品は、2014年にWii Uで発売されたドンキーコングトロピカルフリーズという状況でもある。
果たしてメトロイドプライム4が、シリーズのコアなファンを喜ばせる内容になるのか
今は誰もわからない状況であるが、そんなプレッシャーのかかる開発陣に強力な
経歴を持つ人物が、この度重要な役職に就任したことが明らかになっている!
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メトロイドプライム4のリードデザイナーにHALOのリードデザイナーだった人物が就任!
意外に狭いとも言われるゲーム開発業界であるが、日本でもどこかの大手の主力スタッフが
別の業界関係会社にいつの間にやら転職していたというような話は日常的にあり度々大きなニュースになることもある。
他社で何かしらの開発をメインで手掛けていた人材は、当然ながら転職先でも
大きな仕事を任されることも往々にしてあるが、今回レトロスタジオに新たに加わった人材は
Xboxのファーストタイトルとして最も売れている、あのタイトルに主力スタッフとして
携わっていた人物であるとのこと!海外メディアで報じられていた記事を引用する。
The Metroid Prime 4 developer Retro Studios recently hired a high-profile industry veteran to work as its new lead character artist.
Video Games Chronicles reported today that Kyle Hefley, a Halo series veteran who worked for 343 Industries for nine years, is the new studio lead character artist. This means that he will likely be working on Metroid Prime 4, and he would definitely be a great fit for the Nintendo series.
引用元: Metroid Prime 4 Developer Hires Halo Veteran As Lead Character Artist
というわけで、HALOシリーズを開発しているアメリカのディベロッパーである
343 Industriesより、9年間在籍しHALOシリーズのリードデザイナーも務めていた
Kyle Hefley氏が、この度メトロイドプライム4の
リードデザイナーに就任したということがこの記事で明らかにされている。
Kyle Hefley氏は、個人的な趣味(?)でサムスのモデリングも制作しWEBにて公開されているものもある。
この趣味で作ったものが、そのままメトロイドプライム4のサムスに流用されるとは思えないが
相当思い入れはあるように見えるので、任天堂との調整で良いデザインのサムスが出来上がってくるのではないか?
そう期待せざるを得ない、今回のニュースである。メトロイドプライム4はいつ発売になるだろうか?
!!!!
という感じですぞ。期待が高まりすぎますな!
これは驚きの展開ですね!豊富な経験を活かしたデザインがされることを期待したいですね。
HALOシリーズは良く知らないんですが、メトロイドと親和性は高そうです。MSの目玉IPを仕切ってた人なら技量はお墨付きでしょう。
伝統あるタイトル自体の力って、制作者にもかなり影響を及ぼす気がします。例えばモノリスはバテン1・2(僕自身は大好きですが、やや取っつきにくい印象もありました)で手堅い仕事をした後、会社のアイデンティティーである「ゼノ」を冠した次回作で大ブレイクしましたよね。 今回もメトロイドという北米でゼルダ並みの人気を誇るタイトルのパワーが、より一層クリエイターのポテンシャルを開放(プレッシャーも半端ないでしょうけど)してくれることを期待します。
HALOシリーズも高い評価をゲーマーから得ているタイトルなので、仕事の内容も濃密だったんだろうなと推察されます。
技量は間違いなくあるでしょうからあとはそれがメトロイドの世界観に親和性があることを期待したいといったところですね。
今までの経験が、新たな可能性を見せることを自分も期待していて、メトロイドシリーズの新たな可能性が
今回のスタッフ加入で、広がっていくことを期待したいですね。