かつて、任天堂ハード・PSハードにそれなりにゲームを提供してきた
ディベロッパーであるイメージエポック。
2005年に会社が設立され、それぞれのハードにバランス良く
様々なゲームを開発していたディベロッパーであったが、会社自体はすでに2016年に完全消滅している。
任天堂のタイトルにも開発協力として、WiiのスマブラXだったり、3DSのヨッシー New アイランドの
開発にも携わっていたことがある。2010年には、JRPG宣言と題して
パブリッシャーとしても活動していたことがあり、自社パブタイトルとして3DSに闘神都市。
PSPに最後の約束の物語と、ソールトリガー、ブラックロックシューターのゲームなどを出している。
PS側では駄作寄り、任天堂ハードではそれなりに遊べるソフトを出していた傾向があり
幾つか任天堂タイトルのゲームでは、評価が高いゲームがある(アークライズファンタジアやステラグロウなど)
ただ、実際には消滅してしまったことからも分かる通り、制作していたゲーム全体の評価はどちらかといえば
低い傾向にあったであろう…といえるディベロッパーであった。
そのイメージエポックの顔として、当時ゲームメディアにも多く露出していた社長が
御影良衛氏であった。ゲーム業界の中ではそれなりに
露出があったため、そこそこ有名人で、イメージエポックが消滅した後は
一時、消息不明の状況になったこともあり、ごく一部では話題になった。
イメージエポック御影社長と連絡が取れない アイディアファクトリーが公式で異例の呼びかけ
消息不明となり、一時は死亡説まで囁かれた御影社長だったが
去年、突如としてゲーム業界に復活を果たし、こちらもごく一部で話題になったことがある。
御影良衛氏はいかにしてどん底から立ち直り,再起するに至ったか。「クラン戦記」開発者インタビュー
MIKAGEという会社の、今度は代表となった御影氏が
再度、ゲームを作り始めている。(リンク先の記事のクラン戦記だが、すでにサービスは終了している…)
最新の動きは、かつて自身のイメージエポックが作ったクリミナルガールズのVR対応タイトルを
制作しはじめているのが、明らかになっているが、更にこれから大型案件が動き始める…らしい?
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元イメージエポック御影氏「大手ゲーム会社とタッグを組んで10月よりオリジナル新作SRPG開発に取り掛かります。」
MIKAGEの代表となった御影氏は、ゲーム制作に意欲を見せているようだ。
現在開発中のクリミナルガールズもそうだが、新たに大手のゲーム会社と
タッグを組んだ、大型案件が10月から始動すると告知を行っている。
サラッと大物ネタを投下。
大手ゲーム会社×MIKAGE LLC.
タッグを組んで10月よりオリジナル新作SRPG開発に取り掛かります。
ただ…。まずはプロト開発してお互いどうしようか決める感じなので…。日の目を見るかは来年夏位に分かるかな?
プロトで来年春夏迄ってことは割と大型案件です。
(完)— 【公式】クリミナルガールズX (@MIKAGE_LLC) September 22, 2019
大手のゲーム会社…イメージエポックの遺作、ステラグロウをパブリッシングした
セガあたりとのタッグだろうか?ただ、今から始動で来年の春夏頃に製品になるかの最終的判断になる模様。
つまりは、まだ商品として正式に制作されるかも不透明ということ。
流石に、来年の春夏頃に製品になるかの発表を行うかどうかというのは
いささか気が早すぎでは…?とも思ってしまう。大型案件なので全力を注ぐことだろうが
今の時点では、まだ製品になるかもわからないので期待もする必要もないということにはなる。
イメージエポックは、割とオリジナルIPを作っていた、ポスト日本一のような
ディベロッパーであったので、その時の経験を活かしたタイトルが作られればとも思うが…。
大型案件という触れ込みとは言え、CSゲームでない可能性もあるわけで、果たして
来年の春夏頃になにか発表されるのか?そして、発表された場合は御影氏の
本格的な復活の第一歩となるのか?心に軽くとどめておくことにしよう。
おお、こんな波乱万丈な経緯が……… 任天堂ハードの動向は大体チェックしてるつもりでしたが、アークライズファンタジアというタイトルは初めて知りました。 プレイ動画では「落ち着いたテイルズ」という印象で(シンフォニアと同じシナリオ作家のよう)、ネットを見るとかなり評価が高いですね! やっぱりRPGは世界と物語の作りこみが全てであって、世界で1番かっこいい岩を探したり生唾が出そうにリアルに食べ物を描写してもしようがないと痛感します(特定のタイトルとは全く関係ございません、ええ)。
それはともかく、中小のディベロッパーもゲーム業界の多様性に欠かすことのできない存在なので、1社でも多く頑張ってほしいものです。 以前DSで任天堂発売のADVを制作していたシングという会社が破綻した時はショックを受けましたが、メジャーな作品を手がけても明日はどうなるのか分からない厳しい世界ではありますね……… 一方飯島多紀哉(旧 飯島健男)氏のように、80年代にゲーム制作を始め今でも会社を率いて現役な方がいることにはちょっとホッとします。
アークライズファンタジアですが、イメージエポックタイトル(パブは確かマーベラスだったような)の中では
もっとも評価されているタイトルの一つですね。当時のWiiでのユーザーからの評価がかなり良く
評判の良かったゲームを廉価版化する、みんなのおすすめセレクションタイトルの一つにも選ばれています。
戦闘の歯ごたえなんかも結構あって、RPG好きから支持を得ていた作品ですね。やっぱりRPGは世界観とストーリー。完全同意です。
中小ディベロッパーは規模的に大作が難しいはずですが、それだけにスイッチという
性能だけではないアイディアでも勝負できるプラットフォームは今一番熱いと思うのですがね。
どんどん挑戦的なタイトルが出ればとも思いますが、果たして今後どうなるでしょうか。
飯島氏は送り犬が、同人で売った時よりも非常によく売れたので、CS復帰をするということを言っていますね。
やはり、ゲームを作るのであれば多くの人に触れてほしいというのが親心でしょうから
かつての名クリエイターなんかも、参戦してくれれば嬉しいと思いますね。
セブンスドラゴンが余りに糞で、「この糞ゲーを作ったのは誰だ―!?」と調べたらイメージエポックで憶えは最悪だったな。
ワールドデストラクションも輪をかけて糞で、以降この会社はスルー確定した。
そんなゲームの出来もあれな上、夜逃げまでした御影と未だ組もうなんて酔狂なメーカーがいるのは驚きだね。
どう考えてもネームバリューはマイナスに動くぞ。
その叫び方は某美食倶楽部の人ですかな?(何
イメージエポックはだめなものはとことんだめでしたね。
PS3独占のトキトワとか、めっちゃ評判が悪かった記憶しか有りません。
任天堂ハードのほうが、まだ遊べるゲームが出ていますけれど
だめなものは本当にだめでしたから…。そういう感想がでるのもむべなるかな…といったところでしょう。
果たして御影氏に勝算はあるのでしょうか?生暖かい目で見守るとしましょう←