本日、午前7時より全世界同時配信された
待望のニンテンドーダイレクト。
40分ほどの動画の中に、これでもか！と新作ゲームの発表が続々と行われ
今回も情報処理が追いつかない、非常に濃密なダイレクトとなりました！
12月の目玉タイトル的な発表はなかったものの、これから発売されるゲームで
注目作がテンポ良く発表されていき、凄まじいまでの新作ソフトの発売日や
新たに発表された未発表タイトルなどが、ガンガン発表されました。
一つ一つそのソフトを取り上げていくと、とてもじゃないですが更新が追いつかないので
先程、管理人に深く突き刺さったmoonの移植決定記事を書いたのですが、もう一つ書きたかったタイトルを
ここで記事にさせていただきます。今度は今から30年以上前にファミコンのディスクシステムで
発売された、任天堂謹製のADVゲームで、今もなお根強いファンと高い評価を得ている
ファミコン探偵倶楽部の2作が、今ADVゲームに力を入れている
あの会社とのタッグで、完全リメイクされることが発表されました！
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当時のプレイヤーにトラウマを植え付けた名作ホラーサスペンスADVである『ファミコン探偵倶楽部』が任天堂とMAGESのタッグで完全リメイク決定！
今回のニンテンドーダイレクト的に、管理人が一番歓喜に湧いたのが
1988年に1作目、1989年に2作目がそれぞれファミコンディスクシステムで
発売された、ホラーサスペンスADVである『ファミコン探偵倶楽部』
坂本賀勇（さかもとよしお）がメインでシナリオを手掛けたタイトルで、シナリオのテイスト的に
横溝正史などの作品におそらく影響を受けているのだろうと思われるような展開が多くあります。
WiiのVC、3DSのVCなどでも配信されており、また2作目のうしろに立つ少女は
1997年に、ローソンでのSFCのゲーム書き換えサービスであったニンテンドーパワーに置いて
書き換え専用ソフトとして配信された、リメイク版があります。こちらもWiiのVCで配信されています。
特に2作目の、うしろに立つ少女については、最後のすさまじい展開が
当時の子供たちにトラウマを植え付けたとか？
今でもADVゲームの話になると、話題にされることも多いこのファミコン探偵倶楽部が
シュタインズゲートなどの科学ADVシリーズで、最近のテキストADVゲームに
力を入れている会社であるMAGESと任天堂がタッグを組んで
2020年にフルボイスの完全リメイク版を発売することが、坂本賀勇本人から発表されました！
本当にこれはもう…嬉しすぎですよ！実はリアルタイムでやったわけではなく
両方ともVCでやったんですが、その世界観にどっぷりとハマってしまいました。
うしろに立つ少女の最後には、流石にトラウマまでは行きませんでしたが
幼少時にやっていれば、まず間違いなくトラウマになっていただろうな…とｗ
全編フルボイスだそうで、最後のシーンでの声優さんたちの演技にも期待です！
あゆみちゃんのフルボイスがたぎりますな。声優は皆口裕子になるのでしょうか？（後述）
MAGES自体は、シュタインズゲートでテキストADVの復権に意欲を見せていますから
任天堂とのタッグで、なかなか良いものが出来てくると期待したいと思います。
志倉 ゲーム業界でもっとも進化していないテキストアドベンチャーというジャンルを進化させる方法はないか、以前からずっと模索していたんです。
あと、このゲーム、曲数は少ないですが音楽もなかなかいいです。
PVで流れている曲の原曲は、30分耐久動画作ったことがありますｗ
音楽のアレンジも期待しましょうか。それと、この2作のリメイクをしたのであれば
3作目でありながら、配信されたのがサテラビューというマイナーハードのため
ほとんどの人が知らないBS探偵倶楽部 雪に消えた過去
（あゆみちゃんが主人公で声優が皆口裕子だった）もリメイクしてほしいなぁ…と。
このタイトルは管理人も全く知らないのでぜひ…多分無理でしょうけれどね！（何
あと、このゲームを全く知らない人はぜひぜひネタバレは見ずに、深夜に
ヘッドホン大音量でプレイしましょう。特にうしろに立つ少女。ぜひぜひ←
最後にオマケ？ですが、任天堂さん、前回の株主総会でこんなこと言ってました。
任天堂<7974>代表取締役フェローの宮本茂氏は、6月27日に行った第79期定時株主総会で、アドベンチャーゲームの制作について「結構厳しい状況」にあると明かした。『ファミコン探偵倶楽部』など長く語り継がれるアドベンチャーゲームをコンスタントに出してほしいという投資家の発言に答えたもので、その理由についても丁寧に説明した。
同社では、今や新作タイトルは10ヶ国語以上にローカライズした上で、グローバルで発売しているが、宮本氏は、このゲームジャンルではボイスやテキストが多いため、ローカライズのコストが膨大になることを理由にあげた。世界展開を前提とした開発体制では難しいということだ。
さらに若い人にこのジャンルのタイトルに興味を持ってもらえない傾向にあること、つまり、需要が少ないこともあげた。
引用元: 任天堂の宮本茂氏、アドベンチャーゲームの制作は「結構難しい状況」 ローカライズコストやニーズの関係で積極的に作りづらい
全く！とんだウソツキじゃないのよ！（ツンデレ
ダイレクトで本件を目の当たりにして・・・ええええっ、本当に？マジで！？
本当にこれが現実なら消費税が100％になってもいい、ファミ通が再びプレイせずにゲーム機を眺めただけでレビューしても許しちゃう、全国にエライ人のお友達の学校法人がさらに１００校できても全然無問題、ドイツのバンドが歌った「ジンギスカン」を街頭で振り付きで熱唱してもへっちゃら！ だから、だからお願い、夢なら覚めないでっ・・・
はっ、見苦しい所をお目にかけて失礼しました。い、いや、それだけファミ探シリーズは自分にとって特別なゲームなんです。もちろん推理ゲームとして非常に完成度が高いのですが、キャラの健気さと哀感を帯びたムード、さりげなく社会の闇を示す描写など(１での主人公の○○についてのある女性の証言は考えるほど恐ろしいです・・・大人になるとよりリアルに感じて)、自分の魂の奥深い部分を鷲づかみにされたというか。かつて2のNP版をプレイしながら「この昭和の延長って感じの日本こそ本来あるべき姿なんじゃないか。ゲームの外の平成という時代が偽物なのでは」と電波なことを考えたのはここだけの秘密です。
おそらくリメイク版の売り上げ如何で新作の是非を判断すると思われるので、これから我々同志一同(勝手に管理人さんを巻き込むな)、啓発と布教に全力を注いでいきましょう‼
p.s. 株主総会の回答と真逆の展開にどんなツンデレ・・・と書こうとしたら管理人さんに先を越されてしまった・・・w
凄まじいまでの満足度ですねｗ全然見苦しくないので大丈夫です！
むしろハグしたいところです←やめれ
これは私もびっくりしましたよ。願わくば新作を…とも思いましたが
それこそ、宮本氏が以前の決算説明会で言ったこと…ということなんでしょうね。
ただ、このタイトルがある程度売れれば、おっしゃるとおり今後のADVタイトルの制作に前向きになってくれる可能性もあります。
確かに、昭和の終わりの社会問題とか空気をうまく再現していたようなところがありますね。
特に、高校という日常が舞台のうしろに立つ少女。夕焼けの画面や、ラスト手前の
丑三津高校前とか、なんとなくあの頃の雰囲気が感じられると思っています。
今の若い人には多分、そのノスタルジーは伝わらないのでしょうが。
ファミ探はほんと、一切の事前情報無しでやってほしいです。特にうしろに立つ少女。
あの衝撃のラストは、今でも十分通用すると思いますからね。
自分の舞い上がった恥ずかしいコメントに温かい反応をいただき………感謝であります！ 感謝ついでに、妄想をさらに吐露することにします(おいおい)。 ファミ探各作品の妄想主題歌を、完全な独断と偏見で選んでみました。全く誰にも頼まれてませんがここに発表します。
『消えた後継者』ED https://www.youtube.com/watch?v=GXDBgmg0jUM 元の作品が日本の古い因習の中での家族の悲劇を描いたものなので、無理なくマッチすると思います。あの夕暮れのラストシーンにイントロがかかって、明神村の全景と回想シーンが展開するスタッフロールの脳内再生リピートが止まりません。誰かそっくりそのままアニメ化してくれないかなあ(無茶言うんじゃない)。
『うしろに立つ少女』ED https://www.youtube.com/watch?v=dWntOQyVQ7E 本編ラストがヘビーなのでホッとできる曲をセレクト。一応主人公からあゆみちゃんへの呼びかけという解釈ですが、あの人の○○○への想いとも取れますね……… 寂しく孤独な日々、「バラードを聴いている」時があの人に訪れることはあったのでしょうか(あ、涙腺が………)。
『雪に消えた過去』ED https://www.nicovideo.jp/watch/sm22299681 この中で一番レアな曲と思われます。舞台・季節設定と歌詞の心情共にかなりシンクロ率高めです。本作はさすがに実プレイではなく動画で見たのですが(投稿した方はプレイ映像をビデオ同録したということですよね？なんと奇特な………)、ラストのあゆみちゃんの健気な姿にかぶせて是非聞いてもらいたいです。
………そろそろ石が飛んできそうなので止めます。どうかこれからもお見捨てなくお願いします………
ファミ探好きに悪い人はいませんとアリストテレスが言っていました。私はそれに従ったまでです←
妄想上等！人間は妄想の中で生きている…むしろ現実が妄想なんです（錯乱
熱い想いをしかと受け取りました！ファミ探はOVAとか作ってもいいですよね。
内容的にも長さ的にも。2時間ぐらいの映画…とはいわなくても、オリジナルのアニメーションはみてみたいところ。
紹介いただいた曲は、全て知りませんでしたが、良いですね♪
このブログのコメント欄は誹謗中傷以外なんでもOKなので、また何かネタがありましたら是非是非♪
私も、リアルタイムではなく、GBA版で後ろに立つ少女をプレイしてたクチです(笑)
（消えた後継者は未プレイ・・・）
しかし、この作品のリメイクは完全に予想外でしたね。
ただ・・・開発がMAGES.ですか・・・
ADVに力を入れてるのはいいのですが、過去にかまいたちの夜のリメイクで騒動になったこともありましたしねぇ・・・
（開発は違うメーカーとはいえ・・・）
今回は、そうそう変なことにならないと思いますが・・・
おお。同士ですねｗ消えた後継者もやっておくと良いですよ。
基本的に時系列として、うしろに立つ少女の次の話ですから。
MAGES単体でやった場合は、かまいたちのアレとか確かにあったので不安ですが
今回は坂本氏も開発スタッフとして加わって、任天堂とタッグを組んでいるので
任天堂が手綱を握る限りは、出来の悪いものが出てくるわけはないと楽観しておりますｗ
和サードも、任天堂とタッグを組むと大体良ゲーを作るパターンがほとんどなので。
いいですね。