今年の3月に完全新作タイトルが、スイッチとPS4とPCのマルチでの
発売となったスーパーロボット大戦シリーズ。
ここのところ、ロボットアニメ自体がアニメジャンルとしては
斜陽であり、このスパロボについては、参戦タイトルはどうしても
作品かぶりが避けられない状態になっており、シリーズとしての売上は
右肩下がりにはなっている状況である。
しかし、今回のスパロボTは、久しぶりに任天堂ハードに発売されたスパロボで
今まで主流のタイトルはPSで展開していたシリーズも、PSだけでは
やっていけないのだろうな…といった台所事情を感じられるものにもなっている。
日本では相変わらずPS4版のほうが売れていたシリーズになるが
今回はスイッチ他、Steamでも配信が行われていて、永らくPSメインでやってきたのが
ずいぶん裾野を広げたなという印象があった。そして、その目論見は成功しており
日本はともかく、特にアジア圏をメインとした海外での売上が非常に好調だったということが
スパロボのメインPである寺田貴信氏によって、言及されている。
今までPS4・Vitaメインだったスパロボシリーズが、スイッチ・Steamにリリースを行った途端に
こういった結果になったのは非常にわかりやすいと言えるが、この売上自体を
スパロボスタッフも前向きに捉えたのだろう。今までPS4とVitaでの展開だった
過去のスパロボVとXをスイッチとSteamに発売することを発表している!
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『スーパーロボット大戦V』『スーパーロボット大戦X』がスイッチ/Steamで発売することが決定!
スーパーロボット大戦Tは、任天堂ハードにとっては本当に久しぶりの据置のスパロボであった。
携帯機の方で少し展開があったが、毎年のように新作、もしくはそれに準ずるタイトルが
出ていたPS関連に比べると、任天堂ハードでの近年のスパロボは非常に存在感が薄かったのは否めない事実である。
それが、日本国内でも世界でも好調なスイッチで発売という経緯となり
日本国内ではそれほどではなかったものの、前述の通り、海外での売上が
シリーズ中最高になったということもあり、やはりスイッチでの発売は
今のCSゲームでは、よほどの理由がなければまず外すことは考えられない…
そんな風に思わせる結果が出たのは間違いないと言える。
当然ながら、そのことを一番把握しているのは制作サイドであるわけで
今回のスイッチとSteamマルチでの好調な結果が、おそらく制作サイドの
背中を押したのだろう。既にPS関連では発売済みのスーパーロボット大戦Vと
スーパーロボット大戦XがスイッチとSteamで発売されることが
寺田貴信氏のツイッターによって、明らかにされている!
『スーパーロボット大戦V』『スーパーロボット大戦X』のNintendo Switch版とSTEAM版の発売が決定!詳細は7月25日発売の「週刊ファミ通」に掲載しています!ぜひチェックしてくださいね!#スパロボ #スパロボV #スパロボX
— スーパーロボット大戦 (@srw_game) July 23, 2019
シリーズとしては、新基軸となったVとXがスイッチとSteamでも今後発売されるとのこと!
Xはあまり評判が芳しくはないようではあるが、個人的にワタルとナディアが出てくるというところで
非常に気になってはいたタイトルだけに、個人的には結構朗報だったり。
発売日などの情報は出ていないが、明日のファミ通にて情報がある程度公開されるようなので
そちらの情報は今後も追っていきたいと思う。