先日、当ブログでも記事に書いた、今は亡きハドソンとNECホームエレクトロニクスが
タッグを組んで開発・発売したゲームハードであるPCエンジンの
ミニシリーズとして発売が決定したPCエンジンmini。
【やはり出たか…!】コナミが『PCエンジンmini』を発売すると発表!
発売は現在ハドソンを吸収して、IPの権利を持っているコナミ。
ファミコンから始まったレトロゲームハードを手のひらサイズ化する
一連のミニシリーズで、出ないわけが無いとは思っていたが
やはり発売されることが正式に発表されたという状況である。
今のところは、miniシリーズはどこかの手抜きミニ以外は
成功を収めており、特に元祖のファミコンと次のSFCは未だに細々ではあるものの
売れ続けているようで任天堂の決算でも、その売上については言及がされている。
9月に発売するメガドライブミニは、今までの中で最も力が入っている(収録タイトル的にも価格的にも)もので
未発売だったテトリスも収録されると言った大盤振る舞いの全42タイトル収録であり
往年のメガドライバーの大半を納得させる商品となっている。
メガドライブミニが既に最大限の製品になりつつあるが、PCエンジンminiは果たして
メガドライブミニのあとで、どれだけ評価を受けられるものになるかというのが
個人的な注目ではあるが、その発売日と収録タイトルが発表されたとのこと。
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『PCエンジンmini』は2020年3月19日に1万500円(税抜)で発売決定!収録タイトルは50タイトルだが…
メガドライブミニが6980円という価格で、プレミアタイトルも含めた
有力なタイトルを42本という大ボリュームでリリースすることが確定している現在では
PCエンジンminiも、生半可なものではユーザーからの反応も薄くなってしまうと思うが
その発売日とタイトルが正式に発表されたとのこと。
発売日は2020年3月19日になり収録タイトルは全50タイトルになるとのこと!
価格は税抜で1万500円となるとのことで、幾つかの限定セットも発売されるようだ。
50タイトルは、今までのどのミニシリーズより多いので、収録タイトルは頑張っているが
実は、そのうちの26タイトルが日本のタイトル、そして24タイトルは海外でのPCエンジンの名称である
TurboGrafx-16からの収録タイトルになるとのこと。
日本と海外で収録タイトルが違うのは、他のミニシリーズでも見られたものだが、今回の
PCエンジンminiは、それらをまとめて収録してくるようだ。
KONAMIは本日(2019年7月12日),「PCエンジン」のミニサイズ復刻版となる「PCエンジン mini」を,2020年3月19日に発売すると発表した。本体とゲームパッド,HDMIケーブル,MicroUSBケーブル,説明書のセットで,価格は1万500円(税抜)。CEROレーティングはD(17才以上対象)となる。予約受付は7月15日開始だ。
また,連射機能付きコントローラ「ターボパッド for PCエンジン mini」,最大5人でのプレイを可能にする「マルチタップ for PCエンジン mini」,そして専用ACアダプター「ACアダプター for PCエンジン mini」も,PCエンジン mini専用の周辺機器として本体と同時に発売するという。PCエンジン miniに収録されるのは50タイトルで,「PCエンジン」ラインナップの26タイトル(日本語版)に加えて,北米版「TurboGrafx-16 mini」に収録予定の24タイトル(英語版)を収録することも決まったとのこと。
「PCエンジン mini」は2020年3月19日発売。50タイトルを収録し価格は税抜1万500円,予約受付は7月15日スタート
今回は,先行で発表されていた6タイトル(関連記事)に続いて,PCエンジンSUPER CD-ROM2で登場した「SNATCHER」(スナッチャー)や,「ときめきメモリアル」「スーパー桃太郎電鉄II」などの収録タイトルが一挙に公開されている。
引用元: 「PCエンジン mini」は2020年3月19日発売。50タイトルを収録し価格は税抜1万500円,予約受付は7月15日スタート
ある程度ツボを抑えたラインナップではあるが、正直これを購入するようなユーザーにおいては
なぜこのタイトルが無いんだ!?となる収録ラインナップとも言えるだろうか。
そして何より、日本版でも海外版のソフトを24本収録とほぼ半々など、正直誰得…と言われてもしょうがないのでは…?
ちなみに、タイトル一覧表は以下の画像のとおりである。
SUPER桃鉄IIが桃太郎シリーズで唯一入っているが、RPGの方のタイトルは一つも入っていないし
初期の頃のナムコの名作群も全く入っていないし、天外魔境シリーズもない。プレミアの血の輪廻と
今購入するには6桁の出費は覚悟しなければならない銀河府警伝説サファイアが収録されているのもあるが。
まぁPSP版があるので大体の人は、それで問題無いということにもなるとは思うが。
やはり、今のコナミはこんなところが限界と言ったところだろうか…。価格も強気すぎるので
これは、PSクラシックほどではないが、失敗の可能性のほうが高そうだ。
なお、管理人的に期待したカトちゃんケンちゃんはやはり収録がなかったが
海外タイトルでJ.J. & JEFFの収録がある。
これが要は、カトちゃんケンちゃんの海外ローカライズ版のことである。
ただ、ご覧の通り2人の顔は全く違うものになっているし
ゲームも表現規制などの影響なのか、おなら攻撃がスプレー攻撃に変わっていたり
道端で立ちションなどをしているような表現が、別の表現に差し替えられていたりする。
もちろん、定番ギャグなどの表現もかわっているので、カトちゃんケンちゃんの
代わりとしてJ.J. & JEFFを受け入れられる人が往年のファンでどれだけ居るかは想像がつかない。
予約開始は7月15日ということで、幾つかの限定版(ここでもアマゾンPrime会員限定モデルがあるようだ…)も
発売されるが、これは正直あまり売れないだろうな…というのがタイトルを見た正直な感想ではある。
また次の日には、あつまれどうぶつの森という、爆弾級タイトルも発売される(2週間前にはFF7Rの一作目も)ので
空気で終わってしまいそうな雰囲気も、相当漂っている…と言えるのではないだろうか。
PCエンジン版の桃太郎伝説入ってないんですか、入っていれば購入も少し考えたんですけどね…
PSの桃伝をかなりやり込んだのでw
管理人さんが「【悲劇は繰り返す】PCエンジンmini、発売から1月で半額に…」みたいな記事を書くことがないことを祈っています。
にしても、成功失敗はこの際に度外視するとして、かなりPCエンジンミニはメガドラミニに対抗意識燃やしてる感じの印象は有りますね。
自分は実際の当時を知らないので話に聞くだけですが、まるで90年前後あたりの「PCエンジン対メガドライブ」の全面対決を今ここで見ているかのような印象です。
スーパー桃鉄IIがあるなら、本家の桃太郎伝説も…とどうしても思わずにはいられないですよね。
ハドソンのタイトルですから、出そうと思えば出せたとは思うのですが…。これはやはり残念です。
ほんとに、そんなタイトルで記事を書くことになりそうで、今から戦々恐々ですね。
まぁ、コナミなんである程度覚悟しているところもありましたけれど。
PCエンジンはメガドライブに比べると、やはり若干国内での立ち位置は落ちたかなぁという印象がありますね。
アダルトなゲームも出ていて、独自色はあったのですが、どうしても当時争っていた他の
ハードに比べると見劣りしたところがありました。昔はライバルハードの売上とかは
もちろん気にしていなかったのですが、結構熾烈な争いがあったのかもしれませんね。
やっぱり、いまいちピンとこないタイトルが並んだ気がします。
日本語版のタイトルに限定しますと・・・
ファンタジーゾーン・・・セガのゲームですよね?
イースI・II・・・イースIVなら良かった気が・・・
大魔界村・・・メガドライブミニにありましたよね?
と、まあ・・・疑問符がつくようなタイトルがちらほらとあるのが・・・
天外魔境が収録されてないと思ったら、RED絡みのタイトルが収録されてるのも謎ですし・・・
(広井王子氏絡みで何かあったのでしょうか?)
ボンバーマンと桃太郎電鉄が収録されたのは、ナイスチョイスだとは思いますけど・・・
まあ・・・元々、当時のハドソンは別に任天堂と勝負がしたかったわけではなかったのがあったようですし、そこがPCエンジンの弱点になってしまったのかな?とは思いますね。
でも、メガドライブもそうでしたけど、PCエンジンにも(メガドライブほどではないにせよ)憧れはあったんですよねぇ・・・欲しいといえば欲しいのですが・・・
PCエンジンといえばこれ!というタイトルが少ないように思います。
鉄板タイトルはあるのですが、どうしても先行している様々なミニハードと比べると
どうにもインパクトは弱い。あとは価格も強気なので、どうにも売れないでは…という予想ですね。
天外はかなり豪華な作りだったので、権利関係とかお金の問題があるのかなぁ?と邪推してしまうところがありますね。
ボンバーマンはともかく、桃鉄が入るなら、桃伝の方も入ってほしかったものですが…。
天の声が無いと、異常に長いパスワードをメモさせるあの桃伝をもう一度見たかったですね←
ハドソンはPCエンジン発売後も、普通にFCやSFCにソフトを供給していましたし
今考えると立ち位置が若干弱かったと言うか、そんなイメージのあるハードでしたね。
後期には高級路線で行きましたが、展開が当時としては複雑過ぎて結局自爆してしまった感があります。
確かにSFCだけのユーザーにとっては、PCEもメガドラも無性に憧れていたことはありましたねw
数年前から、所有するDuo-R(PCエンジン一体型ハードの後期版)がCDソフトを読み込んでくれなくなったので発売自体は嬉しいのですが、確かにやや微妙なラインナップかも・・・
イース1・2は鉄板として、天外シリーズがないのは拍子抜けですね。(2のオリジナル版の残酷描写が規制に抵触するんでしょうか) PCエンジンのコナミタイトルは異様に打率が高いので、まあ分かりますが。小島カントクと険悪になってるのでSNACHERが心配でしたが、収録されたのは一安心。(こちらの過激描写は大丈夫でしょうか。PCE版はPS版などよりゲームテンポ等も優れてるのでオリジナルを尊重して欲しい) 管理人さんのご指摘通り、ナムコのソフトは必要だったと思います。(ワルキューレ、ドラスピ、源平、ベラボー等々、存在感半端なかったですよね)ライバル心ゆえに協力できなかったのかな・・・ 超兄貴はちょっと笑ってしまいましたが(いい意味で)
もしハドソンが健在で同じ企画を担当したら、もう少し愛のあるラインナップになっていたんでしょうね・・・そう考えると少し切ないです。
Duoを持っていたのはなかなかのコアなゲーマーだと思いますw
ラインナップ云々は、まぁ誰しもが納得行くものは無理だとはわかるのですが
24タイトル海外版を入れているのが、やはりどうにも解せない…というのが個人的にはありますね。
今まで出てきた他のミニシリーズは、国内と国外で収録タイトルを変えていたものばかりで
それぞれの同時収録はなかったので、このやり方は異質になっています。
なので、どうしても24タイトルの海外版が水増しに感じられてしまうのは否めない事実でしょう。
まぁ、カトケンのように国内では権利関係が難しいものが、J.J~で入っている利点はありますけれど。
ただ、メリットよりデメリットのほうが多いのでしょうね。天外魔境も色々と権利というか
音楽に久石譲が関わっていたりとか、そういったところでお金の問題とかがあるのかもしれません。
スナッチャーの収録は朗報と言えましょうが、ナムコのタイトルが無いのは本当に寂しい…。
PCエンジンの初期に多数の名作を出していましたからね…総合的にみるとやはり物足りない。
かつて、PCエンジンを購入したコアなゲーマー層からすればそう思うのは間違いないと思います。
新規にコメントしますです。
追加タイトルがあったみたいで、ナムコのタイトルと天外魔境IIが加わった、全58タイトルになったようで。数の上ではメガドライブミニを超えましたね(笑)
それにしても・・・天外魔境II・・・
ディレクターの吉室氏曰く、最初から入れるつもりで、これを入れなかったらどうするんだ?とのことで。
最初の50タイトルで全部だと勘違いしてた人も少なくないと思うので、これの収録には(ある意味では)良い意味で裏切られた感があります 。
(50タイトル収録とはありましたけど、「全」50タイトルといってたわけではなかったですしね。)
でも、メガドライブミニのインパクトが凄すぎて・・・霞んでしまうところもあるんですよねぇ・・・そこが心配な気がします。
(まあ、メガドライブミニやスーパーファミコンミニに倣うのであれば、スペースファンタジーゾーンの収録があれば・・・無理かw)
個人的には、ナムコタイトルでは、ワンダーモモが収録されなかったのが、ちょっと残念だったかな・・・?