昨年の12月3日に、初代PSの24周年ということもあって

ファミコンやネオジオに続けとばかりに、SIEより発売された

ファンアイテムである、手のひらサイズの初代PSであるPSクラシック



完全に、ファミコンミニやスーファミミニ、ネオジオミニが開拓した

ゲームハードのミニサイズ市場に乗っかる形で発売された商品であったが

先発の諸々のミニハードに比べると、お粗末な作り込みが目立ち

他のハードに比べると、愛を感じられない商品設計が悪い意味で話題になった。


特に収録タイトルを、オープンソースのエミュで動かしていることから

動作が非常に不安定だったり、いつでもセーブと言った機能もセーブスロットが

一つしか無いなど、ファンにとってはかゆいところに手が届かない出来となっている。

当初は、PS+加入者限定で先行予約を募り、品薄感を煽ろうとしたが

結局、小売での発売日には予約をしなくても本体が買えるほど在庫が潤沢にあり

最初に煽っていた限定販売の品薄感は、全く感じられないものになってしまった。

当のSIEも目論見がハズレたのか、発売から3ヶ月ほどで公式で一気に本体価格を

4000円引きしてしまうという投げ売りを行っている。


【これはひどい…】『PS Classic』発売から僅か3ヶ月で4000円値引きでファミコンミニと同じ価格になる。


これは日本だけではなく、海外でも同じ措置がされているが

それですら売れないのか、海外の小売がヤケクソとも思える

販売形態をとっていることが、海外のツイッターユーザーによって拡散されている。


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世界最大の家電量販店チェーンと言われる『Best Buy』にて、PSクラシックがPS4Proを購入した人に無料で配られていることが明らかに!不要な場合は拒否も可能。

発売からまだ半年すら経っていないPSクラシック。

公式で3ヶ月で4000円値引きしていることからも、小売にもSIEにも

在庫の山が築かれていると思われるPSクラシックだが、アメリカに本社を置く

世界最大の家電量販店チェーンとも言われるBest Buy

このPSクラシックをヤケクソな売り方をしていることが、海外のツイッターユーザーにて

暴露されてしまっている。以下、そのツイート。



というわけで、PS4Pro本体を買ったお客に、もれなくPSクラシックが無料でついてくるとのこと。

しかも、不要な場合は拒否することも出来るとのこと。

普通に考えれば、無料で貰えるのだから、拒否する人はいないと思うのだが

まさしくタダでも要らないという人も、この商品の場合は

実際にいるのだろうな…と思わせる販売展開である。

当然小売としては、仕入費用をドブに捨てることになるが、それ以上に

在庫が倉庫を圧迫する方が損失になる

と判断したということだろう。あまりにも悲しすぎる顛末である…。

結局の所、小売からもユーザーからも疎ましい存在となってしまったPSクラシック。

これから発売される予定のメガドライブミニが、非常に充実した内容になりつつあるが

SIEのこの失敗から、セガも色々と学んでいるのだろうと思われる。


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