2017年3月3日、元から開発していたWii U版とともに
スイッチのロンチとして同発発売された、ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド。
任天堂が本気で作ったオープンワールド…ではなく、オープンエアーという
ジャンルは、実際にやってみると、そのネーミングが非常にしっくり来るとてつもない出来となっており
決して美麗グラとは言えないまでも、素晴らしい画作りのセンスが感じられるタイトルとなっている。
実際にゲーム内で、様々な自然に対する驚異や美しさを見ることができるようになっており
このハイラルという大地を、冒険する楽しさに対して多くのユーザーが絶賛している。
実際の自然の空気を感じられるかのような表現が秀逸な、このブレスオブザワイルドにおいて
ニンテンドーラボのVRキット発売の報のあとに、しれっとマリオデとこのブレスオブザワイルドが
VR映像に対応する無料アップデートを行うという爆弾が、サラっと投下され
今、ブレスオブザワイルドがまたしても注目を浴びる状況となっている。
注目のアップデートは26日に配信予定だが、その配信に先駆けて、ブレスオブザワイルドの
メインディレクターの一人である堂田氏が、公式ブログで今回のVR対応についてのエントリーを更新している。
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ブレワイD堂田氏「(ブレワイのVR対応は)すでにゲームを十分に遊び尽くしたという方々にも、味つけを変えてハイラルの世界を“おかわり”してもらいたい」
発売から既に2年以上が経ち、今の所更新ネタは殆ど無いブレスオブザワイルドの
任天堂公式ブログだが、今回はVRに対応ということで、ブレスオブザワイルドの
テクニカルディレクターを務めた知恵のトライフォースを持つ、堂田卓宏氏が
ブログのエントリーを更新し、VR対応したブレワイの見どころを語っている。
使い方は簡単です。メニュー画面「システム」から「オプション」を選び、「VRゴーグルを使用する」に切り替えて、Nintendo Switch本体をVRゴーグルに差し込むだけ。そしてVRゴーグルを覗き込むと……、目の前に奥行きのあるハイラルの世界が広がります!
操作方法やゲームカメラなど、遊び方は普段と変わりませんが、VRゴーグルを通じて立体的に描かれるハイラルの世界は、普段とはちょっと違った印象で楽しめると思います。さらに、VRゴーグルならではの操作として、ゲームカメラがユーザーの見回しと連動するようにもなっています。冒険の途中でいつでもVRゴーグルのON/OFFを切り替えられるので、眺めの良い場所、好きなキャラクター、お気に入りの装備など、気になるものがあった時にVRゴーグルで覗いてみる。といった遊び方がオススメです。
すでにゲームを十分に遊び尽くしたという方々にも、味つけを変えてハイラルの世界を“おかわり”してもらいたい、というのが今回のアップデートのコンセプトです。ですから、これまで遊んできたセーブデータをそのままお使いいただけます。
『Nintendo Labo』の開発チームに初めてVRゴーグルのデモを見せてもらったとき、驚くと同時に、これを使えば『ブレス オブ ザ ワイルド』でも何かできそうだぞ……、と考えたのがコトの発端でした。いろいろな場所を観光してみたいよね、この敵と戦ってみたいよね、あのシーンが見れたら嬉しいよね、とアレコレ考えた結果、じゃあ、ゲームをそのまま遊べるようにして、好きなときに見たいものをVRゴーグルで見られるようにしよう! というのがゼルダチームで出した結論でした。
ただ『ブレス オブ ザ ワイルド』はリンクというキャラクターを見ながら操作して遊ぶ、いわゆる3人称カメラのゲームです。そのゲームデザインはそのままに、どのようにVRゴーグルならではの操作感を表現するか、というのは今回の挑戦でした。『Nintendo Labo』とはまたちょっと違った、VRゴーグルの使い方を体験してみてください。
モーションコントロールのカメラはちょっと苦手……という方は、「オプション」から「ジャイロ機能」をOFFにしていただければ、立体視だけを落ち着いて楽しむこともできます。それだけでも新しい味つけとして“おかわり”していただけると思いますよ。
これまた贅沢なおかわりである。
決してメインコンテンツではなく、後付の対応になるのだが、堂田氏の
この書き方を見ていると、実はかなり作り込んでいるのでは?とも思わせてくれる。
VRで表現される、新たなハイラルの世界はどんな美しさをユーザーに見せてくれるだろうか?
好きなタイミングで、好きな景色やアクションをVRでお手軽に楽しむことができる
ブレスオブザワイルドのVR対応。これは期待するなというほうが無理な話になりそうだw
これまたスイッチらしいと言いますか、
VRへの簡単な切り替えを主体にするのはすごい
こういうことをしれっとやってのけるのが任天堂の凄さというか…。
少しぐらいお金とってもいいと思いますが、やはりこの辺りが信頼なんでしょうねぇ…。
ほんと、このVR対応は楽しみで仕方ありません。