(この記事はタレコミから作成しています。情報提供ありがとうございました。)
京都の地に本社を明治時代から構え、既に創業から今年で130年経つという
老舗の玩具販売企業である任天堂。
現在は、家庭用ゲームに於いて、ファミコンからずっとハードホルダーとして
世界にその名を知られている会社であり、マリオやゼルダ、カービィなどの
様々な強力なIPを軸に、ハードホルダーにして世界最強のソフト会社としても
CSゲーム業界に君臨し続ける大きな企業となっている。
世界最大のソフト会社であると同時に、任天堂の出すソフトは主に
全年齢に向けたタイトルがほとんどである。その結果、パッケージやゲーム内容は
基本的に明るい世界観が多く(たまに黒い任天堂なる要素が発動することもあるが…)
表面だけ見て子供向けなどと揶揄されることもあるものの、基本的には
全年齢が楽しめる、どの世代がやっても安心なタイトルがほとんどである。
幾つか例外的なタイトルもあるが、子供に安心してやらせることができる画作りで
子供の財布を握る、親世代にも任天堂のソフトは安心…と言った認識があるのは間違いないだろう。
海外の大手ディベロッパーが、現在は大作に傾倒する中で
任天堂は良くも悪くもわが道を行くと言った感じであるが
その地道なイメージ戦略が、北米で評価されている。
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北米の企業の評判調査で、任天堂が日本企業で唯一9位のTOP10入を果たす!
任天堂の海外の評判においては、このブログで前社長だった君島社長が
評判の良いCEOランキングで上位に入るなどといった記事を紹介していた。
【有能すぎる…】任天堂の君島社長、「世界で評判の良いCEO」の10人の中に選ばれる!
もはや社風なのだろうと思うが、任天堂にはこういった対外面でいい印象を抱く人が多いように思える。
古川社長はまだそこまで目立って前面には出ていないが、ニンテンドーダイレクトに出てくる小泉氏や
宮本氏や青沼氏など、気のいい感じが少なくとも外に出ていると個人的には思っている。
そんな任天堂が、北米の調査会社が行った企業の評判ランキングで
日本企業としては唯一のTOP10入となる9位になったことが海外の報道より明らかにされている。
BOSTON–(BUSINESS WIRE)–Netflix, Inc. leap-frogged some of the most highly regarded companies in the U.S. to earn the #1 ranking in the biggest corporate reputation study ever conducted in the U.S. The world’s leading streaming video service ? with over 139 million paid memberships in over 190 countries ? leapt 23 spots to first place this year, fending off perennial contenders such as Amazon, Hershey and Campbell’s, among many others.
中略
The top 10 companies in the 2019 U.S. RepTrak 100 are:
1. Netflix (NASDAQ: NFLX)
2. Hershey (NYSE: HSY)
3. Whirlpool (NYSE: WHR)
4. Rolex
5. McCormick & Company (NYSE: MKC)
6. Barnes & Noble (NYSE: BKS)
7. Hasbro (NASDAQ: HAS)
8. Costco Wholesale (NASDAQ: COST)
9. Nintendo (OTCMKTS: NYDOY)
10. The LEGO Group
1位がNetflixで、その他の順位にも日本でも有名な企業が多くランクインしているが
任天堂が9位に食い込むという結果になっている。日本企業では唯一のTOP10入ということで
さすがの存在感というか…やはり、任天堂の企業姿勢は海外でも高く評価されているのだなと感じた次第。
このランキングは前回のランクインしていた企業は、かなり順位を落としてしまった企業も多かったようだが
次回も任天堂はこのランキングで上位に入ることはできるだろうか?
これこそ財産ですから守って欲しいですね。
岩田社長以降、日本の会社にありがちな財務・経理畑の人が社長になってるので和田・松田のスクエニを思い出して不安になりますが、今のところは大丈夫そうですね。
ただ、twitter上で前にちょっと不穏なツイートを見ました。
プロコンを修理に出したら、修理してほしい所とは別の些細な不具合を水没によるものとして修理費を請求。(実際、不具合はあったようですが、些細なのでそこは直さなくてもいいと思ってたらしい)
修理費を出したら返ってきたプロコンは明らかに修理したものではなく、新品だったらしいです。
まあ、やった!新品のプロコンになった!と言えなくもないですが、本人は不誠実な対応にがっかりしてました。
前に任天堂を許さないだったかの(ネタ)ハッシュタグが流行ったときに、修理での対応以後ファンになった人のツイートがバズってただけに惜しいと思います。
こういった評判というのは、一朝一夕で築き上げられるものではないですから
任天堂が今まで誠実にやってきたことの結果と捉えるべきで
確かにこの評判を今後も維持していってほしいと個人的にも思います。
任天堂は岩田社長以降は基本的に合議制になっていて、社長個人の意志のみで
経営戦略を決定していないはずなのでその点は大丈夫だと思います。(古川社長の方針まではまだ把握していませんが)
そのツイートは見たことが無いですが、本当であれば確かによろしくないですね…。
修理費用を取らないというのは、昔の任天堂で良く美談として取り上げられていましたが
当然すべてがそういったわけではないはずです。ただ、そういった任天堂の対応のイメージが
良いというところは、ネットでバズるぐらいゲーム好きでは周知されている事項でもあるわけで
逆にそういった対応があると、思った以上に不信感というか失望感が高くなるのだと思います。
任天堂には、そういったユーザーからの評判というかイメージも大事にしてほしいと思いますね。
もうじきaplleに買収される企業の応援とか暇なのかな(^^;)
>もうじきaplleに買収される企業の応援とか暇なのかな(^^;)
忙しい人はわざわざこんなコメしません。他人の事をあれこれ言う前に自分の行動を振り返ってみてください。
どこのサイトでも任天堂の良いニュースの時には必ずと言っていいほど
上から目線で謎の煽りをする人がいますからねー
よほど暇なんでしょう…
最低でも5割の株取得しないと話にならんが…
しかも任天堂が何もしない前提であって2割取得したらお開きになるようなものだぞ?
しかも敵対的買収だと社員が抜け出すリスクの高さも意味するから任天堂の長所を活かすなら合意出来る程の好条件定時しないとまず不可能
もしこれでAppleがマジで任天堂の買収に乗り気なら逆に驚きなんだが
ちょっと早起きしたからわざと今回だけ相手するけど、もうちょい人生のレベル上げたら?
ネットの書き込みでの発言は発言だし、生兵法は大怪我の元って思うけど。
まあ、何言っても分からん人には分からんけどね。永久に。
皆さん相手する必要ないですよ。私も今回だけですし。最近ちょいちょい荒れ気味なので、一応釘刺しておきます。
あと、Appleのスペル間違ってますよ?もちろん故意ですよね?
Appleですね…(某●谷氏風
現時点では噂にしか過ぎませんが…。
買収前提の書き方になっていると、買収されなかった時にアホを見ますね…。
言いたいことは他の方が言っておられるので自分が言うことは何もないですが
煽る時はせめて英語の綴りぐらいは確認しましょうね…。
任天堂のこうした評判は、製品の丈夫さやソフトのクオリティと安心感(残酷描写などが少なく子どもに安心)といった、長年培ってきた信頼の積み重ねと感じます。1位がNetflixに見られるように浮き沈みの激しい ビジネスの世界で、これだけブランドを維持どころかむしろ向上させてるのは本当に素晴らしい。
個人的に着目したいのはいわゆる「税逃れ」と無縁な点です。国際的な記者たちの調査で明らかになったように、MSGoogleAppleなどITのトップ企業の多くは本社を書面上アイルランドに置くとか、法の隙間を突く複雑怪奇な処理を重ね膨大な税金を逃れています。(先端企業を抱えるシアトルは、税金が不足し公共インフラの整備が滞っていると新聞記事にありました)
しかし任天堂に関してそんな話を聞いたことはありません。ゲーム作りに限らず企業活動の全域において、任天堂基準というべきモラルが徹底されてるように感じます。(実は90年代、あのスクウェアは香港を利用して税逃れを行っていたと同社の広告に出ていた作家の栗本薫が発言していたことがあります。そんな程度の企業って、やっぱり遅かれ早かれ・・ まあかつて日本政府で経済関係の大臣をしながら、公然と「住民票を年末だけ海外に移すと税金安くなるよ」と勧めてたお方もいたんですが)
>まあかつて日本政府で経済関係の大臣をしながら、公然と「住民票を年末だけ海外に移すと税金安くなるよ」と勧めてたお方もいたんですが
竹中平蔵ですねw D・S・ランデス著で竹中が翻訳した『強国論』なんて本を読んだ事ありますが(内容はサッパリ忘れましたw)税逃れを勧めるような大臣がよくもまぁこんな本を書けたものだと思った物です。
栗本はどうなんだろう……自身がライ病患者への差別的作品や拉致被害者に対する配慮のなさで炎上してるような方でしたからね。『グインサーガ』のビクトル・ユゴー風の描写は好きだったので残念でしたが。
話がずれましたが、こういったニュースには疎いのですが率直に喜んで良いニュースですよね。
90年代初頭ぐらいまでは松下幸之助あたりがモデルっぽい悪役が登場するアメリカ映画とかありましたが、ある意味日本企業がライバルとしてみなされなくなったと捻くれた視点で見てしまう自分が居ますorz
竹中氏は小泉とともに、今の日本の悪い部分の礎を作った人と個人的には把握。
現在の安倍内閣でも、アベノミクスの要の一つであったトリクルダウンを最初は肯定しておきながら
あっさりとトリクルダウンは無いと言ったりと、まぁ信用ならない人物だというのだけはわかります。
日本企業が評価されているという点では、仰る通り素直に喜ぶべき記事だと個人的にも思います。
任天堂以外の企業でも、上位に入ってくる日本企業が出てきたら嬉しいですね。
CSゲーム業界で長年ハードホルダーとしてずっと商売をしている点と
数々のIPを生み出して、多くのファンを獲得していること。
それらのキャラがある意味期待通りに、ゲームでの役割をきっちりと果たしていること。
いろいろ考えられると思いますが、やはり評判という点でいうと、長年の信頼が一番だと私も思いますね。
税逃れについても、任天堂に関しては確かにそういった話は聞かないですね。
元々無借金企業で経営状態も良いので、きっちりとやっているということなのでしょうが
そういった面での信頼と誠実さというのは、確実に社風として外に出てくるでしょうからね。
そういったところ、すべてを総合してのこの評価だということですね。
今回のランキングは、去年上位に入っていた企業がほぼ下位に転落しているという
話も引用記事内にありますが、来年もTOP10に任天堂が入れるように頑張って欲しいですね。