ゲームの売り上げを独自店舗で、売れた分をランキング形式で
公表している店舗というのは、結構多い。
全国的な集計では、いつも週販記事で取り上げている
メディアクリエイトやファミ通の数値があるが
これは、全国の集計店舗の売り上げを全て合算しているわけでは
当然なくて、上がってきたデータを元に、特殊な係数をかけて
数字を概算で出しているのに過ぎない。
もちろん、長い間の集計データにより、この係数はかなり近似値が出る
ものとなっているが、やはり正確な数ではない。
正確な数がわかるのであれば、ファミ通とメディアクリエイトの集計で
差がついてくる理由がなくなってしまう。
なので、時として、一店舗の売り上げランキングは、ある意味勢いなどを
予測するのには十分に使えることがある。また店舗は、それぞれの店舗の特色が出やすいので
尚更、数字の面である程度の予想を立てることも出来る。
今回、参考にさせてもらうのは、全国にフランチャイズの店舗を多数構える
TSUTAYAのランキングである。
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5/29~6/4の売り上げランキングの2位に聖剣コレクションが!
TSUTAYAは、一週間を月~日のサイクルで捉えて
一週間のランキングを毎週更新している。
最新の更新分は、5/29~6/4までの集計分となる。
出典:TSUTAYAゲーム 販売ランキング 2017年5月29日(月)~2017年6月4日(日)より
というわけで、聖剣伝説コレクションが鉄拳7について2位となっている。
以前、別の記事で触れたことがあったが、TSUTAYAは店舗的に
任天堂系よりPS系が売れる傾向にある。そのTSUTAYAでランキング2位…
マリオカートを抑えて上位に居るとあれば、結構な売り上げが期待できるかもしれない。
マリオカートが、1万本を割ることはまず考えづらいと思うので
聖剣コレクションはウルスト2と同じぐらいの1万5千~2万近くを売っているのではないかと個人的に予想。
鉄拳7は、シリーズ自体が非常に強い固定ファンで支えられているので、5万ほどは売り上げると予想。
今回の聖剣伝説コレクションについて、聖剣シリーズプロデューサーの
小山田将は、聖剣伝説コレクションがある程度売れれば、新作も検討される可能性があると
国内ゲームメディアの取材にて答えている。
――わかりました。今後の展望についてですが、小山田さんは以前から「いつか聖剣伝説5を作りたい」とお話されています。今はそのあたりについてどのようにお考えでしょうか?
小山田氏:そうですね、今回はあくまでも「聖剣伝説」3作品を遊べる記念的なものですが、「聖剣伝説5」を含めて、新作の方もご期待頂ければと思います。ただ、まずは「聖剣伝説コレクション」もたくさん売れてくれないと困る……というのはありますが(苦笑)。
実際に、小山田氏が言う売れないと困る…というのはどれだけの売り上げを
想定しているかは知りませんが、少なくとも、発売時は3本同梱でこの価格は高いという
非難も多く見られた本作は、想定外以上に売り上げている可能性が高いのではないかと個人的に予想。
水曜日のメディアクリエイト集計で果たして何本の売り上げがあるか?注目したいと思う。