3月1日に発売された、コエテクがシリーズを展開する
3D格闘ゲームの最新作であるデッド・オア・アライブ6(以下DOA6)
前作(5の最後のアッパーバージョン)からおよそ4年を経ての新作。この作品はどちらかと言うと格ゲーよりも
女性キャラのアレの揺れなどに重きが置かれている…と思われる内容のゲームとなっていて
初期の頃から、その点を売りにしたゲームとなっている。
しかし、今作はeスポーツを意識したところもあったようで、セクシャルな表現は
従来のシリーズよりは抑えめで、本格的な格ゲーとしてリリースされているところがある。
開発者の意図はどうだったかはわからないものの、残念ながら本格的な格ゲーのほうに
舵をとったものの、格ゲーの祭典であるEVOのタイトルには選出されず、また今までの売りだった
セクシャルな部分も、過去作よりは抑えめということもあって、格ゲーファンからも
セクシャルな関係で期待していたユーザーからも評価は芳しく無く、虻蜂取らずと言った状況になっている。
また、特に女性キャラクターの多彩なコスチュームが売りでもある作品なのだが
そのコスチュームがアンロック方式となっており、それが非常に解放しづらいという
全くもって誰得な問題点を抱えており、発売後すぐにそのえげつない解放条件も
(一日二時間平均でやっても全解放に26年かかるという試算)相まって、大炎上。
PS4とXbox oneとSteamでのマルチ展開となったが、すべてのプラットフォームで当然ながら炎上となった。
売上としても、惨憺たるありさまで、初週の販売本数は2.6万本と
スマブラに肉薄されるありさまであった。やることなすことすべてが
中途半端で、炎上要素に満ちているこのゲームだが、更に発売日に買った
ユーザーを逆なでするような告知が行われてしまっている。
Sponsored Link
DOA6、発売から僅か2週間で基本無料版を配信してしまう…
前述の通り、DOAシリーズは格ゲーというよりは、女性キャラクターに
様々なコスチュームを見て楽しむというユーザー層のほうが多いのではないかと思われる。
テクモ自身も、他の3D格闘ゲームとはそういった面で差別化を図ってきたのは間違いなく
シリーズファンであれば、まず皆が理解していることであると思われる。
そのため、今回のコスチュームの設計図という解放要素が非常に炎上してしまったわけだが
更に炎上状態のDOA6に追い打ちをかけるかのような、炎上案件が公式で発表されている。
なんと、発売2週間後になる昨日15日に基本無料版を
配信開始することを決定したとのこと。全くの事前告知はなく突然の発表であった。
2019年3月1日に発売された“激闘エンターテインメント”こと3D対戦格闘ゲーム「DEAD OR ALIVE 6」(PC / PlayStation 4 / Xbox One)。コーエーテクモゲームスは本日(3月15日),本作の基本無料版の配信を開始した。
かすみ,ヒトミ,ディエゴ,バースという4キャラクターと全ステージが使用できる基本無料版では,世界中のプレイヤーと対戦できる「オンライン」,オフライン対戦が楽しめる「ファイティング」,より強くなるための練習を行える「トレーニング」,そして「DOAクエスト」「DOAセントラル」という2つの新モードがプレイ可能だ。
さらに「ストーリー」の序章も体験でき,有料コンテンツを購入すればストーリーの続きやほかのキャラクターも使用可能となる。本作が気になっていたというプレイヤーは,まず無料体験版で試してみるのもいいだろう。
引用元: 「DEAD OR ALIVE 6」の基本無料版が本日配信スタート。オンライン対戦や2つの新モード,ストーリーの序章がプレイ可能
これはひどいコエテク商法…。
格ゲーの基本無料というのは、ここのところでは別に珍しくはない話ではある。
そもそも前作のDOA5も、アッパーバージョンで基本無料版を出している。
ただ、それはパッケージと同発であって、ユーザーがどちらかを選択する余地があった。
しかし、今回のDOA6では『いつかは』基本無料版が出るだろうと言われていたものの
それがまさかの、発売から2週間後に全く予告もなく電撃配信されたということ。
前述の通り、DOAシリーズはゲームよりも、それぞれのキャラにファンが付いているタイプのゲームで
極端なユーザーでは、男キャラは一切いらないというプレイヤーも存在する。
こういった人は、全キャラが収録されたパケ版より、DL版で欲しいキャラ分だけ
購入すれば出費を抑えられるというメリットがある。4キャラが基本配信となっているが
その4人の中だけに使いたいキャラがいるのであれば、実質無料で楽しめるということにもなる。
ある程度ゲームが発売して時間が経ってから発売してくると思われた、基本無料版を
ここまで早く配信してくるとは…。正直誰も予想がつかないような展開であり
今後ますます、DOA6に対する風当たりは強くなるのは間違いないだろう。
あまりにも不誠実な商売と思われる今回のコエテク商法。嘆息するしかない。
こういうことするから、コンシューマー離れするんだよね・・・。それだけ。
他ですか?
正直、うわぁ出たよ・・・。しか、思い浮かびませんでした。
さすがにこれは…パッケージ版と同発にしないのであれば
もう少し時間を置いてから発表するべきだったなと思います。
コエテクはかなりえげつない商法をしてきますね…。
発売から1週間以内に買う人ってシリーズファンが殆どだと思うのですが、そういう人たちもいい気持ちしないでしょうね。無料版が出ること自体はプレイ人口が増えたり新規が増えたりするので歓迎する人も多いらしいですが、さすがに早過ぎですね。
固定ファンが買うのがほとんどでしょうね。それで、この仕打…。
キャラ人気が強いタイトルですから、基本無料で自分の欲しいキャラだけ購入するという
買い方をしたい人もいるのでしょう。そういった人には最悪の展開になったと思いますね。
プレイ人口を増やす言っても、発売から2週間で過疎っちゃうのかよ…と別な意味で心配になりますね。
初日で買ってくれたコアなファン(2万人ぐらい?)を切り捨ててもユーザーを増やしたほうが判断としては間違ってないとは思いますが・・ファンの被害者に比べたら小売の被害はたまったもんじゃないでしょうね。
となると、コエテク側は相当まずい状況と判断しているということになりそうですね。
それなりに固定ファンがいるゲームで、すぐに過疎るとは一体…。
小売が確かに一番の被害者でしょうね。最近のPS関連のタイトルは小売殺しが多すぎ…。
ワンピのやつもいろいろと不評みたいですし。
うーん、これはかなりひどい・・
コエテクの襟川会長(奥様の方)は、数年前のイベントで東京ゲームショウ立ち上げ時、協賛金を唯一出し渋ったハードメーカーがソニーである事をバラしてました。(名指しこそしてませんが「任天堂さんは(出展しないのに)大変気持ちよく出していただいた。セガさんも」と来たらもう・・) 交渉時の久夛良木社長(としか思えない)のかなり感じの悪い物まねまで披露して、凄く好きになっていたんですが。
旧テクモ側のソフトとはいえ、会長として彼女が承認してない筈がない訳で。経営者として、目先の利益でメーカーへの信頼を損なうことの怖さはわかってる筈なんですけど。何かやむをえない事情があるのでしょうか。
さすがにこの売り方は…。購入した人が可哀そうだなと…。
奥様の襟川氏は結構その辺りわかっているようなイメージがあったんですが
あくまでテクモ側がということなんでしょうか?まぁ吸収して一緒になっている
会社な以上、そんな言い訳は通用しないわけですが。
あまりにもこういったあからさまなやり方をしていると、最終的にはユーザー離れが進むだけなんですが
この売り方を考えた人は、そんなところにはきっと考えが及んでいない…
あるいは最悪の場合、ユーザーからの搾取ということを考えている可能性もあります。
なんというか、ひどすぎて嘆息するしかない話ですね…