日本でゲームの週販を集計している機関として、おそらく

もっとも数値が参照されているメディアクリエイト



任天堂が決算などで、国内の販売本数に言及する時に利用するのがこのメディアクリエイトの集計である。

また当ブログで、毎週水曜日に更新している週販記事もこのメディアクリエイトの集計を基本利用している。

毎週水曜更新ではあるが、メディアクリエイトの集計を国内ゲームメディアサイトである

4gamerが水曜日午後10時に更新するという形で、TOP20のランキングが掲載されているのを毎週利用している。

4gamerが更新するのとは別に、メディアクリエイトはもちろん自社サイトを持っており

そちらではTOP50までのランキングを、毎週金曜日に更新している。なお21位以下は本数の掲載はない。


当ブログでも何度か記事を書いているが、このメディアクリエイト本家での更新においては

ゲーム販売本数のランキングの他に、メディアクリエイトの担当者によるゲーム週販の

総評が毎週ランキングと共に更新されている。その総評が、時折某社に忖度しているとしか思えない

アクロバット的な内容になっていることを、当ブログでは度々記事にしている。


【アクロバティック擁護炸裂!】メディクリ「Destiny2はオン専故にDL版が多いだろうから前作と一概に比較できない」

【ブレない】メディクリさん、週販の総評でとんでもないアクロバット理論をかましてしまう

【ブレない】メディクリさん、ジャッジアイズとGE3の売上について、再びアクロバット擁護をかましてしまう!


今まで数々のアクロバット理論で、ゲーム週販を追っているような人間を

失笑させてきたメディアクリエイトだが、また新たな迷言が生まれてしまったようである。


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メディクリ『ハードの売上が先週と比べて増加したのは一部店舗でセールがあったから』

というわけで、ゲーム週販を追っている人間からすれば数々の迷言を生み出している

メディアクリエイトの総評が、またしても新たな迷言を生み出してくれたようである。

以下、最新のメディアクリエイトに掲載されている総評を引用。

旧作中心の週となるもハードは好調に推移

 ソフトの総販売本数は39.4万本。前週を上回る数(13→23タイトル)の新作タイトルが発売されたが、トップの『デッド オア アライブ 6』(2.6万本)を始め、初動はいずれも小規模であった。そのため、新作の販売本数は前週比68.30%と減少。ただし、販売の中心となった旧作が前週比109.35%と微増した結果、全体の販売本数は同97.05%となっている。
 一方、ハードの総販売台数は9.9万台(前週比125.72%)。一部の店舗でセールが実施された影響があらわれており、なかでもSwitch(前週比128.90%)やNew2DS LL (同183.06%)など、任天堂ハードの増加が目立った。また、これまでハードの販売台数は前年を割り込む週が続いていたが、今週は前年比110.75%と上回り、回復の兆しが見え始めている。

※管理人注 メディアクリエイトは同じURLで更新するため、来週以降はこの総評は見れなくなる

ハード売上の増加理由が、一部の店舗でセールが実施された影響???

そんな大型のセールを行っている店舗があっただろうか…?そんな情報は全く聞かなかった気がするのだが…。

ニンテンドースイッチは、昨年の年末商戦でGEOが10円引きで販売していたのを覚えているが…。

スイッチはそんなセールを行わなくても基本的に売れるので、ほとんどの店が定価販売しているところしか見たことがない。

そのため、ある程度大型のセールが行われていれば、それは話題になっていそうなものだが、そんな話は個人的には見聞きしていない。

メディアクリエイトが掴んだ情報では、値引きを行った店舗は複数あったということだろうか?

2月の終わりの小売閑散期に、そこまで値引きをした店舗が出ていたとは到底思えないのだが…。

まぁ、そういった店舗が実際にあったとして(一部が仮に一店舗でも一部とは言えるので)

先週からそれだけ比率を伸ばすのは、セールだけでは考えづらい話で、実際のところは

2月27日に行われた、ポケモンダイレクトが売上アップに貢献した…

というのが、おそらく誰でも考えつく話なのだと思う。ポケモンダイレクトに全く言及せず

一部店舗のセールだけで先週から1万5千台も数字が伸びるというのは無理がありすぎだろう…。

ゲーム週販を専門に扱うサイトでありながら、素人でも考えつくポケモンダイレクトという

要因に全く言及しないのは、正直不自然以外の何者でもなく、やはりどこかに対する忖度と言うか

配慮が働いているのであろうな…ということが容易に想像される。全くもって餅屋が餅屋として

全く機能していない現状、ニンテンドーダイレクトという専用の発信の場はやはり

必要であったことを、国内ゲームメディアが身を持って証明してくれていることは草しか生えない。


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