毎週恒例水曜日の週販記事。

ニンテンドースイッチが発売されてから、103週目となる2019年2月第3週の週販ランキングが

先程メディアクリエイト集計・4gamerで更新された!


小売閑散期に於いても、強い需要を維持し続けるニンテンドースイッチ。



特にめぼしいソフトもなかった先々週ですら、6万台の売上を超えてくるという

とんでもない勢いを見せつけているが、先週はどうなっただろうか。

個人的には少し下がってくると予想しているが、5万台ラインは割らないとは思っている。


ソフトについては、まず国内外で注目されていたのが

週刊少年ジャンプのお祭りタイトルであるJUMP FORCEがある。



定期的に発売される、ジャンプ系キャラのお祭りゲーム。日本ではPS4独占になっているが

海外ではXbox one版も発売されている。発売前から海外も含めかなりの注目タイトルだっただけに

売上は間違いなく1位になると思われる。肝心のゲームの評価だが…PSで展開するいつものバンナムゲー…とだけ言っておこう。


次に注目されるのは、日本でもファンが多いUBIソフトの

ファークライシリーズ最新作のFar Cry New Dawnだろう。



CERO Zタイトルではあるが、日本でも一定の知名度とファンがいるタイトルで

こちらもその手のゲームが好きな人からすれば、かなりの注目タイトルとなる。

CERO Zなので、そこまで大きな売上にはならないだろうが、堅実な売上を出すと予想される。


PS独占ではもう一つ。アトラスよりキャサリン・フルボディがPS4とVitaマルチで発売。



2011年にPS3で発売した、『キャサリン』のリマスターであり、新要素を追加した完全版。

大人向けを強調したタイトルだが…元々のゲームの不評だったパズル要素が変わっていない?ようなので

その部分での評価はあまりよろしくないようだ。初週はそれなりに売れて、2週目以降は空気になりそうではある。


他にはスイッチとVitaのマルチという珍しい組み合わせの、コエテクのネオロマンスシリーズの一つである

金色のコルダの最新作、金色のコルダ・オクターヴが発売。

コエテクからはもう一本で、こちらも定番タイトルの信長の野望・大志が同じくマルチで発売。



これらのタイトルは固定ファンがいるので、ある程度の本数は売れるが基本的に大きく売れるタイトルではない。

信長の方が、PS4版がランクインするぐらいだろうか。PC版は集計対象外だが、PC版が一番売れるかも知れない。

と、スイッチはまたもおとなしめな103週目のランキングは見出しの後で!


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ニンテンドースイッチ103週目は6.5万台を売り上げる!JUMP FORCEが7.6万本売り上げTOPに!

先程、4gamerで更新されたランキングの記事は↓である。


「JUMP FORCE」7万6000本,「キャサリン・フルボディ」合計6万1000本の「週間販売ランキング+」


例によってランキングのキャプチャーを貼る。



出典:「JUMP FORCE」7万6000本,「キャサリン・フルボディ」合計6万1000本の「週間販売ランキング+」より


というわけで、ニンテンドースイッチの103週目は65,958台を売り上げ

前週からの累計売上台数は7,445,100台となった。

またしても先々週の結果より、スイッチが増えるという現象が発生。

来週になると、いよいよ丸々2年の週販に到達することになるが、本当に

その間、品切れという要素以外で勢いが全く落ちることが無かったのは驚異の一言。

そして、既に発売したタイトルの他、今年これから発売されるタイトルも多数なため

今後もこの勢いは維持されていくだろうというのが、一番凄まじいところだと言える。

年度末までの800万台は不可能だと予想しているが、どこまで縮められるかは注目したいところだ。


ソフト面では、新作が多くランクインするまっとうなランキングとなっている。

ゼルダが15位、スプラ2が16位とここまで下がったのはおそらくランキングに載ってからは

初めてではなかろうか。明日の新作も多数あるが、ランクインしそうなタイトルは少なそうなので

ゼルダのスイッチ発売後、丸2年TOP20位入はほぼ確実だろうか。


PS関連の新作は、どれも比較的妥当なものではあるとは思うが、やはりイマイチ勢いを感じない。

JUMP FORCEは出来も良くなかったとは言え、全盛期なら10万に届いていたのではないかと思うが

この分で行くと、最終10万がやっとというレベルかも知れない。PSのソフトの売上自体が

全体的に落ちているなと感じられるランキングである。キャサリンも全てのエディション足して

6.1万本では少し寂しい。オリジナルは21万本売り上げているが、その半分にすら到達しないだろうと思われる。

KH3が洒落にならないレベルの落ち込みを見せており、2万本を切っている。初週で売上た数字が

現在の累計販売本数の全体の8割程度を占めており、やはりPS4は初週命なのだなと改めて思わせる動きになっている。


任天堂のタイトルは相変わらず。ジワ売れ群に、マリオU DXが入ってきていて

もはや、ランキングは新作が多く入ってこない限りは、任天堂の定番がずっと

ランクインしつづけるという状態に。本体も売れてソフトも売れている好循環が出来ている。

今回の本体台数はニンテンドーダイレクトの影響もあったかも知れないが、今後も定番タイトルが

盤石の地位を維持し続ける限り、ニンテンドースイッチの勢いが極端に減ることはないだろう。

来週はスイッチが発売して丸2年となる週である。2年丸々で750万台の節目に到達できるか。


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