現在は、無料でオンラインプレイを楽しめるが
そのうち有料化に移行することが、既に既定路線となっている
ニンテンドースイッチにおけるオンラインサービス。
ハードが発売された時には、今年の秋から有料化を行うという
更新が公式サイトでも、言及されていたが、そのオンラインサービスの
概要が固まり、任天堂よりサービス予定内容が発表された。
その中で一番ユーザーとして気になっていたのは、恐らく
任天堂初となる、恒常的なオンラインサービス有料化の
値段がいくらか?というところだろう。
君島社長は、以前日経の取材に対し、年間2000~3000円で
サービスを提供したいという話をしていた。
その気になる任天堂のネットワークサービスの概要が、本日突如発表されたわけだが
その年間利用料は、君島社長が事前にメディアに語っていた通りの金額になったようだ。
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1ヶ月契約は300円。年間契約をした場合は2400円でひと月あたり200円の破格に!名前はNintendo Switch Online。
現在、既にネットワークを有料化しているPSとXboxについては、1年契約した際は
5000円ほどかかる値段設定になっている。サーバーの維持費や、フリープレイと呼ばれる
発売から一定期間経ったゲームを無料でプレイできると言った仕組みが主流だ。
それらの2つのプラットフォームと較べて、任天堂は子供層・ファミリー層の
ユーザーが多いのが特徴であり、値段がそれらの二社と同じとなれば
値段が高すぎるのではないかという懸念が出ていた。
今まで無料でオンラインサービスを行っていた任天堂だが、それでは特にお金のかかる
オンラインのサーバー維持の費用がバカにならないということもあったのだと思う。
なので、今回の有料化は現在のオンが当たり前のゲームが増えた時代では
至極当然の流れではあるのだが、それでも抵抗を示すユーザーは
他の二社に比べると多いのではないかと、個人的にも考える。
君島社長が、言及していた利用料はそういったユーザー層が多い
任天堂ハードについて、思慮した結果が伺えるが、その一方で
果たしてそこまで安く出来るのか?という懸念があったのは事実である。
しかし、その懸念はどうやら杞憂に終わったようだ。
任天堂は本日(2017年6月2日),Nintendo Switchのオンラインサービス「Nintendo Switch Online」の詳細な内容を公開した。
サービス開始は,当初予定されていた2017年秋から2018年へ変更。そのサービス開始までは,ニンテンドーアカウントがあれば引き続きNintendo Switchのオンラインプレイなどを無料で楽しむことができる。
サービス開始後の料金プランは3つで,1か月(30日間)が300円,3か月(90日間)が800円,12か月(365日間)が2400円(いずれも税込)となっている。Nintendo Switch Onlineは,Nintendo Switchでのオンラインプレイや専用のスマートフォン向けアプリなどを利用できる有料サービスだ。サービス開始以降は,友達とオンラインプレイの待ち合わせをしたり,ボイスチャットを楽しんだりできるスマホ向けの「オンラインロビー&ボイスチャット」アプリが提供されるほか,「スーパーマリオブラザーズ3」「バルーンファイト」「ドクターマリオ」などの懐かしいゲームを集めたNintendo Switch用ソフト「クラシックゲームセレクション(仮称)」も登場。そのほか,サービス利用者限定で,ニンテンドーeショップでのソフト割引販売なども予定されている。
なおオンラインロビー&ボイスチャットは,2018年の正式配信に先駆けて,一部機能に限定した先行配信を2017年夏に行うとのことだ。
引用元: Nintendo Switchのオンラインサービスは2018年スタート。サービス開始後の料金プランは3つで,300円(税込)/月から
値段もそうだが、気になるところとしてはサービス開始が後ろ倒しとなり
2017年秋→2018年になったということ。
これは朗報だ。おそらくは、ニンテンドースイッチの勢いがあまりにもすごいので
無料体験が出来るユーザーをもっと増やしたいという思惑があるのではないかと思われる。
ARMSやモンハンやスプラトゥーンなど、オンラインメインのソフトがこれから
どんどんリリースされる予定だから、これから新規購入する層に配慮したのではないか。
値段としても、かなり良心的。年間契約をすれば、1ヶ月換算で200円という破格。
ジャンプ一冊買うより安いという値段に。年間会員でも、ニンテンドープリペイドカードの
3000円でお釣りが来るという値段だ。破格なのは嬉しいが、逆に任天堂としての儲けはどうなのかという
こちらが別の意味で不安になるような価格設定である。任天堂はソフトが売れるので
恐らく出来る価格設定なのであろうが。
また、個人的に気になっている昔のゲームをオンラインで楽しめるようにするサービスは
クラシックゲームセレクション(仮称)という仮称が発表された。
対応するソフトに、こちらの記事で自分が予想したソフトのうち2つが既に対応予定というのは
読み通りではある。ただ、スーマリ3をネットワークに対応させるのはどんな遊ばせ方かは気になるところ。
あとは、元々のVCもどういった展開をするのかも気になる。ユーザーとしてはまだまだ楽しみはあるというところか。
ボイスチャットなどのサービスは、明らかにスプラトゥーン2のために
前倒しで実装されるということだろう。イカにスプラトゥーン2の期待値が高いかが
よく分かる話である。このサービスは近々お目にかかることができそうだ。
2400円という年間料金では、かなり満足な内容に仕上げてきたという印象だが
例えば、データのクラウドセーブサービスなども、追加料金で実装などといった
新たなサプライズもほしいところではある。E3が目前に迫ってきている中
ニンテンドースイッチの動きは、非常に慌ただしいものになっているようだ。
ユーザーとしては。楽しみなことこの上ない、充実したゲームライフが送れそうだ。