現在、任天堂がニンテンドースイッチのユーザー向けに

月額300円(一年間一括で入れば月額200円)で提供しているオンラインサービスである

ニンテンドースイッチオンライン



他機種のサービスに比べると、安価で加入できるサービスとなっているが

その分他機種と比べると、当然ながらそのサービスの質は落ちる。

現状は、オンラインサービス対応のゲームのオンラインを遊ぶことが出来る他に

クラウドセーブを利用できたり、ファミコンソフトを楽しめるという権利があるが

物足りないと思っているユーザーも少なからずいるとは思う。


そんなニンテンドースイッチオンラインの有料会員に向けて

限定で新たなゲームが配信されることとなった。

その発想があまりにも斜め上で、実際にプレイした人から好評を得ているようだ!


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まさかのテトリスでバトルロイヤル勃発!ニンテンドースイッチオンラインの有料会員限定で無料で『テトリス99』が配信へ!

ここのところのニンテンドーダイレクトでは、ダイレクト終了後に

配信開始というサプライズ枠が必ず幾つかあるのが恒例となっているが

今回のダイレクトに於いても、そういったタイトルが複数紹介された。

その中の一つに、ニンテンドースイッチオンライン有料会員限定の配信タイトルがあった。

それは、ロシア(当時ソ連)のアレクセイ・パジトノフが開発し、現在まで全てのプラットフォームをあわせると

5億本近くの売上を記録しているという、怪物ソフトであるテトリスである。

落ち物パズルの草分け的存在であり、現在でも世界中で老若男女、世代を問わず愛されているゲームであり

ゲームハードの技術が進んだ今でも、1つのハードに必ず一作は関連タイトルが発売されるほどの定番パズルゲームである。

そのテトリスが、ニンテンドースイッチオンラインの有料会員限定で配信が決定したのだが…

さすがの任天堂。配信されたのはただのテトリスではなかったのである。以下紹介動画。



テトリスでバトルロイヤルというパワーワード←

今現在、FPSでのジャンルでPUBGなどに代表されるゲーム業界のトレンドの一つとなっている

バトルロイヤル系のゲームを、まさかテトリスでやってくるとは…。

正直、全くあらぬところから攻撃を受けた感じで、色々な意味で衝撃を受けた。


そして、このテトリス99は、Tスピンも使えてボーナスが付くタイプのテトリスということで

極めている人は早速凄いことになっているようだ。挙動からしてアリカ製であると思われる。

Tスピンについては以下の動画参照。



配信直後から、ツイッターで徐々に話題になり始め、テトリスの神と呼ばれる

日本ナンバーワンの腕前を持つ人の配信動画を見てみたが、なんというか

99人同時対戦のテトリスというのは、色々な意味で壮観であった。

古典的パズルゲームにまさかのバトルロイヤルをつけるというアイディアは

ある意味、ニンテンドースイッチオンラインのキラータイトルになる可能性もあるかもしれない。

実際にプレイすると、99人のマッチングもあっという間に行われ、脱落後も他の人の

プレイをすべて見る必要はなく、部屋からすぐに抜け出せる仕様になっている。

そのため非常にテンポが良くサクサク進めることが出来、オンラインのテトリス対戦の究極系と個人的に感じた。

流石に上記のような、日本一の腕前を持つような人は安定してずっと1位を勝ち取っていたが

誰もが攻撃出来る仕様になっているため、狙い撃ちにされると上級者でも厳しい場面があると見られ

実力だけではない、運の要素も勝負に影響することがある絶妙なバランスは凄まじいの一言である。

オンライン有料会員であれば、無料でDLして楽しめるため、このサービスのためだけに

ニンテンドースイッチオンラインのサービスに入る人も一定数現れると思われる。

既に800万人の有料会員がいるニンテンドースイッチオンラインだが、ある意味キラータイトルな

このテトリス99の登場によって、更に加入者が増えるのは間違いないだろう。


なんというか、誰もが予想もしないところから新しいバトルロイヤルの形を任天堂が提示しているが

よくよく考えれば、テトリスに対人戦という要素を初めて取り入れたのは、同じく任天堂がローカライズを行った

GBのテトリスからであった。こちらのラインを多く消すと相手のラインが下からせり上がるという

ルールも既にその時に確立されている。となれば、任天堂が最終的にこのテトリスバトルロイヤルに

行き着いたのは、ある意味必然であるともいえ、何というかこれが娯楽に対して

真摯に向き合ってきた企業が出せる答えなんだなぁ…と改めて感心するのでもあった。

なお、普通にラインを消しているだけでも結構つぶしあいが起こっていい順位になったりする。

流石に一桁台はある程度の実力が必要だが、それでも対戦人数が膨大なため、負けたことがあまりストレスにもならない仕様だ。

ニンテンドースイッチオンラインに加入しているのであれば、たとえテトリス自体がそこまで上手くなくても

とりあえず入れておいた方が良いソフトとして、両手を挙げておすすめできるタイトルとなっている。

配信直後から、ツイッターなどで密かに話題になっていたが、ついにトレンド入するまでに注目された。



こういったソフトをさらっと出せる任天堂。やはり凄まじい企業である。

とんだキラータイトルが登場したものである。


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