今や、ネットメディアが主流の世の中に於いては

ニュースを集めるのも、一番ネットが便利な時代になっております。

当ブログも、様々なインターネットのニュースサイト・個人サイトを元に

ネタを拾ってきて、記事にさせていただいております。

テレビや雑誌などでは、もはや情報を集めるにはタイムリー性がないのです。


そこで、管理人のブラウザのブックマークには多数のゲームニュースサイトが

ブックマークされております。ここを適当に回って色々とネタを拾ってくる感じですね!

そして、最近それらのゲームサイトの中で注目しているのが

電ファミニコゲーマーです。


名前の通り、ニコニコ動画を運営するドワンゴが更新するゲームニュースサイトで

普通のゲームニュースもそうですが、コラムや漫画などの連載企画がなかなか力が入っていて興味深いのです。

例えば、最近ではブレスオブザワイルドが発売する1日前に更新された

ゼルダの伝説のプロデューサーである青沼英二氏と、堀井雄二の元で

ドラクエの開発に関わってきた藤澤仁氏との対談。


まず2Dゲームで開発、社員300人で1週間遊ぶ!? 新作ゼルダ、任天堂の驚愕の開発手法に迫る。「時オカ」企画書も公開! 【ゲームの企画書:任天堂・青沼英二×スクエニ・藤澤仁】


この記事は長い記事ですが、非常に読み応えがあるのでブレスオブザワイルドを

プレイした人で未読の人がいれば、とにかく読んでおけと言いたい対談です。

業界人でも、衝撃を受けたという感想が多かった対談です。


あと、昔個人的にすごく好きで読んでいた柳田理科雄先生による

大真面目にフィクション世界を科学する空想科学読本という本があったのですが




その柳田理科雄先生が、ゲームの世界を大真面目に科学考察した

空想科学ゲーム読本と言った変化球的な連載などがあります。

その電ファミニコゲーマーに於いては、結構な頻度で新連載も随時始まっていますが

本日始まった、あの田中圭一先生が描く漫画がかなり面白いので紹介してみます!


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元ゲーム会社社員だった田中圭一が描く、ゲーム業界の回想録「若ゲのいたり」

漫画好きな人は知っていると思いますが、ゲームにしか興味がない人には

もしかしたら、田中圭一の名前はあまりピンと来ないかもしれません。

メジャーなところではあまり描かれない漫画家ですが、その作風はインパクトが強いのです。

どんなインパクトの強さがあるかというと、絵柄を往年の名漫画家に似せて描くという

スタイルで漫画を描いているのです。手塚治虫や石ノ森章太郎などがその被害者(?)なのです。



数々の著名な漫画家が、彼の模写芸の被害(?)にあっておりますが

しかし、その模写芸も、上っ面を真似ただけではなく、漫画家のクセなどを

捉え尽くして描かれているものなので、ぐぅの音も出ないというか。

なので、いつも彼はそのうち訴えられるのでは?などとも心配されているのです(笑)


そんな田中圭一は、サブカル方面の雑誌などで多くの執筆をしており

遂に電ファミニコゲーマーに満を持して新連載と言ったところでしょう。

業界の著名人にインタビューをしに行く、割りと良くあるルポ風漫画ですが

自身も業界に一時的に関わっていただけあって、何というか

その辺りの熱と予備知識が相当あるのだろうなという印象を受けました。

田中圭一が新連載した「若ゲのいたり」の第一回は、FFの生みの親で

現在、ミストウォーカー代表の坂口博信氏に話を聞きに行ってます。


【新連載:田中圭一】坂口博信とFFの天才プログラマたちが歩んだ、打倒DQへの道。「毎日のようにキレてましたけど(苦笑)」【若ゲのいたり】


いやはや…この話は興味深い…。

特に、FFを作った個性的な面々は、今現在も一線級で活躍している人が多いですね。

それと同時に、殆どがスクウェアを去っても居ますが…(FFの迷走の理由もわかるような気も。)


個人的に面白いと思ったのは、イランの王族出身というとんでもない出自を持つ

プログラマー・ナーシャ・ジベリの存在ですね。この人は、当時ゲーム業界の

人が殆ど顔出ししなかった頃から、有名な人で、ファイナルファンタジー3では

彼の名前が画面に表示されるという裏ワザがあったほどです。

◇プログラマー紹介
 電源を入れる際に1Pのセレクト、スタート、左上を押しておき、電源を入れたらセレクトだけ離す。
 すると通常のゲームが開始されずに、このゲームの開発に携わったプログラマーの名前が表示される。
 やり直すにはリセットすること。

彼が組み上げたプログラムの中には、バグを利用した

ファイナルファンタジー3に、徒歩の速度と較べて8倍の速さで

移動できる、潜水艇ノーチラスの動作のプログラミングなどが有名でしょう。


『ファイナルファンタジー』の飛空艇の高速移動はバグだった!? ファミコンの限界を超えたプログラム


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ナーシャ・ジベリの話はこれぐらいにして、今後のこの連載では

元業界人でもあった田中圭一による、今だからこそ話せるような

業界裏話が聞けそうですね。そして、次回はあの業界に波紋を呼び起こした

故・飯野賢治氏の話が出てくるようで

これまた、昔のゲーム熱を知る人には、たまらない題材と言えます。

更新が一ヶ月後と、かなり待たされることにはなりますが、こちらも更新されたら

すぐにでも読みたい内容になりそうですね!


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