1月11日に、2019年の任天堂タイトルの一発目として発売されたタイトルである

NewスーパーマリオブラザーズU DX



Wii Uのロンチタイトルとして発売された、NewスーパーマリオブラザーズUの基本的には

後発完全版と言ったタイトルになる。Wii Uでは追加コンテンツ扱いだった

Newスーパールイージも収録し、新要素も追加してまさに完全版的タイトルとなる。


Wii Uの発売は2012年の12月(日本では)のため、このNewスーパーマリオU DXは

据え置きの2Dマリオとしては、実に6年ぶりのタイトルとなる。その上後発完全版である。

普通であれば、マリオとは言えども、こういった後発完全版では普通は売上を落とすと思うが

スイッチは現時点で、Wii Uの最終売上の2倍ほどの台数を普及させており、それだけ

Wii UのNewマリUを遊んでいなかった層も多いと思われる。そういった人にとっては

場合によっては、WiiのNewマリ以来の据え置き2Dマリオの新作とも言えるかも知れない。


現時点でWii Uのソフトがスイッチに移植されたタイトルはかなりの数に上るが

ほとんどのタイトルが、元のWii U版より売上を伸ばしており、今回のNewマリU DXも

その前例に倣うのではないかと、個人的には予想している。実際、昨日更新した

週販記事では、Wii Uの初週の販売数を若干上回る結果を出している。


2Dマリオは初動は低めだが、任天堂タイトルの中でも相当にジワ売れする類のゲームである。

初動が全てというタイトルではないが、海外の…任天堂が弱いとされるUK市場において

非常に好調なスタートを切ったようだ!


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イギリス市場で、NewスーパーマリオブラザーズU DXの初週はWii Uロンチ週より56%多く売り上げたことが判明!

このブログでは何度か書いているが、任天堂は日本や米国では強いが、伝統的に弱い市場として欧州市場がある。

欧州は一つ一つの国の市場規模は小さいが、全体をあわせるとかなりの市場規模になる。

日本文化がかなり浸透しているフランスを除いて、任天堂は伝統的に欧州市場に弱いという一面がある。

特にイギリスやドイツは、PSが相当強い市場になっている。


しかし、スイッチにおいては、任天堂の存在感が薄かった欧州市場でも

PSに肉薄する存在感を見せつつあり、このブログでも幾つか欧州市場の

好調な話題を記事にさせていただいたことがある。


【UKチャート】英国でマリオカート8DXが、任天堂としては久々にランクトップに!

【イギリスでも好調!】UKでスプラトゥーン2が2位の売り上げを記録!前作比59%売上増に!

【イギリスでも好調!】UK市場でスマブラSPが、歴代シリーズ最高の出足を記録!WiiのXとの対比で62.5%増であることが判明!


それでもやはり、PSのほうが現在は強いイギリス市場ではあるが

そのイギリス市場で、NewスーパーマリオブラザーズU DXが非常に好調な出足を見せたとのこと!

Yesterday saw the latest batch of UK chart data roll in, revealing that New Super Mario Bros. U Deluxe’s launch on Nintendo Switch saw sales that were 24.8% higher than the original release on Wii U. As it happens, a chart tracking error means that this information was incorrect; instead, the results are even more impressive.

The new information, provided by UKIE, has revealed that the Switch Deluxe edition’s sales were 56% higher than what New Super Mario Bros. U achieved on Wii U back in 2012. As ever with UK chart data, these statistics only take into account physical sales; were digital sales included too, we expect this gap might be even larger.

というわけで、初報の数字が訂正された記事にはなるのだが

Wii Uのロンチで発売されたNewスーパーマリオブラザーズUより、スイッチ版の

U DXが56%…すなわち1.5倍以上売れたということが報告されている。

後発完全版にも関わらず、日本以上の売上をWii U版との対比で上げたということになる。

元々の数字がおそらく小さいはずなので、本数はそこまで多くはないはずだが

それにしても、先週の週間チャートではUK市場の1位だったということもあって

今までイギリス市場では弱い任天堂ハードという印象が、スイッチでは明らかに覆されている状況である。

スイッチはまだまだ発展途上のハード。これから更に普及とタイトルがリリースされていくことによって

今まで存在感が薄かった地域でも、更に売上を伸ばしていくのは間違いないだろう。


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