毎週恒例水曜日の週販記事。
ニンテンドースイッチが発売されてから、98週目となる2019年1月第2週の週販ランキングが
先程メディアクリエイト集計・4gamerで更新された!
ニンテンドースイッチが圧倒的だった年末年始という商戦が終わり
これからは、年度末決算前まではしばらく小売閑散期に突入する。
ゲーム業界も例外ではなく、先週まで景気の良い数字であったものが
ガクッと落ちてしまうことは、毎年恒例のことであり、先週までの
ずっと6桁だったスイッチの売上光景を見てきた人にとっては
先週の数字は、見栄えの悪いものに映るかも知れない。
スイッチが5桁に戻るのは確定だろうが、より深刻なのはPS4だろう。
先週まで年末のお得なお買い得キャンペーンをやっており、本体の値下げと同時に
ソフトを2本貰えるという大盤振る舞い(セールのタイトルは大バンバン振る舞い)を
行っていたが、それは年始までのセールであり、先週からは通常の販売に戻っている。
なお、これだけのセールを行ったがニンテンドースイッチに売上で勝てた週は
年末年始商戦ではなかったことを付け加えておきたい。
PS4は1月初週に通常とPro合わせて、久々に10万台以上を販売したが
その反動が返ってくるので、恐ろしいほど数字が落ち込む可能性がある。
ハードの展望はこれぐらいにして、ソフトについても。
先々週は新年で新作ソフトは出なかったが、先週は少しだけパッケージ新作が出ている。
先週の新作ソフトの一番の注目株はやはり、Wii Uの完全版移植という扱いながらも、日本ではアホのように売れる
2Dマリオのスイッチ初登場作品となるNewスーパーマリオブラザーズU DXであろう。
昨日の記事で書いたが、COMGポイントからすると大体売上の予想は20万本ほどかといったところ。
2Dマリオは、国内ではジワ売れの筆頭タイトルなので、時間はどれくらいかかるかはわからないが
最終的にミリオンまで売上が行くと個人的には予想している。
そしてもう一つの注目タイトルが、元々はXbox 360独占で発売されたものの
後にPSで完全版が発売されたタイトルのリマスターである
テイルズ オブ ヴェスペリア REMASTERである。
こちらはPS4とスイッチのマルチタイトルで発売。
PSメインで、スピンオフ的なタイトルが任天堂ハードで細々と出ていた
テイルズシリーズの、久々の任天堂据え置きへの発売となっている。
テイルズシリーズの中では、非常に評価がされているタイトルで
シリーズ一番の出来という声も多くある。
テイルズシリーズは、ニンテンドースイッチの発表当時から
開発が示唆されていたが、スイッチ発売から2年近く経って
ようやく発売されたというところ。ただ、元々PSで展開していたタイトルだけに
売上はPS4版のほうが上なのは間違いないだろう。スイッチ版は出荷も抑えられていたのか
小売での品切れも目立っていた模様。マルチ合算で8~9万程度だろうか?
2019年の新作ソフトは、いずれも過去タイトルの再発売と言ったところではあるが
2Dマリオは確実に別格なタイトルなので、どこまで売上を伸ばすかが個人的に楽しみだ。
今年2週目の結果は、見出しの後で!
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ニンテンドースイッチ98週目は7.8万台を売り上げる!NewスーパーマリオブラザーズU DXが16.6万本売り上げTOPに!
先程、4gamerで更新されたランキングの記事は↓である。
「New スーパーマリオブラザーズ U デラックス」16万6000本。「テイルズ オブ ヴェスペリア REMASTER」も登場の「週間販売ランキング+」
例によってランキングのキャプチャーを貼る。
出典:「New スーパーマリオブラザーズ U デラックス」16万6000本。「テイルズ オブ ヴェスペリア REMASTER」も登場の「週間販売ランキング+」より
というわけで、ニンテンドースイッチの98週目は78,056台を売り上げ
前週からの累計売上台数は7,124,822台となった。
当たり前だが、年末年始商戦から見るとハードの売上はやはり落ち着いた。
しかし、去年は年始の週の次の週は3.3万台の販売だったスイッチが今年はなんと7.8万台という
強い需要を維持している。NewマリU DX効果があったとは言え、昨年の同時期に比べて
2倍以上の売上を上げていることは、やはりスイッチが完全に軌道に乗ったことを示すことだろう。
PSも予想通り、先週までの大バンバン振る舞いの反動がやはり来ている。
今月末にKH3があるので、その時に一瞬需要が増えるとは思うが
それ以降は、もはや頭打ちになるのではないだろうか。
ソフトランキングは、当然ながらNewマリU DXが1位を獲得。
ただし、数字は個人的な予想よりは大きく下回る16.6万本である。
この数字をどう捉えるかだが、最終的な売上の本数はミリオンにいくのではないかと
その予想は個人的には変わらない。なにせ、Wii Uのロンチで発売された
オリジナルより、若干売上の数字が上回っているということもあり
元々超ジワ売れでロングセラーで伸ばしていくマリオは、やはりこの後驚異的な伸びを見せると予想できるからである。
さて、これからどんな動きを見せるだろうか。
昨年末からの動きにも特に大きな変化はなく、この時期でもスマブラがまだ7万近く売っているのは驚異的であるの一言。
またスーパーマリオパーティがあと4.5万本でミリオンに到達する。遅くとも2月中には達成できるだろう。
DQB2は、先週もPS4版よりスイッチ版のほうが若干多く売り上げていて、累計の販売本数にジワリジワリと差が付き始めている。
スプラトゥーン2があと10.7万本ほどでトリプルミリオン。スマブラとどちらが先にトリプルミリオンに行くかの闘いになりそうだ。
テイルズオブヴェスペリアは、当然ながらPS4のほうが大きく売れている。
流石にいままでほとんどシリーズを出したことが無い、任天堂の据え置きハードで
突然出されても、大体の人は興味もなくスルーしたということだろう。
今後、テイルズが本格的にスイッチに入るかは不透明であるが
生き残りを図るのであれば、スイッチでの展開は確実に行わなければならないとは思う。
サードソフトで、バンナムのゴーバケと太鼓が存在感を示している。
太鼓はあと1万本で、30万本に到達。ちなみに、電撃集計では既に30万本を越えているとのこと。
ゴーバケもジワ売れタイトルになりそうな可能性を秘めており、最終的に15万程度売り上げていてもおかしくはない。
そして、昨年の年末商戦で発売されたソフトで、地味ながらも評価が非常に高い
Fit Boxingが、ここに来て初ランクイン。
口コミ的な広まりを見せているようで、気づいたら●万本売れていた…みたいな売れ方をするタイトルになるかもしれない。
フィットボクシングキタ━━━(゚∀゚)━━━!!
念願のランクイン!ジワ売れしていきそうなタイトルですよね。
テイルズ評判いいんだ・・・。
良くも悪くもキャラ次第だしなぁ。
マリオはSwitch買ったらぜひやりたい作品。簡単だといいなあ。
テイルズシリーズの中では…ということですね。
まぁ、自分はディスティニー2が最後なんで、なんとも言えませんが…。
テイルズは確かにキャラよりのイメージがありますね。
マリオはいつもの任天堂タイトルだと思いますね。クリアだけなら簡単。
ただやり込むとなると難しい…ってやつです。
ソニーは本体を先にうまいこと買わせて、お目当のソフトが出るまでの埋め合わせをPS+でさせて小銭を稼ぐスタイルにしてきてるよね。それが良いか悪いかはともかく。
たしかにそうですね。ゲーム本体が色々出来るので、ゲームがなくてもいいのかも知れませんが…。
PS2の頃からそうですよね。DVDのマトリックスがキラータイトルなんて言われたぐらいですからね。
個人的にはやはりゲームで勝負してほしいところではあるので、批判的な目で見てしまいます。
新作ソフトを予約して買う人がPSには多くて、ゲームを予約して買う習慣のない人がSwitchに多いのが小売の仕入れ担当者を悩ませてるみたいですね。初週で累計の7割近く売れて1ヶ月後には殆ど動きがなくなるソフトがPSには多いので小売も多めに在庫する必要が無いので時期を逃すと店舗に在庫がないという現象が起こる。ユーザーもその経験を踏まえて予約するようになる。初週で大量に捌く為に中古に出回る本数も多くなるので新品を探しにきたユーザーが中古でいいやってなるのでジワ売れしないってデメリットもあるのでしょうね。
スイッチはスイッチで小売を悩ませるんですねw
確かに予約は少ないようで、結構スイッチでは品切れというパターン多いみたいです。
任天堂ソフトはずっと売れ続けるので、適当な数入荷しておけば問題なさそうですが。
PSはPSでいびつな感じの市場ですね。欲しいソフトだけ狙いを定めて買うといったところでしょうか。
中古が沢山出るので、確かに新品があまり売れないのでしょうね。