据え置き機という括りでありながら、携帯機にもなれるという
ハイブリッドハードであるニンテンドースイッチ。
昔のハードとは違って、携帯モードにしたときでも、相当なパワーを出せる携帯機となっており
極端な性能を求めるゲーム以外は、まず遜色なく動くパワーを持っているニンテンドースイッチは
そういったハイスペックを要求するゲーム以外の、全てのゲームと相性が良いハードとなっている。
その中でも、特に小粒なタイトルが多い、小規模開発で作られたインディーゲーと非常に相性が良い。
このブログでは、既に何度も記事にしてきたが、国内外のディベロッパーが
スイッチでのインディーズタイトルでの好調を幾つも報告しており
その成功報告が幾つか積み重なった後では、スイッチに出せば成功できるはずと
ある程度スイッチの市場に対して期待感を持って、ゲームをリリースしている
ディベロッパーも現れ始めている。その流れがまた新たなインディーズの有力タイトルを呼び込む
好循環が生まれており、ニンテンドースイッチにはひっきりなしにソフトが出ている状況である。
さて、ちょうど一つ前の記事でもCelesteの好調を取り上げたわけだが
Celesteは全ての機種マルチでの発売だったため、どれぐらいの売上が
スイッチで上がったかは想像がつきにくいが、最近PCとスイッチでリリースされた
とあるインディーゲーの開発者もまた、スイッチ市場での好調を報告したようだ!
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Nomada Studioによる『GRIS』が配信わずか1週間で収益化に成功したと、開発者が報告する!
今回の新たな成功報告は、12月13日にスイッチとPCで配信が開始された
Nomada Studioによるインディーゲーの『GRIS』というゲームである。
水彩画のような色あせた幻想的なアートが非常に印象的な2Dアクションゲームとなっているが
開発者も驚くほどの大きな反響があったようで、配信から1週間足らずで既に開発費をペイし
収益化した状態にあるということを、公式のツイッターアカウントが報告している。
GRIS has been out for one week and our team is overwhelmed by the incredible reception and thrilled that the game is already profitable! Thank you all so much for your support! 😊 pic.twitter.com/okJYyVK5Sw
— Nomada Studio – G R I S (@nomadastudiobcn) 2018年12月20日
というわけで、先のCelesteに続きインディーズからの成功報告となる。
価格は日本では1780円と、それなりの値段がするタイトルであるが、それがかなり売れて
わずか1週間で収益化…つまり、この後売れるのは全て利益になるということになる。
反響の大きさについては、開発者としても予想外だったようで、今回のツイートに至っている。
今回は全機種マルチではなく、PCとスイッチのマルチであるが、Steamは相当に
注目されているタイトルでないと、売るのも難しい修羅の国ともなっているので、スイッチ版のほうが
かなり売れているのだろうと予測できる。実際、日本のe-Shopでですら、DL専用ソフトランキングで9位。
パッケージタイトルを含めても24位と両方のランキングで30位以内に入っている。
今はクリスマスセールで、多数のDLソフトがセールされている状況で、リリースしたばかりで
セールが行われていない状況でのランクインは相当に注目されているということになるだろう。
まだリリースしたばかりで、これからDLするプレイヤーも多く居ると思われる『GRIS』
今回の成功でNomada Studioの次回作はどうなるだろうか?
ロイヤリティのこともあるので、どれぐらいNomada Studioに入ってくるかがわからないですけど・・・
それでも、1週間で開発費の回収ができたというのは凄い話ですね。
私、最近(というかここ数年)は名の知れているゲームをやることが多いので、インディーズを含めての完全新作に手を出すことがほとんどないのですが、この話を知ると興味が湧いてきますね。
人件費やロイヤリティ含めて、収益化ですから相当売れたんでしょうね。
スイッチの市場は、良いゲームであることが広まればこういった成功が得られる可能性は
今一番高いプラットフォームと言えます。Steamだと、リリースされすぎて修羅の国みたいですからね。
インディーゲーですが、今の大手が忘れたようなチャレンジングなタイトルも多いです。
値段も手頃なのが多いので、ぜひ手を出してみてください。その代り積みゲーが増えたり
SDカードの容量が無くなっても自己責任ですがw
Steamでユーザースコア97%だとか。
大好評みたいですね。
あの世界観は唯一無二って感じのアートですからね。
ゲーム自体は、そこまでという声もありますが、雰囲気ゲーとして間違いなく良作でしょう。
自分も機会があったら手を出してみたいものですが。
北米e-shopでもランキング全体で5位ですね
4位は塊魂アンコールでした。
ダウンロード限定だと2位ですが
1位が驚異の99%off($0.01)のソフトなので仕方ないのかも
99%offのソフトは全体では2位でした。
「GRIS」は$16.99なので、日本e-shopで購入したほうが安いです。
北米の規模で5位なら相当売れているはずですね。
日本でも、年末商戦で上位に食い込んでますから、間違いなく
開発側としても驚くほどの売上だったんでしょう。
それにしても、北米e-Shopはチェックしていませんでしたが
一位のタイトルの99%オフはすごいですねw
インディってTV番組で例えると深夜番組で評判がよければゴールデンに昇格できるし、マイクラがゴールデンに進出して高視聴率を維持してる代表格ですね。鳴り物入りで始まったゴールデン番組が打ち切りになるパターンが大手の大作ゲームが低評価で売れないのと同じかと。
個人的には深夜帯の番組の方が多少無茶できるぶん面白いと思ってます。
なかなかおもしろいたとえだと思います。腑に落ちる説明ですね!
実際にマイクラはもともとインディーゲーで、今や世界に名だたるゲームとなりましたし
第二・第三のマインクラフトも、今後はインディーゲーから出てくる可能性は高いと言えるでしょう。
スイッチで、ぜひその足がかりを作ってほしいところですね。任天堂が公式で支援しているのも
そんな思惑があるのではないかなぁと思っています。
これからPCとSwitchの二極化がどんどん進んでいきそう
サードの作品でもその2つのマルチというタイトルも出始めてきましたからね。
今後、この流れは加速していくと個人的にも予想しています。