決して万人に受けるソフトではないものの、一部のユーザーにとっては
他の何よりも刺さるタイプのソフトである『KORG Gadget for Nintendo Switch』
DAW…すなわち、デジタル・オーディオ・ワークステーションと呼ばれるツールであり
このソフトで、音楽が作れるということが売りになる。DSや3DSなどの任天堂ハードの
携帯機で今までリリースされていたが、今回は同じ任天堂機でも初めてとなる
据え置き機であるスイッチでの発売ということになった。
ニンテンドースイッチ版のKORGの売りとしては、テレビ画面に制作画面を映してマルチプレイで
リアルタイムで、編集作業を行い、音楽をセッション式で作っていけるという利点がある。
ジョイコンを使って、4人で即興の作曲を行って、音楽を作っていく動画を
実際にゲーム音楽に携わる作曲家で、制作している動画も販促動画として上げられていた。
そのKORGのスイッチ版だが、発売当初から順次アップデートを行うことが告知されていた。
当初の予定通り、アップデートが先日行われ、オンラインマルチプレイに対応したことが明らかとなった!
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オンラインマルチプレイで離れたユーザーとのマルチ作曲が可能に!
今まではローカルプレイのみであった、マルチでの作曲であったが
KORGが今回行ったメジャーアップデートで、オンラインマルチでの作曲が可能になったことが明らかになった。
DETUNEは本日(2018年12月14日),Nintendo Switch用の作曲ソフト「KORG Gadget for Nintendo Switch」の初となるメジャーアップデートを実施した。
このアップデートによりオンラインでのマルチプレイが実装され,離れた人との同時作曲や,楽曲データの交換が可能となった。本作の掲げる“対戦型DAW”というコンセプトが,より強化されたというわけだ。なお,オンラインマルチプレイの利用にはNintendo Switch Onlineへの加入が必要となる。
また,ベロシティとオートメーションのタッチ入力が可能となったり,時間制限モードが削除されて同モードの制限時間指定およびランダム・ガジェット機能が通常の新規作成メニューに統合されたりもしている。そのほか,時間制限のTIME UP時に操作を受け付けなくなることがある不具合などが修正されている。詳細は公式サイトを参照してほしい。
引用元: 作曲ソフト「KORG Gadget for Nintendo Switch」がオンラインマルチプレイに対応。楽曲データの交換も可能に
注意すべき点は、Nintendo Switch Onlineの有料サービスを利用するといったところにはなるが
対戦型DAWと謳ったスイッチ版KORGのいよいよ本領発揮ということだろうか。
見えない相手とのマルチセッションは、音楽に詳しい人からすればかなり刺激的な遊びになる可能性がありそうだ。
管理人は、せいぜい昔かなで~るで耳コピを頑張ってやってみて、挫折したというほどの人間なので
この作曲ツールをいじることはないだろうが、このアップデートが非常に魅力的に映る人が一定数居るのは間違いないだろう。
当初からの予定ではあったものの、もともとがそんなに売れるものではないであろうKORGが
ちゃんとアップデートを行ってくれたのは良かったとも言える。バカ売れするようなものではないが
スイッチ本体が売れるのに伴い、細々とプレイヤーが増えているのではないかとも思える。
今後も定期的なアップデートが行われることを期待したい。次は音源のアップデートが確定しているので
そちらが配信されれば、既存のユーザーとしてもかなりモチベーションが上がるのは間違いないだろう。
ラボで楽譜をしこしこ打ち込んで、ピアノを練習してるレベルからすると羨望のソフトですわ~
音楽素養が殆ど無い自分が買っても宝の持ち腐れになるソフトですねw
出来る人は本当に楽しいんでしょうね。きっと。自分もうらやましいです。