家庭用ゲーム黎明期のスクウェアに在籍した、ゲーム音楽作曲家である植松伸夫氏

ファイナルファンタジーシリーズのメイン作曲家として知られ、10まではほぼ一人で。

11以降は、関わっていないタイトルもあるが、いくつかの楽曲を提供しているシリーズが存在する

ゲーム音楽作曲家の中でも、トップクラスに知名度がある作曲家の一人である。


ゲーム関連だけではなく、例えば題名の無い音楽会でファイナルファンタジー音楽の

演奏を取り上げてもらった時などは、本人も会場に来場してテレビで顔出ししていたこともある。

ゲーム音楽作曲家としてだけではなく、THE BLACK MAGESやEarthbound Papasと言った

バンド活動も行っており、ゲーム音楽作曲家という範疇だけに収まらない精力的な活動を行っている。

最近ではスクエニのゲームだけではなく、色々なゲームに大物ゲーム音楽作曲家として楽曲を提供し続けている。


しかし、9月に本人のブログにて心身ともに弱っている状態という

やや不安を感じざるを得ない表現で、しばらく活動を休止することが告知されていた。


【静養してほしい…】FFで有名なゲーム音楽作曲家・植松伸夫氏が体調不良のため年内の活動休止を発表。


普通の体調不良ではなく、少し大事にも受け取られる表現だっただけに

相当深刻な症状かと、ゲーム音楽好きとしても心配であったが

ひとまずは安心できる、報告が植松伸夫氏のブログにて更新がされたとのこと。


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まずは一安心。来年から少しづつ活動再開を植松氏自身のブログで報告。

植松伸夫氏の体調について、詳しい内容というのは、先にリンクを貼った記事を更新したあとにも

特に聞こえてくることは無かったので、どうなるかとやや不安に感じていたが、どうやら

来年から徐々に復帰は可能であるとのこと。植松氏が自身のブログで今後について語ったとの報道がされている。

 「ファイナルファンタジー」シリーズなど数々のゲーム音楽で知られ、体調不良のため今年9月から活動を休止している作曲家の植松伸夫氏(59)が3日、自身のブログを更新。来年の国内コンサート関係の仕事から復帰することを報告した。

 「植松伸夫です。ご無沙汰しております。ご心配をおかけしておりますが、作曲作業の復帰についてはまだ未定でありつつ、来年より国内のコンサート関係から少しずつ参加できればと思っています」

 植松氏は体調不良のため、10月7日に石川県立音楽堂で出演を予定していたコンサート「ゲームを彩るオーケストラ」を中止すると9月12日に発表。

 9月20日には「ドッグイヤー・レコーズの設立以降、作品作りやコンサート出演等で忙しい日々を駆け抜けてきましたが、ここ数年の無理が祟ったのか、今年に入りいくつかの病気が立て続き、今少し心身ともに弱っている状況です。そのため、このままベストを尽くせない状態で仕事を続けるよりも、ここで一度しっかりとお休みをいただいて、心も体もしっかりと充電し、回復した後に、また新たな創作活動を再開するべきだと自ら決断いたしました。現状では年内を目安にお休みをさせていただきつつも、その後の活動につきましても、もうしばらくの間、状況を見つつ判断をさせていただければと思っております」と活動を一時休止することを報告していた。

とりあえずは一安心…といったところか。本格復帰ではないようだが

徐々に仕事に戻るとのことで、新たな植松節が聴けるようになるのは

もう少し先になるとは思われるが、復帰の目処が立ったことは喜びたい。

もちろん、無理をしないで完全に治してから復帰してほしいところではあるが

それは植松氏自身が判断して決めることではあるので、自分があれこれここで言ってもしょうがないことではある。


それにしても、植松氏も今59歳。次は還暦ということで相当にいい歳。

正直、様々な場所でコンサートなどに参加すること自体の体力も衰えてきているのは間違いないのではないだろうか。

CSゲーム黎明期からゲーム開発に携わっている人たちは、もういい歳になっていて

今回の植松氏のような体調不良を訴えたりする、かつての名うての開発者は今後も出てくることだろう。

基本的に激務だったはずのかつてのゲーム開発現場に身を置いていた人々は、その時の無理が

歳を取って出てきているという可能性も否定はできないだろう。くれぐれも自愛してほしいものである。


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