SIEがPSユーザー向けに展開しているサービスである
PSN(Play Station Network)。
PSを通じて受けられるネットワークサービスの総称で、その中には
様々なサービスが有料で提供されているが、ゲーマーから一番利用されているのは
月額514円で加入できる、Play Station Plusであると思われる。
ニンテンドースイッチよりは月額は高いものの、オンラインプレイサービスが受けられるのはもちろんのこと
何より、最大の目玉は月替りで、セレクトされたタイトルが会員であれば、無料でDLできる
サービスであるフリープレイであると思われる。
Xboxでも相応のサービスがあるもので、セレクトされるタイトルは玉石混交ではあるが
時にはフルプライスで発売された、比較的新し目なソフトも配信されることもあり
確実にこのフリプ目当てのユーザーも存在する。実際に、個人的にはあまり好きではない言葉だが
フリプ落ちしたらプレイしようと言った意見などを見ることができる。
個人的にはフリプは、ゲームの価値を自ら投げ捨てて居る気分になってしょうがない
否定派になるのだが、やはり514円の利用料でかつてフルプライスだったソフトが
無料でできることは魅力的と捉えることについては、否定は出来ないと考えている。
フリープレイによって、埋もれていたゲームの魅力を再発見される可能性が高まる…
と言った意見もあるようで、一理あるとは思うが、やはり肯定できるものではないと思っている。
管理人個人の考え方はこれぐらいにしておくとして、PS+のフリープレイについては
一度DLさえしておけば、配信期間が終わってもPS+に加入している限りはいつでもDLして遊ぶことが出来るようになっている。
そのため、フリープレイに配信されたらとりあえずはDLしておくというユーザーも多く居るようだが
今月のこれからのラインナップに、先週廉価版が発売されたばかりのあのタイトルがあるのが確認されている。
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『GRAVITY DAZE 2』が12月のフリープレイタイトルに!11月21日に新廉価版Value Selectionが発売されたばかり…
フリープレイタイトルは、配信時期が迫るとSIEから予告的に配信タイトルが告知されるが
今月の5日から配信されるラインナップが告知され、その中に11月21日に新廉価版である
Value Selectionが発売されたばかりの『GRAVITY DAZE 2』が
含まれていることが、SIEの公式の告知から明らかになった!
PlayStation Plus
2018年12月更新情報一部先行紹介!
お得な特典がたくさん
予定されておりますのでお見逃しなく!PlayStation Network(PSN)で、お手頃価格でご利用いただけるメンバーシップサービスPlayStation Plus(PS Plus)。毎月セレクトされた人気タイトルを追加料金なしで楽しめる「フリープレイ」や「トライアル」、「ディスカウント」、PS Plus限定コンテンツをゲットできる「スペシャル」、さらにPlayStation Videoのコンテンツを視聴できるなど、お得なサービスが満載! PS Plusにご加入いただくことでPlayStation 4(PS4)でオンラインマルチプレイを楽しむこともできます!
2018年12月の更新に先駆け、オススメコンテンツをいち早くお知らせいたします。
■2018年12月のオススメ「フリープレイ」
『GRAVITY DAZE(R)2/重力的眩暈完結編:上層への帰還の果て、彼女の内宇宙に収斂した選択 Value Selection』
・発売元:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
・フォーマット:PS4
・ジャンル:重力アクション・アドベンチャー
・「フリープレイ」
・提供期間:2018年12月5日(水)~2019年1月8日(火)「少女は再び、空に落ちる。」
“重力”を自由自在に操る能力で、広大なオープンワールドを縦横無尽に駆け巡り、バトルを繰り広げる大冒険活劇を、ぜひフリープレイでご堪能ください!!引用元: フリープレイに「GRAVITY DAZE 2」,スペシャルにミニゲーム集「日々、コントローラーいじり。」が登場。12月のPS Plus特典情報
GRAVITY DAZEはもともとVitaで発売され、独特な操作感と浮遊感が好評を得たファーストタイトルである。
その続編の2は、去年の1月に何故かVitaとのマルチは行わず、PS4で発売されることとなった。
最初はオンライン要素もあったゲームだったが、今現在はサービスを終了している。
去年の1月に出て、12月には廉価版であるBest Hitsバージョンが発売されている。
発売から一年経たずしてのベスト版であるが、SIEのベスト版商法としてはまだ間を空けている方と言っておく。
そしてなぜか、先週の11月21日に全く価格を変えていない新廉価版の
Value Selectionが発売されたという経緯になっている。Best Hitsが売り切れて居る…というのなら
この新廉価版の意味もわからなくはないのだが、上記でリンクを貼っているところから確認すると
すぐに分かる通り、現在でもBest Hits版はAmazonで普通に新品が買えてしまうので
なんというか、色々と勘ぐってしまうような二度目の廉価版である。
話がいささか脱線したので戻す。要は新廉価版を発売したすぐその後に、今回のフリープレイという
あまりにもひどい仕打ちである。元々が廉価版で販売していたので、おそらくValue Selectionを
買った人は全国にそうは居ないだろうが、全く0本というわけでもないだろう。
明らかにユーザーを馬鹿にしたような仕打ちであり、他人事ではあるがあまりにもひどいと感じる。
そして、数は少ないだろうがValue Selectionを仕入れた小売も被害者といえる。
全くもって、SIEのやり方を疑うような展開であり、信頼を踏みにじるような行為であると感じる。
PSのソフトは様々な理由で発売日買いは避けた方がいい…と一部で言われていたりするが
こういうことが度々あるので、そう言われても仕方ない部分がある。
自分たちが廉価版として売れるソフトと判断したはずのものを、すぐに無料で配る…
ユーザーを客とも思っていないような思惑が見えて、正直不快になる展開である。
昔恋人にプレゼントしたファル○ムの軌跡が速攻でフリプになってからフリプ制度は大嫌いですし信用もゼロです
ファル◯ムのことも色々知って大嫌いになって全く買ってません
任天堂はそういうところ本当に上手くやってると思います。信用商売ですよ
こういうことがあると不信感が増しますよね。ある程度時間が経ってからのフリプならともかく
フリプ落ちなどとも形容される、フリプを待って無料でやるというのを待つ層が結構居るようなので
新作ソフトの動きが鈍りますし、実際にそれで減っているのは間違いなくあると思っています。
任天堂もベスト版とか全くやっていないわけではない(Wiiのみんなのオススメセレクションや3DSのハッピープライスセレクションなど)のですが
ある程度ソフトが売れたものしかやらないですし、その場合でも今までのユーザーが喜ぶように
追加コンテンツなども充実させているので、雲泥の差と言って間違いないでしょう。
いつでしたか、ちょっとわからないのですが・・・
(少なくとも、私が最初に知ったのは4年前の4Gamerでの記事です。)
昔、川上量生氏が「スマートデバイスのプラットフォームの会社にはコンテンツの価値を高くする動機がない。彼らにとって、コンテンツはあくまで客寄せ。」ということを言ってたのですが、今回のお話でいうと、ほぼ同じことがいえる気がしますね。PS4を売るため、PS+の加入者を増やすために、SIEのタイトルですら利用するみたいな。
GRAVITY DAZEをプレイしたことがないのでゲーム内容の評価はできませんが、これではGRAVITY DAZEの価値を自ら下げてしまっただけでなく、今後GRAVITY DAZEというコンテンツを育てていくのを放棄した感がありますね。
白状しますけど私、一応PS VITAを持っていて、そのソフトを幾つか購入してますけど、ほとんど発売日に買ってなかったです。確か廉価版か割引セールでのダウンロード版か、新品のパッケージ版がワゴンに入ってたのを買った(1本だけ)か(苦笑)
(ついでにいうと、本体より先にこのパッケージ版を買ってました。さらにいうと、パッケージ版で持ってるのは1本だけです。)
「PSのソフトは発売日買いは避けた方がいい」と仰ってますが、そのパターンをやってる感じですね。新品で購入してるとはいえ、あまり誉められたものでもないでしょうけど・・・
任天堂もCSへの導線のために、スマホ業界にゲームをリリースしていますが
その作り込みは半端ないですからね。スマホ事業でも、他とは一線を画す考え方をして
運営を行っているのが任天堂でしょう。SIEはその逆で、なんというかとりあえず
昔のファンなら喜ぶだろう的な、適当なスマホゲーを量産してますね。
アークザラッドやワイルドアームズなんて、墓から掘り起こしたのはいいものの
結局、どちらも今のほとんどのユーザーは知らず、過去のユーザーも見向きもしない
ひどい出来に成り果てていますから。そもそもSIEにIPを育てるという意識がありませんからね。
そうでなければ、現在残っているIPがみんゴルとGT以外無いなんてことにはなりませんから。
GRAVITY DAZEは2で一応完結という扱いになっていますね。
ただプレイした人のレビューを見る限りでは、消化不良っぽい感じですけれど。
まぁそれは置いといても、2回廉価版を出すぐらいなのでそれなりのヒットだったんだとは思いますが
自分から価値が無いものと投げ捨てたようなものですからね。なんともひどい話です。
PSは公式がそのような買い方を推奨しているようなきらいがあるので
もうユーザーは乗っかっちゃっていいと思いますけれどね。
正直、発売日に買ってもすぐにベスト版やらフリプにされたら、フルプライス出して
ゲーム買うのが馬鹿らしくなるという気持ちは理解できますから。
一定期間安く販売ないし無料頒布することは、今どき珍しくもありません。なぜGRAVITY DAZE 2あるいはSONYだと許せないのですか?
それから有償のオンラインサービスと紐付いた配布は「無料」ではありませんよ。ソシャゲはじめ巷には「無料(後から課金が必要)」が氾濫していますが、ユーザー目線のブログまでそれを真似る必要はないでしょう。
いやそりゃそうなんだけど今回のキモは「価格の変わらない廉価版として再出荷が行われたほんの少し後にそれを更に安い価格で配った」ってところで、これじゃ情報出る前に買った人やわざわざ仕入れた小売が無駄金使わされたと思ってもおかしくないようなことが起きてるのよ
安く遊べるユーザーは良かったねで済むかもしれんが在庫抱えた小売はそうはいかんわけで…
そんなことされたらSONYだろうが何処だろうが反感買うのも仕方ないわな。まーなんでかどこも文句言ってないように見えるんだけどな
ちゃんと記事を読んで何が問題か知るべき。
フリプを問題視なんてしてないよ。
お二方のレスで大体言いたいことが言われておりますが
ソニーだからとかそういうわけではもちろんありませんよ。
任天堂が同じことをしたら、批判します。
自分がひどいと思うのは、ユーザー・小売に対して不誠実を働いていることと
任天堂が必死になって維持を続けている、自社を支えてくれる自社IPを
全く屁とも思っていないかのような仕打ちに対して、呆れるのと同時に悲しみを覚えています。
以前、PS Vitaがアントニオ猪木を使って、今買わねぇバカがいるかよ!と言わせてから
少しして、値下げを発表するなど、外道のようなことをしているわけですが
https://youtu.be/s2wBn-7VhNA
そういう企業であるから、批判しているということですね。
もちろん、フリプをプレイするためには月額514円のPS+加入が必要だとは知っていますが
PS+加入さえしていれば、そのフリプをDLする権利が得られますし、その後サービスを
退会しても、再度加入すればソフトはDL出来ると聞いています。
正直、フリプだけで満足してPS4のゲームを新品で買わなくてもある程度の満足は得られるような状況になっていて
これがゲームの価値を最終的に下げていると個人的には考えています。
PSだけではなく、ゲーム業界全体に関わることでもあると思いますので今回の批判となっています。
過去に任天堂も3DSをフレアレッドの新色発売後2週間足らずで1万も値下げする卑劣極まりない行為をしてますよ?
しかも当時岩田社長の値下げは買った人を損させるような発言した後でね
このブログが無かった時の話をされても知りませんが、その時はその時で管理人さんは批判したんでは?
少なくとも、私は発表時のゲハで文句言った一人ですw
多分いま同じことをスイッチでやったら管理人さんも文句は言うでしょうね。
任天堂自身もそう思ったからこそのアンバサダープログラム配信でしょう。
個人的にはそれが今も3DSを手放さない理由になってますので、ある程度の付加価値だか、優越感だか、そういうものを与えることには成功したんではないかなあと。
で、それと比較してこれは単に先に買って、尚且つもともとPS+に加入してる人には損をさせられただけにすぎないわけで。
いやまあ、この廉価版を購入した方が少ないから被害は少ないのかもしれませんが、「もしかしたら自分が買ったタイトルもそうなるかも?」と思わせるのもありますし。
といいますか、実際またハード5000円引きで、ソフトも二本ついてくるとかやっていますしね。
当時どんなことを言っていたかは流石に記憶にありませんが
値下げについては、当時から週販を追っていたので色々と察するところはありました。
もちろん、値下げについてはよく思わなかったのは事実ですが、アンバサダーと岩田社長の謝罪で自分はそれで許した感じですかね。投げっぱなしだったら下手したら任天堂から離れていた可能性もありましたけれど。
任天堂とて、失敗はするのは当たり前の話で、やらかし自体は今までも結構あると思っていますが企業姿勢を見て、最終的に信頼して買っているというのが事実ですかね。
アンバサダーGBAについては、未だに25000円時に買ったユーザーしか出来ないものなので、確かに特別感はありますよね。さすがにあれから8年近く経ったので、もうGBAも配信してもいいなんて個人的には思ってますが、任天堂は多分義理を果たすんでしょうね。まぁ、そもそも3DSで新展開がこれからは望めないとは思いますけれどw
PSの投げ売り的セールが始まったようですね。
時折やる分にはいいのでしょうが、フリプや定期的なセールで
結構頻繁に安い時期があるのを見ると、なんというか紳士服屋の
閉店セールみたいな感じを抱いてしまいますねw
んー。そうですね。卑劣ですね(棒
確かにあの値下げはいただけませんでした。任天堂の失策だったのは間違いありません。
ただ環境的な要因…東日本大震災が3月11日に起こって、3DSで最初に得るはずの勢いが削がれてしまったと言った
不幸な要因もありましたので、自分もアンバサダーだったんですが、仕方ないと思った部分はありました。
それに、岩田社長も矢面に立ってユーザーに対して謝罪。アンバサダーを行いましたから。任天堂としても苦渋の決断だったというのは外部から見ててよくわかりました。そもそも、その値下げで任天堂はしばらく3DSを逆ザヤで売る羽目になったんですからね。商売的にはしたくなかったはずです。
アンバサダーの価値は人それぞれなので、なんとも言えませんが、個人的には1万円以上分を遊びましたし
何より、任天堂はアンバサダー以外ではGBAのVCは今後配信しないと公言し、発売から既に8年近く経った現在でも
アンバサダーで配った10本のGBAソフト以外は、公式に配信してませんし、それ以降のユーザーが購入する術もありません。
GBAのVCを配信出来たからには、おそらくこの騒動が無かったら任天堂はGBAもVCのラインナップとして
配信を行っていたかもしれません。8年近く経ってあの騒動を記憶する人も少なくなっていると思いますがそれでもきっちり義理は果たしているんですね。
管理人はそういった感想なんですね
ても私にとっては全く許される行為ではないです
書き忘れましたが、値下げ前にポケモンスクランブルをしれっと延期(避難)してるんですよ。しかも自社ソフトだけ(他のサードのソフトは発売日そのまま)
新色フレアレッド発売日の僅か2週間後
(値下げするなら新色と共にでは?)
自社ソフトだけ値下げ後に延期(サードメーカーに伝えら事もしない、故にサードソフトも被害者)
そもそも3DS発売日から僅か半年しか経っていない
前岩田社長の値下げはユーザーを損させる発言(所謂ダブスタ)
そして個人的にですがあんな興味ない寄せ集めソフトいりません。今でこそプレミア付いてますがそれは論点が違う。
自分はフレアレッド被害者ですが、値下げ発表の次の日に売っぱらいましたね。
そしてこれは主観ですがそもそも「あの任天堂」がこんな卑劣な事すると思ってました?自分は絶対にしないと思ってました。だってあの信用ある任天堂ですからね。
今じゃもうこの会社の信用は無に値します。一度やってしまった事実は一生残りますからね。
そうですね。私は発売日組でしたが、先に書いたとおりアンバサダーで元が取れたと思った人間なので
値下げについては、最終的には受け容れました。値下げがあったあと爆発的な普及が進み
最終的に、3DSではたくさんのソフトも出たので、個人的には満足しました。
本体の値下げでポケスクの延期がどうたらとかよくわかりませんが、ポケスクを発売日通り出して
それ目当てに本体買う人が増えた方が被害者が増えたのでは?と思いますが、どういう意味なんでしょう?
もちろん、サードソフト目当ての人も居たはずなので、焼け石に水だったかもしれませんが。
フレアレッドについては、本体発売と同時に値下げを行わなかったのは
社内判断でしょうから、それに関しては外野があれこれいってもどうしようもないですね。
それで不信になるのであれば、買わなければ良いだけのことですね。
アンバサダーについては、合わなかったのはご愁傷様としか言いようがないです。
もちろん想定されうる感想なので、別にそのことをきっかけに任天堂不信になっていいと思いますけどね。
本当に卑劣だったら、岩田社長も謝罪しなかったでしょうし、アンバサなんかもやらないでしょう。
卑劣というのは勝手ですが、まぁその意見を人に強要しないではほしいですね。
もう一度いいますが、信用が無いのであればもう任天堂のゲームをあなたが買わなければ良いので、この話はそれで終了ですよ。
この話題で最近クラシック版を発売した初代PSも発売から7ヵ月で一万円値下げしてたのを思い出しました。
最近もスマホ等の機器が短い期間で値下げされるのはよく見ますね。
短い期間での値下げは反感を買う一方で、結局恩恵を受けるひとの方が多かったりするんだろうなぁ、と。
結構歴代ハードで発売から1年以内に1万下げた例はあります。
任天堂でも64が発売から7ヶ月ぐらいで1万ぐらい下がったと記憶しています。
結局の所、家電の値下げなどはいつあってもおかしいものではなくて
自分がほしいと思ったときが買い時なんですよね。ただ、3DSや今回のDAZE2の例は
心証が良くないということになります。任天堂もたまにやらかしますがPSに関してはその比ではないですからね。
確かに恩恵を受ける人のほうが多いでしょうね。3DSは値下げした時点では100万台行ってたぐらいでしたか。記憶が曖昧ですが。
結局、その岩田社長の苦渋の決断は功を奏して、3DSは現在で2DSなども全て併せて2500万台ほど売っている大ヒット商品になったわけで
やはり、あの時の決断は最終的には間違っていなかったということになっているということですね。
最初からフリプでやればよかったのに
全くですね。新廉価版を出すのではなく12月に普通にフリプにすればよかった。
これなら廉価版発売から一年ほどですので、理解は出来ました。
前にも言いましたが3が出る前に1もしくは2をフリプにして新作の告知兼新規開拓や、数年前に出したものの売上がよくないし、体験版やらの販促もやり終えたソフトのフリプだと理解できるんですよ。
今だったらジャッジアイズの告知で龍が如くとかだったらいいかも。
フリプが絶対悪とは思っては居なくて、そういう使い方であれば販促にもなりますし
ユーザーとしても過去の作品をして、新作との違いを見るとかストーリーのつながりを知るとか
出来るわけですから、良いと思いますね。結局、展開のさせ方に問題があるということですね。
レスで書こうか迷ったのですが、こっちの方で。
思い出したことがあって、サルゲッチュ3の時に、発売から半年も経たないうちに廉価版が発売されて、しかも「最速ベスト化達成」という広告も出ていて。
当時は「ふーん・・・」ぐらいにしか思っていなかったのですけど、今にして思うと、当時からSIE(当時はSCE)はコンテンツは客寄せ程度の姿勢があったのかな?と思ってしまいますね。
ユーザーさんに対しての話もそうですけど、開発者側からしてもあまり面白い話でもない気がしますし。
(そもそも、廉価版を出す前に開発費の回収はもとより、利益も出せていたのか、その辺が疑問です。)
今回のGRAVITY DAZE 2の話で、そんなことを思い出しました。
廉価版やフリープレイの存在を否定はしませんが、やり方があまり上手ではなかった気がしますね。
サルゲッチュ3は調べたら3ヶ月半後にベスト化してますね…。
で、最速ベスト化なんていって、定価で買った人を煽るような宣伝文句を謳ってました。
他にも、最近のNewみんゴルを発売後3ヶ月後に本体に無料同梱版としてコード配ったり(メルカリで出品されまくった)
今年発売のゴッド・オブ・ウォーも発売から7ヶ月でベスト化ですので、もう発売日に買うのがばからしくなります。
今のスタンスとして、ゲームの価値を信じて必要以上に値引きしない任天堂や
ゲームをプレイして実際にその価値を値段につけるフライハイワークスの黄社長などを見習うべきですね。
ユーザーとしても、結局そういう痩せた市場に落とされるゲームはクソゲーが多くて(今年のPS4関連の独占ソフトのクソゲー率は相当に高かった)
損をした気分にさせられますし、そんな不良債権をメーカーから押し付けられた小売も泣くしかありません。
小売に押し込んだメーカーだけが勝利…と思いきや、ユーザーから信頼を失うという長期的に見れば
相当な痛手が待っているので、結局全員損しかしない話なんですよね。
ゲームの価値を信じて必要以上に値引きしない任天堂・・・いい言葉ですね。
昔、生前の岩田聡氏も、4Gamerでの前述の川上氏との対談記事でも似たようなことを仰ってました。
「私はゲームの価値を守りたい。例えば,もっと安くしたらもっと売れるかもしれません。けれど,むやみに一回だけ遊んで二度と起動しないっていう人がたくさん出てくるよりは,『あれは本当に遊んだよなぁ』とか『今遊んでも面白いな』って言ってもらえることの方が,ずっと大切なんじゃないかって。そういうことを含めて,ゲームの価値をどうやったら維持できるのかってことを考えています。」と。
フライハイワークスの話は・・・お恥ずかしながら、知りませんでした・・・
PS4を持っていないのでソフトの評価はできませんが、そのお話でいうと、自社IPの価値を自ら下げてしまったということなのでしょうね。なので、ユーザーからの信頼を失うということになってしまうのかな?と、私は思いますね。
ただ・・・繰返しいいますが、廉価版やフリープレイの否定はしません。
もっと上手にやる方法があったのではないか・・・というのが、私の考えです。
この言葉はインディーズの開発者が語った言葉ですね。インティ・クリエイツの開発者が語りました。詳しくは↓の記事参照。
任天堂のインディーサポートってホントはどうなの? “Nindies”なデベロッパーが語るトークセッション
https://www.inside-games.jp/article/2016/07/09/100224.html
もう2年以上前の記事ですが、任天堂のインディーズ(Nindies)の捉え方がわかる記事です。
フライハイワークスはこのブログでも何回か記事を書いていますが、自分ではゲームを作らない
いわゆる、基本的にはパブリッシングの会社です。ただ、そのパブリッシングのタイトルの決め方がすごくて
ゲーマーな社長の台湾出身の黄政凱氏を始めとした数十人の社員で実際にプレイして
面白いと感じたゲームだけをパブリッシングするという、非常に手間がかかった選定を行っているんですね。
で、この黄社長の審美眼がすごくて、人によって好き嫌いはあるのはしょうがないとしても
基本的に大外れというゲームをパブリッシングしないのですよ。これが。
ローカライズを行っているのですが、このローカライズの質が非常に高い。
黄社長については、シシララTVというところで多数インタビュー記事が公開されていますけれど
どれも非常に読み応えがあり、また社長の人柄がにじみ出た内容になっているので、知らなかったのであれば
ぜひ以下の記事などは、全ておすすめです。
「すべてはゲームに携わり続けるために」──フライハイワークス代表・黄 政凱が貫くポリシー【カヤックゲー宣部・畑佐が往く/第1回】
http://sisilala.tv/myarticles/145
フライハイワークス・黄 政凱の「台湾人だったけど、日本のゲーム会社社長になってみた!」 【連載第5回:ゲームリリース編】
http://sisilala.tv/myarticles/372
そうだ、フライハイワークスさんに訊いてみよう(前編)
https://madewithunity.jp/info/publishers1-1/
どこぞの和サードなどとは違って、本当に面白いゲームを適正な価格で売ろうという気概のある
社長さんで、今はスイッチで定期的に様々なゲームをパブリッシングしていることから
フライハイワークス案件は、ユーザーからの信頼を勝ち取っている状況です。
やはり、娯楽っていうのは信頼を得てナンボの業界だと思いますね。なにせ親の財布を
使わせる業界なわけですし、基本的に無くても問題は無いものなので、やはり買わせるためにブランド力を高めるのは大事ですから。
それを自ら棄損するようなSIEのやり口は気に入らない…というのが正直なところですね。
おっしゃるように、フリプは自分も完全否定はしていませんが
やり方がまずいとこういうことになる…反面教師にするべきところなのでしょうね。