先日、このブログでも記事にした、海外の大手ディベロッパーの一つである
ブリザードが、ニンテンドースイッチに
Diablo III Eternal Collectionを発売することを決定した。
【前倒し発表?】『Diablo III Eternal Collection』が正式にニンテンドースイッチで発売決定!
Diabloシリーズは、1996年に第一作目が発売され、オンラインゲーのハクスラ系のゲームとして
当時のネットゲーマーの間で爆発的にヒットし、MMORPGの基礎の一つとなった一大ビッグタイトルである。
2000年に2が発売され、その驚異的な中毒性でネット廃人を多く生み出し
日本でもコアなファンが多く存在するタイトルとなっている。
その3作目となる、Diablo3は2012年に発売されている。
前作に比べると、ゲームとしては悪くなったというのがコアなファンからの一般見解となっているが
巷の評判を見る限りでは、アップデートによりそれなりに遊べるゲームになっているとのこと。
また、このゲームからシリーズを始めたような人には、やはり中毒になるような
それこそタイトルの通り、悪魔的な魅力を持つゲームとなっている。
以下に、そんな方のレビューのサイトも貼っておこう。
と、今でも多くのユーザーを虜にしている、そのDiabloがついにニンテンドースイッチに登場ということになる。
そもそも、ブリザードは任天堂ハードとはほとんど関係が無いようなメーカーであり
今回のDiablo3については、任天堂のレジーが登場しての茶番劇的なタイトル紹介が行われていたので
任天堂としても、かなり戦略的に重要な案件ではないかと、個人的には推測している。
任天堂は、スイッチに於いて、いくつかの大型タイトルに、サードメーカーに協力して
ゲームを開発していることが、開発者の口から出ているゲームがあるが(オクトパストラベラーなど)
このDiablo3も、任天堂の協力があったうえで、移植については非常に短期間・少人数で行われたことが明らかになったようだ!
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『Diablo III Eternal Collection』のスイッチ版は9人体制でわずか9ヶ月で移植されたことが明らかに!
このブログでも少し触れたことがあるが、ディベロッパーの間で、よく言われていることに
ニンテンドースイッチは開発がしやすいハードと
国内外のディベロッパーからいくつもの証言が上がっている。
WiiやWii Uが独自の出力デバイスのせいで、開発が大変だったなどと言った話があったが
スイッチについては、その辺りの反省があったのか、開発しやすい機体になっているとの話がある。
特にNvidiaとの協力関係があることが、大きな原因の一つであると考えられている。
Nvidiaのサポートの手厚さは業界では有名であるとの話がある。
もちろん、テレビモードと携帯モードで若干挙動を変えたりする必要がある手間はあるが
それでも、開発しやすいというのが、大体の聞こえてくる話からの結論と言って間違いはないだろう。
その開発しやすいスイッチを裏付けるかのような話が、今回の『Diablo III Eternal Collection』でも出てきている。
このDiablo III Eternal Collectionの移植にかかった時間は、9人で9ヶ月という驚異的なスピードであったことが
日本ではAUTOMATONがその内情を明かした記事を更新している。以下引用。
海外メディアKotakuは今回の正式発表に先駆けて、本作のシニアプロデューサーを務めるPete Stilwell氏にインタビューを敢行している。それによると、『Diablo III: Eternal Collection』は、スムーズなフレームレートとグラフィックの最適化を実現するために、Nintendo Switch版『The Elder Scrolls V: Skyrim』の移植を担当したIron Galaxyと協力したという。8人から9人のスタッフで移植作業を進め、作業に要した時間はすべてを合わせて9か月に及んだようだ。任天堂からも、トラブル対応を含めたサポートを得て開発は進められたとのこと。Stilwell氏は、Blizzardと任天堂の関係が極めて良いことを強調し、『Diablo III: Eternal Collection』が、今後BlizzardタイトルをNintendo Switchでリリースする上での足がかりになるだろうとも話している。
引用元: Nintendo Switch版『Diablo III』海外発表。移植に要した期間は9か月、海外版には日本語収録予定
Diablo3という大型なタイトルが、9人で9ヶ月移植であれば、元が出来ているとは言え
ずいぶんと早い移植になるのではないかと思われる。
開発者一人あたりの、一月の経費が仮に100万かかったとしても、8100万円での開発ということで
全世界で6桁以上売れれば、確実にペイが簡単に出来てしまうような開発費であろう。
ブリザードとしては、かなり儲けられるタイトルになると思われる。
また興味深いのが、今回の移植にあたって任天堂からもかなりのバックアップが行われたという点にある。
レジーが出演する茶番劇的な告知PVが作られているのも、これで納得が行くというもの。
当然ながら、任天堂としては記事にも指摘がある通り、今後のスイッチでのブリザードに
ソフトをリリースしてほしいという思惑があってのバックアップと思われる。
海外ディベロッパーも、ニンテンドースイッチに本腰を入れ始めていることを示唆する
ニュースが多数出てきている。任天堂もその姿勢をバックアップしていることからも
今後もスイッチには多数のソフトリリースが継続して行われることを期待して良さそうだ。
ウォークラフト
はよ
これをきっかけに色々なゲームが移植されると嬉しいですね。
今回はかなり任天堂も開発に関わっているようですから、今後に期待したいです。