ヴァーチャル・リアリティ…すなわち仮想現実ということで

ヘッドマウントディスプレイで、迫力のあるゲームを楽しむことができるということで

2年前にPS4の新たな主力周辺機器として発売されたPSVR



巷にある、他の主要メーカーのVR機器と比べると、PS4本体が必要となるとは言え

PS4を既に持っている人であれば、結構な安価でVRが楽しめる機器になる。

2年前に発売した時は、マスコミがVR元年などと囃し立て

発売当初は、品薄で価格も高騰したが、その勢いとは裏腹に、あまりゲーム自体の

評判というのは、そこまで聞いたことが無いのが実情でもある。


これは管理人がそもそもPSVR自体に、ほとんど興味が無いからだとも言えるが

それにしても、ゲーム系ニュースサイトを見て回っている時間はそれなりにあるので

ブームになっていれば、もっとニュースに触れる機会も多いはずだが

驚くほど、PSVRについては、正直空気のような存在になっていると思わざるを得ない。


それでも、ある程度の需要はあるようで、それなりには売れているようではある。

少なくとも、去年の12月の時点では200万台を突破していたことは明らかになっていた。


PSVRの累計販売台数が200万台を突破


あれから8ヶ月、ようやくPSVRの売上が全世界で300万台を突破したとのこと。ただし…


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PSVRが全世界で300万台をようやく突破!ただしソニーによる推計値…

200万を突破した発表から、実に8ヶ月。PSVRが更に100万台の売上を伸ばし

全世界で累計300万台の販売を突破したことが

ソニーによって発表されたようだ。ただし…

好評発売中のPlayStation®VRは、2018年7月15日(日)時点で世界累計実売台数300万台(*)を達成! そこでPS.Blogでは、この夏から秋にかけて発売を迎える注目のPS VR向けタイトルを一挙ご紹介。アクションやFPS、スポーツゲームなど、独自の魅力を持つオススメ6作品をプレイレビューとともにお届けしよう!
*実売数量は、当社調査による推計値です。

というわけで、普通ならまぁ良い発表だがソニーの推計値という

一気に眉唾になってしまう、パワーワードが悪びれること無く書かれている。

まぁ別に、300万台本当に売っているかも知れないが、この一言でゲハに染まっていたことがある

管理人のような人間からは、一気に不信感を持たれるのは、しょうがないことであろう。


仮に300万台売っているとしても、公式発表で8000万台以上を全世界で売っていると

全ユーザーの所持率は4%にすら満たない。去年、SIEJAの日本での一番偉い人である盛田氏は

一家に一台のPSVR普及を目指していることを、ゲームメディアに語っているが…。


前回の200万台はその前の100万台から、6ヶ月が経ってようやく到達したが

200万台から300万台は更に8ヶ月の期間を費やしており、ペースは明らかに鈍化している。

昨年の年末商戦の一つである、サイバーマンデーでは日本円で19800円ほどの価格で

海外では、まさに投げ売り状態になっていたが、それでもこのペースであるのは

8000万台以上普及しているとされるPS4では、明らかに興味はほとんど持たれていないと言っていいだろう。

また、以前書いたこのような記事もあるが


【烏合の衆】PSVR、現在の150本から280本超まで対応ソフトを増やす予定であることが発表される。

【他力本願か…】SIEJ・盛田プレジデント「VRをさらに盛り上げるためのVRコンテンツを(開発者の方々に)作ってほしい」


それにしては、PSVRのソフトの話題を全く聞かないのは、そもそもソフトが出ているのか…。

それとも出ていてこの現状なのか。後者であれば、もはやPSVRは国内では全く存在感が無いし

海外でも似たようなものではあるだろう。300万台突破でも、その勢いが全く感じられない周辺機器というのも

個人的にはなんだかなぁ…と思ってしまうのは偽らざる気持ちである。


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