一年前の2017年7月20日に発売された、任天堂のイカしたTPSである

スプラトゥーン2



ニンテンドースイッチの本体が爆売れで、異常に手に入りにくい頃に発売されたタイトルだが

前作のスプラトゥーンが、Wii Uという販売が振るわなかったハードでありながらも

国内パッケージ版だけで150万本以上売るという快挙を成し遂げたあとに

発売された、続編であるこのタイトルは、案の定発売されると同時に爆発的なヒットを飛ばし

現在は、すでにパッケージ版だけでも250万本に迫るセールスを叩き出している。

日本では、完全に任天堂の顔の一つとして定着したIPとなり、各種コラボやグッズなどが

大量生産され、いずれも好評を博している、任天堂としてはまさにドル箱コンテンツとなっている。


今も毎週、5桁以上の新たなインクリングを送り込み、その勢いはまだまだ

とどまることをしらない、この怪物IPだが、その売れ行きが驚異的なものであることが

客観的にわかるデータが、国内の集計機関の結果から判明している。


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パッケージだけでも驚異の装着率50%超えを維持。DL版含めれば65%近くの装着率か?

今回スプラトゥーン2の驚異的な人気を表す、一つの客観的な数値として

取り沙汰されているのが、装着率である。


装着率とは…わざわざ解説する必要もないとは思うが、要は各集計機関で

集計しているスイッチの本体台数でソフトの売れている台数を割って

本体所持者のうち、どれくらいの割合の人がソフトも所持しているかを算出する数値である。

すなわちスプラトゥーン2の累計販売本数÷スイッチの累計販売台数でその装着率を求めることが出来る。

昨年、スプラトゥーン2が発売した時に、ファミ通集計準拠で装着率を算出して

その驚異的な数字について解説しているのがイカの記事である。

 2017年7月21日に発売された『スプラトゥーン2』の販売本数を7月26日にファミ通が公開し、同作が発売からわずか3日で装着率【※】50%を突破していることが明らかになった。
 この数字は衝撃的だ。というのも、ハード発売4ヶ月目で装着率が50%を超えるタイトルが登場するのは、非常に異例なことだからだ。

 推定週間販売本数は670,955本(集計期間:7月17日~7月23日)で、Nintendo Switchの推定販売台数は累計で1,205,087台。単純な割り算で55.68%となるが、この数字にはダウンロード版の数字は含まれていないため、実際の装着率はもっと高いだろう。

個人的にはスイッチ本体が一年で300万台以上売っているのも驚くが

スプラトゥーン2に至っては、この装着率がほとんど変わっていないことが明らかとなった。

イカは、日本の週販を集計している機関の一つである電撃オンラインの最新の週販の記事コメントから引用。

 2位以下については特に目立った動きはなく、上位にはNintendo Switchタイトルがズラリと顔を並べた。4位のNintendo Switch用ソフト『スプラトゥーン2』(今週2.1万本/累計250.9万本)は2017年7月の発売から1年で累計販売数が250万本を突破。販売ペースは落ち着いてきたものの、現在も週販15,000本前後(月販6万本前後)の安定した動きで販売実績を伸ばしている。

 また、Nintendo Switch本体の今週末時点の累計販売台数が469万台であることから、本体に対する『スプラトゥーン2』の装着率は53.5%。Nintendo Switchユーザーの2人に1人は本作を持っている計算になり、引き続き本体の牽引役も担っている。

一年経っても、装着率50%越えというのは、まさに化物タイトルという以外にない。

なお、電撃集計はスプラトゥーン2の販売本数が、このサイトの週販ランキング記事で

参照しているメディアクリエイトの販売本数と比べると5万本ほど数字が大きいが

メディアクリエイト準拠で計算したとしても、立派に50%越えであることは補足しておく。

また、この販売数はあくまでパッケージのみの集計である。スプラトゥーン2は

全体の3割弱ぐらいがDL版といった話もあるようなので、もしそれをそのまま販売本数に

加えたとすると、現在は300万をすでに越えている可能性すらある。

その場合は、装着率は63%程度となる。誤差も考えると大体65%程度の装着率という可能性も…。

その場合は3人に2人がおおよそ持っているという計算になり、これが驚異的と言わずとして何というのか…。

といった、状態である。何度もいうが、まさにキラーソフト。モンスター級タイトルの誕生である。


しかも、スプラトゥーンはこれからスプラトゥーン甲子園があり、各種コラボイベントがあり

昨日記事にした、NPBとのコラボもありと、話題性にはまだまだ事欠かない。

やはりパッケージだけでの300万本すら、このソフトにとっては通過点になる可能性も十二分にあり

来年の今頃も、同じような驚異の装着率を記録している可能性も0ではない。

つくづく、とんでもないIPに育ったなと、ただただ驚くばかりである。


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