先の記事で、ニンテンドースイッチ版がリリースから

わずか24時間で全世界200万DLを突破したことを記事にした

Epic Gamesが配信するF2PTPSであるFortnite


【いくら無料でも】電撃配信されたスイッチ版『Fortnite』わずか24時間で全世界で200万DL突破!


ニンテンドースイッチのいつでもどこでものコンセプトは

こういったゲームとの相性も抜群といったことを、改めて

知らしめる形で、大反響が起こっている。


このFortniteは、スイッチ版はおとといから配信が開始されたが

それ以前に、PS4/Xbox one(海外のみ)/PC、そしてiOSとマルチ展開を行っている。

日本ではPS4とPC版が日本語版の配信を行っている状況である。


Fortniteはクロスプラットフォーム…すなわち、他機種間での

マルチプレイに対応している。現状配信されているプラットフォームの中で

全てのプラットフォームとクロスプレイが出来るのはPC版とiOS版となっている。

CSゲームハードにおいても、スイッチとXbox one版はクロスプラットフォーム対応である。

しかし、PS4版は他のCSハードとクロスプラットフォームすることが出来ない。

この仕様は、マイクラやロケットリーグなどと一緒で、どうにもPSに於いては

他社ハードとのクロスプラットフォームに積極的ではないことが明らかになっている。

理由は…まぁ言うまでもないだろう。Xbox oneユーザーとスイッチユーザーは

マルチプレイを楽しめるが、PSユーザーは蚊帳の外ということになる。


ただ、クロスプラットフォームが出来ないこと自体は、それはそれで

仕様としてしょうがない。PCやスマホ版とはクロスプラットフォームは出来るので

それでも遊ぶユーザーは多いことだろう。

しかし、今回PS4版のFortniteで発覚した仕様が、あまりにもひどく

主に海外で大きな批判が巻き起こってしまっているようだ!


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一度でもPS4でFortniteをプレイした場合、他のプラットフォームでそのアカウントが利用できなくなる仕様が判明し、海外中心に猛批判が巻き起こる事態に!

Fortniteは、先にも書いたとおりEpic Gamesが基本無料で配信しているF2Pである。

このゲームを遊ぶためには、どのプラットフォームに於いても、まずはEpic Gamesで

専用のアカウントを作る必要がある。管理人も先程、Fortniteを立ち上げて

最初のセットアップを行った。アカウントの登録が完了すればゲームを楽しめる。

このEpic Gamesのアカウントは、当然ながらEpic Gamesにその情報があるわけで

各ハードで個別に登録しているわけではない。つまり、他のハードでもこのEpic Gamesアカウントには

普通にログインして別プラットフォームでも、自分のアカウントでゲームを楽しめるわけなのだが

PS4版に限り、そのアカウントを一度PS4で登録してしまうと、他のCSプラットフォームで

プレイできなくなるという現象が報告されたのである。

アカウント接続時の注意点 †

PSNアカウントをリンクしているEpicアカウントは、同じEpicアカウントでスイッチ版をプレイする事はできません。

EpicアカウントからPSNアカウントを削除したとしても現状はスイッチ版でプレイする事ができません。
このためPSNアカウントと連携している場合は、新規アカウントを作成する必要があります。
新規アカウントには、これまで遊んでいたデータや課金アイテムやゲーム進行の引継ぎもできません。

クロスプラットフォーム対戦については、原則同じプラットフォーム同士でマッチングします。
クロスプラットフォームでスクワッドを組んでいた場合、別プラットフォームの相手とマッチングします。

これはひどい…

そして、Epic Gamesのニンテンドースイッチで遊ぶことを許可してくれていないポリシーのゲーム機のアカウントに紐付いていますという

何やらとんでもないパワーワードが表現として使われている。

こちらの記事によると、上記まとめには書いていないが、当然のようにXbox one版ともクロスプラットフォームは

不可能になってしまうとのこと。一方、スイッチとXbox oneについては全く問題なくクロスプラットフォーム出来るとのこと。

クロスプラットフォームが出来ないのは、まぁ良いとしても、一度利用したアカウントが

他のところでは全く利用できなくなる…しかも、それに対する警告や注意などは全く出ないようで

かなり悪質な対応と言える。海外では、基本的にソニー寄りの記事を多く書くことで知られている

eurogamerですら、この仕様に苦言を呈する記事をアップしている。


The PlayStation 4 Fortnite account curse is not “for the players” at all


海外ではこの仕様のことをCurse…すなわち『呪い』という

表現を用いており、相当な批判が起こっているのがわかる。

今回スイッチ版のFortniteがとんでもない数DLされたことで

この仕様が、表に目立って出てしまうことになってしまった。

PS4のユーザーを別のところに逃さないようにしたいということから

出来たと思われる仕様だが、逆効果にしか個人的には思えない。

しかも、アカウントにかかってしまった規制を現時点では解除する方法はなく

公式回答として、アカウントを新たに作り直すことが求められるとのこと。


日本ではそこまで大きな批判にならないかもしれないが、海外では

既に上記のような記事が出ている以上、もしかすると訴訟に発展する可能性も十分にある。

既に以前PSの『キルゾーン』というタイトルで、謳っていた仕様とだいぶかけ離れた

ゲームを発売したことで、ユーザーから誇大な謳い文句では?と訴訟を起こされた前例が既にPSではあるのだ。


SCEA、『Killzone Shadow Fall』の解像度を誇張したとしてカリフォルニア在住男性より訴訟うける


ちなみに、この裁判はソニーが敗北している。

今回のFortniteについては、明らかに海外では訴訟の火種になる可能性が高い案件であると思われる。

半ば詐欺的な仕様をユーザーに強いるのは、正直呆れてモノが言えない。

この仕様が改善されることを願いたいが、SIEにその対応を期待するのは難しいのかもしれない。


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