【スイッチにも】『テイルズオブヴェスペリアリマスター』が全機種マルチで今冬発売決定！

ニンテンドースイッチのプレゼンテーションが行われた後から

公式サイトのソフト一覧で、シリーズ作品がスイッチに発売されることが

告知されていたテイルズシリーズ。

1995年にSFCで第一作のテイルズオブファンタジアが発売され

その後のナムコ（後にバンナム）が持つRPGのIPとして、固定ファンがついているシリーズである。

SFCで容量との戦いをしながらも、意地で歌付きの主題歌を付け

主要キャラと敵キャラに豪華声優を起用したタイトルは

後のJRPGに様々な影響を与えることになり、今やJRPGでは有名声優の起用や

主題歌をつけるなどは、普通に使われる手法である。

JRPGの悪しき…というと言い過ぎかもしれないが、JRPGの現在の作り方を

最初に作り上げたタイトルと言えるかもしれない。

ファンタジアの次の二作目、ディスティニーがPSで発売し

それ以降は、テイルズシリーズは主にPS関連で主力タイトルが発売されていくシリーズとなる。

任天堂機でも、1ハードにつき1作程度のオリジナルタイトルを作ったりもしていたが

後に完全版を他機種で出すなど、あまり良い商売をしていない。

3DSに後発移植となった、アビスはそれなりの評価だが、それ以外だと

完全版商法も何度かやっているだけあって、PS以外のユーザーからの評判正直よろしくない。

テイルズの完全版商法は、正直ゲーマーから良い目で見られていないが

その最たる例だったのは、恐らく最初はXbox360で発売され、その後PS3で

完全版が発売されたテイルズオブヴェスペリアだろう。

これは元々、まだ日本市場の拡大に意欲を燃やしていた頃の

MSが日本のJRPGを独占タイトルにしてもらおうと、最初は360独占で

発売したテイルズシリーズであった。一説には、MSからも資金提供が行われたようで

歴代シリーズの中でも、作り込みは随一という評がある。

しかし、そのMSマネーを投じて作ったヴェスペリアは後に

PS3で完全版として発売されることになり、MSの好意は完全に

バンナムに足蹴にされた状況であった。

そんな状況にMSも日本市場に失望したとか…そんな話が出ているようなタイトルである。

この色々とシリーズの中でもいわくつきな

テイルズオブヴェスペリアが、リマスターで

全機種マルチで発売されることが決定したとのこと！

Xbox E3 2018 Briefingで存在が明かされる！スイッチもマルチ対象となり全機種で発売！

少し前からリークがされていたものであるが、正式に今回

テイルズオブヴェスペリアが、リマスターとして全機種マルチで

発売されることが明らかにされた。発売予定は今冬とのこと。

バンダイナムコエンターテインメントは、「テイルズ オブ ヴェスペリア」のHDリマスター版、「テイルズ オブ ヴェスペリア リマスター」を、PlayStation 4/Xbox One/STEAM/Nintendo Switchのマルチプラットフォームにて発売することを決定いたしました。
本日、1st Trailerを公開致しましたので、お知らせいたします。

引用元: ［E3 2018］この冬，「テイルズ オブ ヴェスペリア リマスター」がリリース。PS4，Xbox One，PC（Steam），Nintendo Switch向けに

というわけで、リマスター版の発売が決定となった。

PS3版の完全版を準拠にするのか、それともオリジナルを準拠にするのかは不明。

ストーリー部分について、改悪とファンから言われるような内容に完全版はなっているため

PS3版を準拠にすると、少し反発が起こるかもしれない。

任天堂には関係ない、初めてのタイトル…と思いきや

キャラについては、3DSで発売したプロジェクトクロスゾーン2にて

主要キャラのユーリ・フレン・エステルがユニットとして参戦している。

なので、多少は任天堂ハードのみの人でも馴染みがある人は

ごく少数ではあろうが、いると思われる。

評価自体はテイルズシリーズの中では、高い部類になるので

今回のリマスターは喜ぶ人もかなりいるのは間違いないだろう。

しかし、スイッチでのテイルズシリーズがこのリマスターで終わる可能性もあるわけで

テイルズシリーズ新作が、今後スイッチに別で発売されるのかどうかが

不透明になってしまったのは、ファンにとっては複雑な心境なのかもしれない。

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