据え置き機と携帯機のハイブリッドハードである
ニンテンドースイッチ。
このブログでも、何度も触れてきた話ではあるが
据え置き機と携帯機、いずれも兼ねられることから
極端なスペックを要求するゲーム以外はおおよそ
全てのゲームと相性がよく、おすそ分けプレイで気軽に
二人プレイが出来ることや、非常に軽快なUIも手伝って
ユーザーに快適なゲームプレイ環境を提供している。
そのハード特性から、特に小粒なタイトルが多いインディーズゲームとの相性が非常に抜群であり
ニンテンドースイッチに発売したインディーズゲームでは、開発者を満足させるような結果が多数出ている。
その喜びの声は、直接開発者から上がっているのである。
今までこのブログでも、ゲーム売上のカテゴリで検索してもらえれば
その成功報告は多数ご覧いただくことが出来るが、また新たに
ニンテンドースイッチのインディーズゲームが非常に盛り上がっていることを
裏付けるデータが、とあるインディーズゲームの開発者より報告されている。
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『Wulverblade』の製作者が1ヶ月間のDL比率をプラットフォームごとに発表!スイッチ版が圧倒的な比率になっていることが明らかに!
今回、新たなスイッチ版の好調報告を行ったのは
『Wulverblade』というインディーズタイトルである。
昨年のPAX Westにて発表されたタイトルで、日本では未配信である。
このタイトルは、現行の据置ハードとSteamで配信が行われているのだが
そのとある一ヶ月間の売上を、製作者がツイッター上に公表し
その結果が話題となっている。
To give you a visual indicator of JUST how strong #Nintendoswitch sales have been for #Wulverblade in comparison to all the other platforms. This is a 'month one' visual comparison: pic.twitter.com/buutpEp70w
— Fully Illustrated (@michaelheald) 2018年5月28日
売れた順からのグラフとなっており、赤いグラフが当然ながら
スイッチ版となっている。それから、Xbox one版、PS4版、Steam版の売上となっている。
スイッチ版が圧倒的な売れ行きになっているのは、言うまでもない。
スイッチ版は言うまでもなく、比較対象の機種では一番まだ普及していないハードになるが
それでも、この圧倒的な売上の差がついていることは、スイッチが当然ながら
この手のゲームが売れるプラットフォームであるということを、改めて示している形になる。
全体の比率などは書いていないが、グラフの縦線一本が仮に10%とすれば
スイッチ版が全体の75%程度、Xbox one版が11%程度、PS4版が9%程度、Steam版が5%程度と
ざっくりとした比率が読み取れるだろう。まさに圧倒的。
スイッチがもはやインディーズの売れる市場であることは疑いようがないが
このグラフで興味深いのは、現行CSハードでは圧倒的に普及しているはずの
PS4版が僅差とは言え、Xbox oneよりもDL数が少ないことも面白い。
スイッチはソフトを買うユーザーがいると同時に、PS4ではソフトを買う
アクティブユーザーが少ないと言った結果も見えてくる。
そもそも、現時点で7000万台以上普及しているとされるPS4にしては
あまりにもソフトの売れ方が少なすぎる状況でもあり、色々と察してしまう内容にもなっている。