(この記事はタレコミから作成しています。情報提供ありがとうございました。)

据え置き機と携帯機のハイブリッドハードである

ニンテンドースイッチ



据置でも、携帯でも出来るというハード特性は

極端なマシンスペックを要求するゲーム以外とは

ほぼ全てと相性が良いと言って過言ではなく

特に携帯モードの手軽さについては、ゲーム自体の

プレイするハードルを大きく下げることに一役買っている。


このハード特性から、特にインディーズ…すなわち小規模な

ゲームとの相性が非常によく、マルチでインディーズのゲームが出ようものなら

まず同発であれば、確実にスイッチ版が一番売れるという状況が出来つつある。


任天堂はWii Uの頃から、Nindies(ニンディーズ)という

特別なプロジェクトを立ち上げており、インディーズについての大きな催しを

何度か行っている。また、更にその前のWiiではWii Wareという、今でいう

インディーズタイトルの発表が気軽に出来るような、DL専用ソフトを販売していた。


任天堂は、娯楽のことを真摯に考えている会社のため

こういったインディーズなどにも力を入れてきたということなのだろうが

インディーズのディベロッパーについても、スイッチ登場前から

かなり早くに交渉していたことが、複数の関係者の証言で明らかになっている。


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AUTOMATONが大きな反響のあったおすすめインディーズゲーム7選を紹介する記事で、各ディベロッパーの開発者にインタビューを敢行する。

というわけで、関係者からの興味深い証言が多数上がっているのは以下の記事になる。


Nintendo Switchでオススメしたい、インディーゲーム7選。それぞれの開発者にSwitch版のこだわりやその後の反響も聞いた


記事は非常に長いので、引用も大変なのだが印象的なところを

ごく一部だけ引用してみる。

『FAST RMX』

中略

――Nintendo Switch版の開発中には、どのような点に注力しましたか。

Linzner氏:
Nintendo Switchが発売される1年ほど前、任天堂は我々にプロトタイプの本体を見せてくれました。そして、この新型ゲーム機向けに作りたいゲームはあるかと訊ねられたので、我々は『FAST Racing NEO』ならピッタリだと伝え、彼らも賛同してくれました。期限までにすべてを仕上げるのはかなり大変でしたが、ローンチタイトルとして磨き上げられた体験を届けられてとても幸せです(日本では2017年9月発売)。

中略

『Celeste』

中略

――Nintendo Switch版の開発中には、どのような点に注力しましたか。

Berry氏:
私たちはかなり早い時期からNintendo Switch版の開発に着手することができましたので、それほど多くの問題に直面することがなかったのは幸運でした!ただ、開発期間についての見積もりが甘かったこともあり、当初はNintendo Switchのローンチタイトルとして計画していたのですが、1年延期することとなりました。締め切りが近づくにつれ、作り込みたい部分がたくさん残されていることに気付いたのです。結果的に、私たちが『Celeste』はこうあるべきだと思っていたところまで仕上げる時間を得たということで、延期を選んだことには満足していますよ。

FAST RMXは海外ではニンテンドースイッチのロンチとして発売された。

このソフトの制作に当たり、ディベロッパーのShin’en Multimediaのもとには

かなり早い段階で任天堂から話が言っていたとの証言がある。

Shin’en Multimediaは、3DSなどでもオリジナルのタイトルを出していた会社であったが

そういった任天堂機での実績も兼ねて、任天堂からは早々にゲーム作りの依頼が打診されたということだろう。


先日、よゐこがインディー生活でプレイしたCelesteに至っては

なんと、ロンチで発売するという計画があったという暴露もある。

任天堂としても、スイッチの成功の鍵を握るのは、インディーズという

認識もあったということが、そこはかとなく感じ取れる証言である。


今回のこのインタビューにおいては、特に反響が大きく売上としても

好調だったことが判明しているソフトの開発者に話を聞いているわけだが

異口同音に、スイッチでのリリースへの反響の大きさを語っており

その事自体が、インディーズ開発者を喜ばせていることも判明している。

今後、スイッチでソフトを作りたいという意欲を見せるインディーズも

多く存在している。彼らの中で任天堂のゲームでたくさん遊んでいると言った

内容の発言もあり、やはり30年以上CSゲームで一線で戦い続けている

任天堂というのは、もはやCSゲーム業界では別格の会社になっていることが

改めて分かるような、興味深い記事内容となっている。


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