今現在は、CSゲーム国内大手のサードパーティーとして
各プラットフォームにゲームを供給しているセガゲームス。
全てのプラットフォームにゲームを供給する日本では、老舗の
ゲーム会社になるが、既に周知の通り、元々はハードホルダーとして
任天堂とともに、国内外の家庭用ゲームの市場を作り上げた会社であった。
ファミコンとほぼ同時期に、様々なハードを提供し、ドリームキャストの
失敗を以って、ハード事業からは完全に撤退している。
しかし、ハードホルダーとしてゲームをリリースしていた時のセガは
任天堂とは別のベクトルでの尖ったゲームを多くリリースしており、コアなファンが多いメーカーであった。
確かに、任天堂のハードに売上は劣ってしまったが、その尖ったセンスのゲームを愛する
人たちも多数居て、確実に愛されているメーカーだったのは間違いない。
今のセガにその頃の勢いが無いことを嘆くユーザーも多いのである。
昔からのセガを知る人にとっては、現状恐らく腑甲斐ないと思われているであろう
今のセガゲームズだが、もしかしたら、そのセガがハード事業に再度参入するかも知れない…
そんな、コアなファンを喜ばせるかも知れないニュースが報じられているようだ！
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任天堂の復刻本体の成功を受けて、メガドライブを再度販売か？産経新聞が報じる！
先に、ハードホルダー時代のセガは尖ったゲームを多く制作しコアなファンを獲得したと書いたが
幾つもあるセガ歴代のハードで最もコアなファンが集ったのは、おそらく
メガドライブ（海外名はGENESIS）であろう。
任天堂のスーパーファミコンと同世代になる、この16ビットマシンは
売上では大きく、スーパーファミコンの後塵を拝したものの
スーパーファミコンには無いような、非常に尖ったソフトが発売され
サードも尖ったゲームを出したが、ファーストであるセガが最も
幾つかの名作と呼ばれるタイトルに混じって、奇ゲーを連発していた。
例えば、マイケル・ジャクソンズ・ムーンウォーカーや、バトルゴルファー唯や
レンタヒーローなど、天然なのか狙ったのかもわからなくなるような
奇妙で味わい深いゲームを幾つもリリースしていたのである。
これらのゲームに魅せられ、スーパーファミコンのゲームには興味を示さず
メガドライブに傾倒していった一部のコアなファンを、敬意と親しみを込めて（決して侮蔑ではない）
メガドライバーなるスラングまで誕生している。
なお、このメガドライバーに向けた往年のメガドライブソフトを紹介したムックも最近刊行されている。
未だにこのメガドライブに魅せられ、遊んでいるユーザーが国内にもまだまだ居るのだが
そのメガドライブを、復活させ、CSハード事業に再参入する考えをセガゲームズの
社長が、産経新聞に対して語っていたことが報じられている。
セガゲームスが家庭用ゲーム機市場への再参入を検討していることが７日、分かった。松原健二社長が産経新聞の取材に対し、約３０年前に任天堂の家庭用ゲーム機と顧客争奪戦を繰り広げた「メガドライブ」の復刻版の販売を考えていると明らかにした。セガはゲーム機市場から平成１３年に撤退したが、セガファンから復活を求める声が高まっているほか、任天堂が近年発売した復刻版ゲーム機が人気を博したことを受け、再参入の妥当性を見極める。
セガから公式に認定され、台湾で各国向けに委託生産されているメガドライブの海外向け復刻版「セガジェネシスフラッシュバック」を輸入販売することを検討している。同ゲーム機は昨年発売。ゲームソフト内蔵で、主に北米や欧州で販売されている。
松原社長は「日本でもゲーム機の引き合いが高まっているので考えたい。少し待ってほしい」と述べた。セガは現在、他社のゲーム機向けソフトを国内販売しており、ゲーム機もその流通網を活用できると考えているが、ソフトと異なり、修理など保守部門が必要になるため慎重に判断する。
新しいハードを作るわけではなく、海外で現在販売されている
復刻版のセガジェネシスフラッシュバック（日本Amazonでも輸入品が買える）を
日本で正式に販売する…という路線を考えているということ。
セガジェネシスフラッシュバックの仕様については、こちらの記事を参照頂きたい。
ニンテンドークラシックのように内蔵されているソフトもあるし
オリジナルのROMカセットも差し込んで使える仕様とのことで
この本体が国内でも正式に発売されれば、現在もかなりいる
メガドライバーとしては歓喜の報になる可能性も。
実際に販売がされるかどうかは、まだ決定はしていないが
往年のハードホルダーだったセガが久々にゲームハードを出せば大きな話題になることは間違いないだろう。
個人的にはSSかDCも復刻、もしくは互換機をメーカーで出して欲しいところだが…こちらは恐らく難しいだろう…。
メガドラのこの手のハードはブラジルで人気で10年ぐらい前から何度も出てたが、国内販売は無くって秋葉原で輸入販売はしてたけど今回は正式に国内販売をセガライセンス出すと言うことかね
ただ
前述のブラジル版とかもだけどメガドライバーが欲しいタイトルが余り入って無いといういつものオチがありそうな
因みにレンタヒーローはバトルゴルファー唯と同列に語るべきソフトでは無いと思うよ
ブラジルは任天堂の影が薄くて（今は撤退しているんでしたっけ？）
メガドライブ（ジェネシス）が売れまくっていたと聞いています。
今回の話は、セガジェネシスフラッシュバックをセガゲームズが輸入して
保守などもちゃんと行う新ハードとして発売するという計画ということでしょうね。
予め収録されているタイトルは85タイトルだそうですが、追加が出来たり
カセット資産も使えるので、ミニファミコンやミニスーファミとは違った魅力がありますね。
今回紹介したソフトは、自分でプレイした作品は無く、当時のユーズドゲーム（雑誌）で
メガドライブ特集だったかで知ったタイトルですね。レンタヒーローはドリキャスで続編もあったりしますが
記事内容を見る限り、いずれも任天堂では出せないような唯一無二のソフトだと感じました。
セガ臭と言ったら言葉は悪いかも知れませんが、間違いなくこれは尖ったセガのゲームだ…と感じるゲームでしたね。
今もメガドラもソフトも所有してるメガドライバーwだけどこのハードはHDMIで出力できるので値段次第では買うかもね。
後レンタヒーローとバトルゴルファー唯を同列にってコメントは“トガってる”例として挙げたのはなんとなくわかっててコメントしたんだけど、
ムーンウォーカーとレンタはトガってるだけじゃなくてゲームとして楽しいが(ムーンは許せない人もいるかもw)唯は単なるクソゲーなんだよね（有野課長もやってるから見ただけでわかると思う）。
尖ってかつ面白いゲームは他に沢山あるんでVCが終わってなければ色々紹介できたんだがなぁ。
もしチャンスがあればコミックスゾーンとかトージャム&アールとかエイリアンストームとかやってみて欲しい
メガドライバーは知り合いにも何人か居ます。共通するのは今でもソフトを集めて
そして実機でやることを目的とした、非常にアクティブなユーザーが多いということ。
知り合いの一人は、エリミネートダウンを2年ぐらい前に9万ほど出して買ってましたよｗ
今でも愛されているメガドライブは名機と断言して問題ないと思います。
今回挙げたソフトの尖ったの意味は、ダウ兄さんが感じていただいている通りですね。
それぞれの意味が若干違っていたというところですが、意図を汲んで頂きありがとうございます。
バトルゴルファー唯は、ユーゲーの紹介でみただけでものすごいインパクトだったんですよｗ
メガドライブもそのうちほしいと思っていたりもしますが、今回の復刻で少し考えたいところですねぇ。
任天堂機にはないような名作も多数あったと思いますので。
うるさがたメガドライバーで申し訳ない。
今日秋葉原でメガドラミニの発表有るみたいなんで行ってみる。
良さそうなら報告しますわ
いえいえ。いつもコメントありがとうございます。
自分の好きなハードについて色々と語りたくなる気持ちはよくわかりますし
管理人はメガドライブにはあまり触れたことがないので、面白い話があれば
是非色々と書き込んでいただきたいところです。
秋葉原ですとそういうイベントも行われるのですね。
新潟ではそんなイベントはまず行われませんｗ羨ましい限りです。
ブラジルは外で作ってきたものを輸入するとかなり高い関税がかかってしまうためにブラジル国内で作ることのできたメガドライブ以外にどうしても客が定着しなかったというのをどこかで聞いた覚えがありますね。
どうしても輸入関税で高くなってしまうと手軽さには程遠い値段になってしまいますし…そういう部分に目を付けて早い段階でブラジルに支店を作ってそこで生産するようにしたという戦略だったようで。
そうでした。関税の話は自分も聞いた覚えがあります。
任天堂は商売にならないと判断して撤退したんでしたっけね。
メガドライブはブラジルでバカ売れしていたのは、知っていましたが
色々と国によって問題点があるものですね。
ブラジルでの商売展開については、なかなか目ざとかったとも言えますが
その後が続かなかったのは、やはり問題でしたね。