現在、日本でゲームを買うとなると、大概は
家電量販店のゲームコーナー、或いはスーパーのゲームコーナー
あるいは、総合小売や通販など…大手の小売がほとんどである。
しかし、ファミコン世代の人は良くわかってもらえると思うが
その昔、PSぐらいまでの頃は、いわゆる個人経営や中小企業のゲーム小売店というのが
それなりの規模の街であれば、必ず複数店舗が存在していた。
街のゲーム屋さんとでもいうべき、それらの決して大きくない規模の
小売店は、ファミコンショップというざっくりとした名称の看板を
掲げて、様々なゲームを取り扱っていたのであった。
個人経営のみならず、様々なゲーム専門小売店は特にPSの頃まで全盛であったが
PS2ぐらいから、その個人経営店や小さな地方のゲームショップは次々と姿を消し
今では地方では、ゲーム専門小売などを見つけるのは至難の業となっている。
小さなゲーム小売が消えた背景には様々な要因があるが、それらを書き出すと
非常に長くなってしまうので、ここでは書かないが、その個人経営の店として
ゲームメディアなどにも露出があった、東京にある有名店が4月8日を以って
閉店になることが、小売の店主より発表されている。
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東京都葛西に店舗を構える『ゲームズマーヤ』が35年の歴史に幕。4月8日を以って閉店へ。理由は体調不良。
今では珍しい、完全個人経営のショップであり、ゲーム業界で一定の存在感をもっていた
『ゲームズマーヤ』が閉店することがショップの公式ブログにて明かされた。
秋谷夫妻による個人経営のお店で、マーヤおばさんの愛称で親しまれた店長の人柄と
広い人脈から、ニンテンドードリームやファミ通などにもコラムを寄稿していたこともある
業界の老舗が遂に閉店する。理由などは、以下にブログエントリーを引用。
昨年8月に倒れて以来、ジム、病院等々、通ったり
相談したりしてきたのですが、原因、治療法も不明
挙句の果てには病院の方から、「一度ゆっくり休んで
下さい」と言われ続ける事6ヶ月。
そんなに事態は深刻?と私も真剣に今後の事を考え
4/8(日)で「ゲームズマーヤ閉店」を
決めました。
葛西の地で35年余り、本当にお世話になりました。
大変な事もありましたが、今はいい思い出
楽しかった事だけが浮かんできます。
有難うございました。
4/8(日)まで休日を抜くとあと22日
全力で頑張りますので、
わたしのラストランを見守って下さい。
というわけで、唐突に発表された閉店告知は業界にも衝撃的なニュースとなったようで
幾つかのゲームなどを扱うニュースメディアが、このゲームズマーヤの閉店について取り上げ記事にしているようだ。
以下、ねとらぼからの引用。
東京都葛西のゲームショップ「ゲームズマーヤ」が、4月8日で閉店することを公式ブログで発表しました。理由は店長の体調不良。知る人ぞ知る名店が35年の歴史に幕を閉じるとあって、Twitterには惜しむ声が寄せられています。
同店は社長と店長の夫妻で切り盛りする個人店。新作ゲームの体験会や試遊会を積極的に行っており、イベントの際にはゲーム開発者が来場するなど、ゲーム業界でも一目置かれる存在でした。また、店長はゲーム専門誌「ニンテンドードリーム」へ120回以上に渡るコラムを寄稿し、小売店の視点から業界への意見を発信しています。
東京都葛西という立地の良さから、数々のゲーム開発者なども訪れていたゲームズマーヤ。
35年前の1983年と言えば、ちょうどファミコンが発売した年であり
日本でのCSハードの黎明期から、このゲームズマーヤは経営を行っていたということ。
年季が違う歴史を持ったゲームズマーヤが遂に閉店となると、色々と想う人も多いのではないだろうか。
体調不良で仕方がないところはあるが、正直閉店の理由には、やはりゲーム自体の
売上も芳しくないところがあったのではないかとも邪推してしまう。
特に昨年は、スイッチの好調を横目に、PSの展開について何度か嘆くようなエントリーも書いていた。
【続・無慈悲な結果】有名ゲームショップ店長「任天堂の商談会がすごくてぐったり疲れました」一方SIE商談会には言及なし…。
もっとも、35年も経営をしていれば、少なくともマーヤ氏は60を超えているのは
間違いないと思われるので、ブログで書いたとおり、体調不良が最たる理由なのは疑いようのないことだろう。
とりあえずは、原因不明の体調不良をゆっくり治してほしいところ。35年間お疲れ様でした。
何はともあれゲームショップ、それも専門店が無くなるのは寂しいですね
うちの町でもゲオとドラマってのが閉店、新品は家電量販店、中古はブックオフというありふれた光景になってしまいました
マーヤさん、有名店になったことであれこれ言われて大変だったろうとも思いますが、ご自愛のほど、と
ゲーム小売の個人営業店舗としては、まず間違いなく日本で1番有名な店舗でしたからね。
昔は、街を歩くとファミコンショップの看板がたくさんありました。
しかし、その光景ももう遠い昔のものとなりつつあります。あの頃の活気が戻ってくることは…もうないですかね。やはり。寂しいですが。
マーヤさんも、35年間走り続けてきたわけなので、そろそろ身体を第一に考えてもらいたいですね。
電車で3駅だから葛西に用事がある時についでで結構行ったことあるけど、買い物はあまりしなかったなぁ。
駅前にgeoとbookOFFのデカい店も在ったし、新品もgeoが安かったし中古も品揃えもbookoffの方がよかったし、そことは戦えんかったんだろうね。
東京で3駅だとかなり地元ということですかね。
残念ながら、管理人は東京などはここ数年行っておりませんが
お店がいっぱいあるイメージですからね。その激戦区でよく35年もやったというところがすごいのでしょうね。
個人経営店が無くなるのはやはり残念ではありますが。
自分の町も引っ越ししてきた時は、7つくらいあったゲームショップも今は0。
辛うじて古本市場があるくらいだが、あそこはゲームなのか本なのか・・・。
パズドラ流行る頃には滅んでたし、強いところが勝つ弱肉強食の世界ってだけかな・・・。
あ、ゲオとブックオフあるけど・・・。全く無関心すぎて忘れてた・・・。
ブックオフ徒歩1分なのに。
まあ、ゲーム専門店は無いっってことかな・・・。
ああ、駿河屋もあるのか・・・・。1号店が。
って、住処わかったか・・・。
街のゲーム屋さんは昔はたくさんありましたね。
誰でも分かるように、様々なゲームを扱っていても
どこもかしこも、ファミコンショップを名乗っているのが印象的でした。
PSの中期ぐらい…ちょうどデジキューブがコンビニでゲーム販売を初めた頃かな?
徐々に徐々に小さい店舗は無くなっていき、いつの間にか絶滅危惧種になっていた…
というのは、そこそこの地方都市に住んでいる人は誰しも経験しているのではないでしょうか。
このマーヤ氏は、当時のPSの小売に出した注文について、ぶっちゃけておりますが
当時の状況を知るものからすれば、まぁそうだったんだろうな…と得心がいった話でありました。
ゲーム屋ならミノスケってとこにめっちゃお世話になりました。
兄ちゃんと仲良くなって、フライングで手に入れまくりでしたね。早かったら二日前だったし。(ポケモンは流石に無理)
予約無くても確保してくれてた時もあったし、色んな特典とかもくれたな・・・。
その街引っ越しする時名残惜しかったけど、すぐに潰れて悲しかったな・・・。
今はフライングやると、その小売がメーカーだったから怒られるのではなかったでしょうか?
昔はそういった意味でもおおらかではありましたよね。個人商店ですと顔なじみになると
色々と融通を利かせてくれた…なんて逸話は結構目にしますね。
今の、複合型のショップではまず無理な話というものです。
まあ、15年以上昔ですしね・・・。
もちろんレシートは出ないし、全員ってわけじゃない。数人のみ。超極秘裏で、です。
今はねぇ・・・・、なんともね・・・。コンビニありきだし、まあ、何ともっすわ。
便利な半面、個人商店とか中小企業は無理な世の中ですから。これでいいんかな??とは、思います。
ファミコンショップの時代は、街に普通にあるショップでありながら
どこかアングラな雰囲気を漂わせている店舗も多かったですね。
私の地元でも、PS中古がまだ裁判されていない頃に扱われている店があったり
何やら暗い雰囲気で、怪しげな海賊版みたいなソフトを売っていたところもあったようですし。
あの時代の空気は、今の時代で見ることは二度と出来ないのでしょうね。